いよいよ第一章劇場公開の最終日となりましたが、皆さんはご覧になられましたでしょうか?
私は特別上映と公開初日をなんばパークスで観た後、今週水曜に大阪駅のステーションシネマでもう一回観てきました(^o^)
ステーションシネマにも新しい1/1000アンドロメダが飾ってありまして、歴戦の艦らしく強めに汚しを施されたなんばパークスの展示品とは対照的に、こちらは新鋭艦らしい綺麗さで仕上げてあったのが印象的でしたね。
↑集中して写真を撮ったら、バッチリ自分が写りこんでたw
それと、昨日から第一章のamazon限定版BD/DVDに付属するドラマCDのお試し版がニコニコ動画で公開されています。
なにこれ面白いw
そしてキーマン、存外性格悪いw
しかも完全ギャグに見せて、『本国にも明かせぬ事情』とか、微妙に痒いところもくすぐってくれますねw
でも、もう劇場でBD買ったし・・・・・・( ̄Д ̄;;
【Amazon.co.jp限定】 宇宙戦艦ヤマト2202 愛の戦士たち 1 (福井晴敏(シリーズ構成・脚本)書き下ろしドラマCD付) [Blu-ray]バンダイビジュアルバンダイビジュアル
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さてさて、気を取り直してここからが本題ですw
2202の資料(パンフレット・シナリオ集・外伝小説)を読むと、『軍産複合体』というワードがあちらこちらに登場します。
シリーズ構成を担当されている福井氏のインタビューやコメントを読んでも、2202年の地球の内政・外交・国防方針にこの『軍産複合体』が大きな影響力を有しているのは間違いなさそうです。
さて、一般情報として『軍産複合体』をwikiで引いてみると『軍需産業を中心とした私企業と軍隊、および政府機関が形成する政治的・経済的・軍事的な勢力の連合体を示す概念』とあります。
ちなみに、私がこの手の言葉に慣れ親しんだのは、もうかれこれ25年くらい前、中高生時分に落合信彦氏の作品を読んだ頃でした。
それくらいの年頃って、何かとこうした陰謀論に傾倒しやすいものですしねw
日常的に新聞やニュースを見ている人なら理解容易でそれなりに妥当性もある概念ですし、小説や映画、ゲームでも便利なアイテムとしてよく使われていますから、2202に『軍産複合体』というワードが登場しても、特に突飛な印象は覚えないと思います。
今のところ、2202世界の軍産複合体を構成するメンバーの一部として描かれているのは、地球防衛司令部で第八浮遊大陸奪還作戦時にオブザーバーとして立ち会っていた四人でしょう。
軍産複合体の『軍』を為す人物として芹沢を挙げても良いかもしれませんが、ここでは一先ず置いておきます。
さて、その四人は地球人二人、ガミラス人二人の構成でした。
スーツ姿ですし、シナリオ集には『軍需産業のオブザーバー』とあるので、政治家よりも企業家の可能性が高そうな気がします。
ちなみに、帝政国家のガミラスにおいても、企業がちゃんと存在していることがゲルバデス級の設定公開時に明らかにされています。
この四人は、司令部の最高指揮官である藤堂さんと芹沢の直近に立っていますが、遠慮も恐縮の様子も皆無です。
それどころか、藤堂さんに傲然と皮肉めいた言葉まで浴びせています。
更に言えば、そんな無礼を咎める者も司令部内に存在しませんでした。
そうした点からすると、藤堂さんは司令部で孤立しているか、完全にお飾りのような立場か、オブザーバーたちが他からの干渉を一切許さないほど圧倒的な権威を有しているか、いずれかと思われます。
権威と言えば、第二話のシーンも気になりました。
この四人組はアンドロメダ級の進宙式で、来賓席の最上段に座っています。
そこは、ガミラス帝国の地球大使バレルと藤堂さん、芹沢よりも一段上の席です。
ちなみに、四人組の座っている列の一番右側には南部康造(南部のお父さん)らしき人物も見えますね。
その点からすると、この列に座っているのはアンドロメダ級の建造に大きな役割を果たしている企業家や政治家で占められているのでしょう。
何にしても、彼らが地球連邦の公式式典において、ガミラス帝国の代表にして公使たるバレルより上座に座っている(上位に置かれている)ことが重要に思えます。
一度、防衛司令部内のシーンに話を戻しますが、あの時、司令部内にはガミラス軍人の姿はありませんでした(少なくとも映像では確認できませんでした)。
第八浮遊大陸奪還作戦は二国の共同軍事作戦としてはかなり大規模なものと思いますので、ガミラス軍司令部から連絡将校が派遣されていてもおかしくないのですが。
地球の防衛司令部が指揮権を一切発揮せず観戦のみに徹するなら、連絡将校がいなくても支障はないと思いますが、この司令部は作戦中も『後退させろ』『プランA発動!』『許可しろ』など、指揮権を思う存分発揮しています。
また、これは本編にはなくシナリオ集にのみある描写ですが、奪還作戦に参加しているガミラス艦隊指揮官はアンドロメダの存在を知らなかったようです。
しかも、アンドロメダの出現後、ガミラス艦隊から地球側にクレームが入れられた様子もありません。
二国間の共同作戦で、自軍が大損害を受けた後に、何の事前通告もなく登場した同盟軍の秘密兵器が戦果をさらっていったら、普通は大激怒するでしょう。
そうした状況から、『2202の地球は、公の存在としてのガミラス政府やガミラス軍よりも、地球とガミラスそれぞれの政・官・財の一部が特定の思惑に基づき結託した軍産複合体に重きを置いている』という状況が透けて見えます。
また、第一話のガミラス軍の態度と第二話のバレルの言動を見ていると、ガミラス側もそうした地球の動きと、地球と結託している一部のガミラス人たちの動きを強く掣肘できない事情がありそうです。
ちなみに、シナリオ集には本編では採用されなかった雪のセリフとして以下のようなものがありました。
『地球は自分たちの力を示したくて、ガミラスはそんな地球を利用している』
独自の強力な軍事力を構築し、早期に独立独歩を達成したい地球と、そうした地球を利用しようとしているガミラス――その構図は劇中からも十分に伝わってくるのですが、ここでの“ガミラス”は軍産複合体に参画している方のガミラス人たちと考えるべきかもしれませんね(もちろん断定はできませんが)。
デスラー体制崩壊後のガミラスは『国が乱れている』と藤堂さんの台詞でもありますし、外伝小説でも『反ガミラス統治破壊解放軍』なる存在が語られています。
なんとなく、ガミラス体制が崩壊すれば、ユリーシャの存在もあって民主化や共和国化が進むかと思っていましたが、事はそう単純ではないのかもしれませんね。
『帝国』という名称も存続していますし、新たに配備された武器に『臣民』なんて言葉が使われているくらいですから、未だ独裁的な国家指導体制が継続しているのかもしれません。
あるいは、ヒスたち新たな国家指導部がより穏健な国家体制への刷新を図ろうとしても、“一等臣民”“支配階級”という立場に慣れた国民が“世論”としてそれを許さない可能性もある気がします。
もっと酷い想像をすると、これまでの支配領域民(二等臣民)も全て平等の“市民”とし、保護国の完全独立すら許した理想主義的政策が一等臣民から総スカンを喰らい、ヒスを首班とした革新政権は早々に転覆、その後、劣化デスラーみたいな扇動政治家が体制を引き継いで、デスラー時代以上に保護国・属国への締め付けを強めている・・・・・・とかだったらイヤだな(^_^;)
でも、『持てる者』から既得権益を取り上げるのがどれほど難しいか、『市民』『国民』といった存在が、こと自らの利益に関しては、恐ろしいほど近視眼的で愚鈍になり得る事を、近年の日本や世界政治は証明し続けていますから、こうした展開もあながち有り得ないことではないかも?(毎度申し上げますが、私の勘は当たらないことで有名ですw)
ま、そんな極端な想像はさておき、2202のガミラスは混乱の結果、国内に強力な指導力を発揮できず、軍や産業界を統制しきれない(勝手な振る舞いを許容せざるをえない)という状況はあり得るかもしれません。
そんな勝手をしている連中が身の丈以上の軍事力増強を図る地球にテコ入れし、先端技術や物資供与はもちろん、ガミラス国内では様々な禁忌や政治的・予算的制約から開発できないような新兵器の開発にも協力していたりとか・・・・・・。
地球の地下深くの秘密工場で、アンドロメダ級を筆頭に大量の新造艦艇を凄いペースで建造していたのが、ガミラス謹製の最新自動工作機械群と大量の工作用ガミロイドだったとしても、驚きません(もちろん実際はコスモリバースによる何らかの作用なんでしょうけど)。
ガミラスの軍需企業にとって、現在の地球からのオーダーなんて金額的にはたかが知れているでしょうが、地球が嘗てのガミラスのように覇権主義的(帝国主義的)傾向を強め、各地で武力衝突が頻発すれば、同盟国であるガミラスもそれに引っ張られる可能性は高く、その対応を目的として、ガミラス軍がデスラー時代と同様の軍拡を果たしてくれれば最終的には万々歳です。
逆に地球にとっては、ガミラスから最先端の軍事技術が次々に流れ込んで、場合によってはガミラス軍ですら有していない(禁忌故に有することができない)特殊兵器すら装備体系に組み込むことができるのですから、何の文句もありません。
もちろん地球も、自分たちをダシにしようとしているガミラス軍需企業群の狙いには薄々気がついているでしょうが、問題が致命的なレベルで顕在化するのはかなり先ですから、政府・軍レベルでは、それまではガミラスの武器商人たちの策に乗ってやろうという気になっちゃうかもしれませんね。
もちろん、地球の産業界も地球規模の軍拡に一枚噛めるのであれば、文句がある筈もありません。
ガミラス企業との合弁や協力関係の構築に成功した地球企業と失敗した企業の格差が生じる可能性はありますが、地球の軍拡路線は基本的に地球の産業界にとっても朗報の筈です。
なんか・・・・・・今日は一段と想像の飛躍が過ぎるなぁ(^_^;)
でも、たぶん殆どは外れだな、うん。
ま、昔から当てることを目的に記事を書いている訳ではないので、想像好きの戯言だと思ってお付き合いいだだけましたら幸いです(^o^)
尚、沢山のコメントを頂戴しておきながら、相変わらず全く御返事ができておらず、申し訳ございませんm(__)m
今現在のコメント欄は、瞬間最大風速みたいな特殊な状況だと思っていますので、もう少し御猶予を賜りたく存じますm(__)m
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スーツ姿ですし、シナリオ集には『軍需産業のオブザーバー』とあるので、政治家よりも企業家の可能性が高そうな気がします。
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更に言えば、そんな無礼を咎める者も司令部内に存在しませんでした。
そうした点からすると、藤堂さんは司令部で孤立しているか、完全にお飾りのような立場か、オブザーバーたちが他からの干渉を一切許さないほど圧倒的な権威を有しているか、いずれかと思われます。
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その点からすると、この列に座っているのはアンドロメダ級の建造に大きな役割を果たしている企業家や政治家で占められているのでしょう。
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デスラー体制崩壊後のガミラスは『国が乱れている』と藤堂さんの台詞でもありますし、外伝小説でも『反ガミラス統治破壊解放軍』なる存在が語られています。
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もちろん地球も、自分たちをダシにしようとしているガミラス軍需企業群の狙いには薄々気がついているでしょうが、問題が致命的なレベルで顕在化するのはかなり先ですから、政府・軍レベルでは、それまではガミラスの武器商人たちの策に乗ってやろうという気になっちゃうかもしれませんね。
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