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Channel: 我が家の地球防衛艦隊
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宇宙戦艦ヤマト2205の世界を妄想してみる。

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さてさて、火星沖シリーズの完結以降、文章を書くのをずっとサボっていましたので、そろそろブログの方も復活していこうかと思います。
まずは一つ、久しぶりに艦艇の設定妄想でも・・・・・・と思いましたが、さっぱりネタが浮かばないので(ゴメンなさい)、来年秋頃の公開が予告されている新シリーズ『宇宙戦艦ヤマト2205 新たなる旅立ち』について、思いついた事を書いていこうと思います。
もちろん、まだタイトルやスタッフくらいしか発表されていない時期ですので、タイトルから想像した単なる思いつきですがwww
ではでは、最初に2202のラストを思い出すところから始めましょうか。

①エンディング時の劇中時間は2203年末頃。
②ヤマトは2202の開始時(第一次近代改装後)の姿で修復済み。
③時間断層は消滅。
④時間断層消滅までに、乗員が確保できないくらいの艦(D級が主?)が完成済み。
⑤未だ民主派が政権を握るガミラス本星と地球は同盟関係を維持。
⑥デスラー体制復活派は民主派政権から離脱、デスラーと行動を共にしている。
⑦復活派と地球の関係は敵対的なものではないが、公式な同盟や友好関係を結ぶには至っていない。

⑤~⑦についてはかなり想像を含んでいますが、それほど無理のない想像だと思います。
2205の副題は『新たなる旅立ち』なので、そのストーリーラインがオリジナル版『新たなる旅立ち』をなぞるのだとすれば、ヤマトは2205年に再びイスカンダルへと向かうことになるのでしょう。
で、そのイスカンダルの隣のガミラス星ですが、未だ民主派政権下のままという可能性が高いように思いますが、いかがでしょうか。
さすがに本編での描写のない空白期間にデスラーが返り咲きましたと言われても、すんなりとは納得できませんよね(^^;)
ただ、民主派とデスラー体制派が内戦を行っている可能性はあるでしょう。
まぁ、どちらの勢力も“悪く”はないので、両派が熾烈に戦うよりも精々小競り合いや冷戦のような微妙な関係性を維持している気がしますが。
ただ、内戦の有無はともかく、少なくとも分裂によって、総体としてのガミラスは弱体化しており、そこに暗黒星団帝国(デザリアム帝国)につけ込まれる隙も生まれてきます。
ですが同時に、暗黒星団帝国という共通の敵手が登場することで、両派の統合が一気に進むという展開もあり得る訳ですね。



そして、我らがヤマトですが、オリジナル版と同じくイスカンダル救援に向かう場合、一つ大きな問題があります。
地球からイスカンダルまでの距離と時間です。
2199では、ヤマトは166日を要してイスカンダルに辿り着きました。
ただ、2199でのヤマトの航海は全く未知の航路を開拓しながらのものであり、戦闘や修理、迂回等によるタイムロスが多々ありました。
そうしたタイムロスがなく、既に航路も開拓済み(しかもガミラスから航路支援を受けられる可能性が高い)、更に亜空間ゲートも修復済みであれば、166日の公開期間を大きく短縮することもできるでしょう。
ただ、それでも日数を半分――2~3ヵ月――にできれば御の字でしょうか。
そしてその期間では、イスカンダルなりガミラス本星の危機を知らされてから太陽系を出立するのでは間に合わない(着いた時には全てが終わっている)可能性が大いにありえます。
オリジナル版の『新たなる旅立ち』はこの点を思い切り無視して、ほぼ一瞬で(笑)イスカンダルに到着してしまうのですが、PSゲーム版ではあれこれと趣向を凝らしてこの問題を解決していました。
2205でも同様に、この問題を解決する“仕掛け”が必要になってくると思います。
とは言え、さすがにスーパーチャージャーによる連続ワープということはないでしょう。
それをやるのは更に後の『永遠に』でしょうからw

一つ思いつくのは、野球の盗塁のように予め『リード』しておくことですね。
何らか理由をつけて、至急報が届く前にヤマトが既にイスカンダルへ向かっている状況を構築してやればいいんじゃないかと。
その為の理由というか手段として、ヤマトを『練習艦』にしてしまうというのはどうでしょうか?
ヤマトを練習艦にしてしまえば、オリジナル版『新たなる』のストーリーをなぞる上でも幾つか有利な点があると思います。

1)練習航海や親善訪問という名目で、イスカンダルから至急報が届く前にヤマトを発進させられる。
2)練習艦という事であれば、大量の新人を受け入れるのも自然。
3)正規の戦闘艦から練習艦への『格落ち』を演出することで、古代を指揮官に就けやすくなる。

まず1)についてですが、現在の海上自衛隊にも複数の練習艦による練習艦隊という存在があり、訓練と親善を目的に世界各地に遠洋練習航海を行っています。
同様に『練習艦ヤマト』が親善と訓練を目的としてイスカンダルやガミラス本星への航海に出るのは、ごくごく自然な展開でしょう。
で、そしてその途上、イスカンダルなりガミラス本星なりから危機が伝えられ、ヤマトの航海は一変。
ガミラスが掌握しているイスカンダル(ガミラス本星)―地球間の航路上であれば、地球とのリアルタイム通信も可能(2199のガミラスは、本星と冥王星基地がリアルタイム通信していました)でしょうから、急な命令変更にも十分対応できるでしょう。
そしてその通信の中で、ヤマトを練習艦から正規の戦闘艦に復帰させると共に、イスカンダルへの急行命令が伝えられます。
更に「ガミラス軍との協同行動を考えれば、ヤマト艦長には少なくとも佐官級の階級が必要でしょう」などと芹沢さんが重々しく言って、一尉のまま留め置かれてた古代を三佐か二佐に臨時昇進させるなどの展開があれば、私は非常に燃えますw
そしてめでたく『宇宙戦艦』に復帰したヤマトは勇躍イスカンダルへと急行し、嘗ての仇敵デスラーとも共闘しながら、その危機に敢然と立ち向かっていくのです!!www



尚、ヤマトというか地球がマゼラン銀河まで出かけていって戦闘行動を行う法的正当性としては、2202でのガミラスとの同盟が効いてくると思います。
普通、軍事同盟は双務的であるのが一般的ですし、僅か数年前にガミラスは地球の為に自らの蒼い血を流していますから。
なので、ヤマトの軍事介入は公には『ガミラスとの同盟に基づき』となるのかもしれません。
一応、地球とイスカンダルにも『地球―イスカンダル和親条約』に依る外交関係がありましたが、あれは地球側の都合で一方的に反故というか、無かったことにしてしまっているので、さすがに軍事介入にあたっての根拠にする訳にはいかんでしょうw

さて、妄想が止まらなくなってすっかり長くなってしまいましたが、続いては2)です。
改めて考えてみると、2205年の地球において、ヤマトは非常に練習艦向きの艦だと思います。
2202の後半で大量産されたD級は無人化・自動化が徹底され過ぎていて、逆に兵員が実際に操作しなければならない機器なんて殆どないんじゃないかと(つまり、新人にとっては全く練習にならない)。
その点、熟練した乗員が扱うことで高い能力を発揮可能な(それだけ乗員の能力に依存した装備や機器が多い)ヤマトは、戦闘艦としては中途半端に旧式化していると言えなくもないですが、新人に基礎から宇宙艦艇乗員としてのイロハを教え込む練習艦としては丁度良いと思います。
更に、約1000名の乗員を長期間、無理なく乗艦可能というキャパシティーの大きさは、無人化・省力化の申し子とも言うべき新鋭艦たちにはない特徴と言えるでしょう。
それだけ沢山の訓練生を受け入れることができるということですから。
オリジナル版では113名の新人を受け入れていますが、2205では更にその数倍の新人を受け入れそうな気がします。

そして3)。
本来、軍隊の背骨とも言える人員を養成する訓練艦は非常に重要で、その艦長が軽んじられることも普通はありえません。
しかし少し露悪的に想像すると、2202での波動砲絶対至上主義みたいな偏った思想が蔓延った組織(しかも、経験豊富な物の見える上級者は少なく、薄っぺらいエリートが幅を利かせそうな組織)においては、訓練艦のような支援艦は戦闘艦に比べて一段低く見る時代錯誤の風潮があるかもしれません。
で、2202において古代は波動砲艦隊構想に異を唱え、結果的に時間断層を失わせる原因にもなった訳ですから、そうした偏った思考を行う一部の者たちから目をつけられている可能性があります。
ただ、そうした視野の狭い連中にとっては、古代を艦長や艦長代理として指揮官職に就けるのであれば、正規の戦闘艦よりも支援艦である練習艦の方がまだ受け入れやすいかもしれません。
そうした処置を、藤堂さんなら温情で、芹沢さんなら人事的なカラクリとして行う気がします。
諸々の思惑や手法はともかく、防衛艦隊の(特に人員面での)強化にはヤマトが必要であり、その指揮は古代が執るのが最善という判断は、この二人に共通していそうですから。

おっ、久しぶりと言いながら、気がつけば随分と長々と書いてしまいました。
しかも書いてることは予想なのか願望なのか妄想なのかも分からないシロモノになってるし(^^;)
まぁ、リハビリ半分の駄文という事で、御容赦下さいませm(__)m

次は年内か新年になるか分かりませんけど、2205の地球防衛艦隊が何を目指すのかについて書いてみたいと思います。

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