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拡散波動砲と重力子スプレッド(宇宙戦艦ヤマト2202)

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今日の記事はいつもに増して想像と飛躍が過ぎますので、そんないい加減な言説で楽しみにしている作品に変な予断を持ちたくない、という方は今からでもお引き返し下さいm(__)m
ま、後で大外れを一緒に笑ってやるくらいのユルいお気持ちでどうかお付き合い下さいませ(^o^)

さてさて、2202第一章より登場した拡散波動砲ですが、第二章では使用されることはありませんでした。
しかし、第二章から登場したドレッドノート級前衛航宙艦に関連して、会報誌や関係紙に幾つかの新しい情報が開示されています。
その中でも今のところ一番詳しいのは、先日発売された1/1000キットの取説内インストでしょう。

それによると『(D級の波動砲は)一門のみではあるが二つの薬室が直列に設置されており、(拡散波動砲)発射時に右旋波/左旋波の波動エネルギーを直列に射出』とあります。
この文章を多少想像で補うと、二つの薬室からそれぞれ右旋波/左旋波の(つまりは旋波の異なる)波動エネルギーが発射されるということなのでしょう。
ただ、『波動エネルギーを直列に射出する』という状態についても、もう一つはっきりとしたイメージを描くことができません。
“直列”という説明からすると、二つの薬室(前方/後方)は繋がっていて、更にその先の発射口まで同一の流路で繋がっている気がします。
もしその反対に、前方薬室と後方薬室が繋がっておらず、流路も個別に存在するならば、『並列に設置されている』という表現になると思いますので。
では、『後方薬室』―『前方薬室』―『発射口』が直列に配置・接続されているとした場合、拡散波動発射時の状態はどのようなものでしょう?
考えられる状態としては

1)前方薬室から右もしくは左旋波の波動エネルギーが射出され、同時もしくは僅かな時間差で後方薬室からも逆の旋波の波動エネルギーが放たれる。後方薬室からの波動エネルギーは空っぽになった前方薬室を通り抜け、前方薬室から放たれた波動エネルギーを追う。
2)後方薬室から先に右もしくは左旋波の波動エネルギーが射出され、そのエネルギーが前方薬室内の逆旋波の波動エネルギーと接触、一体のエネルギーとなって前方薬室から射出される。
3)途中までは2)と同じだが、二つのエネルギーは一体とはならず、後方エネルギーが前方エネルギーを押し出すようにして一緒に射出される。

基本的に以上のどれかだと思いますが、1)と3)は前方と後方それぞれの薬室から発射されるタイムラグによっては殆ど同じになりますね。
更に、そうして発射された波動エネルギーはスプリッター(エネルギー噴流分割整流板)によって旋波分流され――って、書いておきながら、ますますさっぱりイメージが湧きませんw
多分、分流されて二本に分かれたエネルギー流は、アンドロメダの拡散波動砲と同じような軌跡を経て最後に衝突、拡散反応を起こすのだと思いますが。



これに対して“収束”射撃時はシンプルです。
“収束”射撃時には一つの薬室のみを用いて前方へ右回転(これが右旋波なのか左旋波なのかは明記されていませんが)の波動エネルギーを射出するとあるので、『拡散波動砲』の成立要件が右旋波と左旋波という種類の異なる波動エネルギーであることは間違いなさそうです。
この時、スプリッターが格納(収納)される等の設定がなければ、片方の旋波だけではたとえ分流されても拡散波動砲エネルギー足りえないということなのでしょう。
もっとも、D級の波動砲発射システムはヤマトともアンドロメダのものとも異なる独自のシステムとあるので、注意が必要ですが。

そこまで考えたところで、ヤマトとアンドロメダそれぞれの波動砲発射シーンを改めて見返してみることにしました。
ここまでの想像通りなら、ヤマトの波動砲ビームは右回り(時計回り)、アンドロメダのは右回りと左回りの二本のビームである筈です。
まずヤマトは2199第18話『昏き光を越えて』で確認しました。
この時が波動砲ビームを一番見やすかったので。
確かに・・・・・・艦から見て右回転(時計回り)しているように見えます。
で、妄想への確信を更に深めつつ、続いて2202第一章のアンドロメダを。
私の妄想通りなら、アンドロメダから発射された二条の波動砲ビームは右と左、別々の方向に回転しているはず――って、あれ?どっちも同じ右回転に見えるなぁ・・・・・・。

どうやらあっという間に玉砕してしまったようですw
とはいえ(アンドロメダ級はともかく)少なくともD級において、右旋波と左旋波の波動エネルギーが拡散波動砲の成立要件の一つではあるのは間違いないでしょう。

ところで、『拡散』についてですが、以前も記事にしました通り、2202ではオリジナル版のように一本の波動砲ビームが細かく分散(その分、一本一本の拡散ビームは細くなる)しているのではなく、元のビームから殆ど変らない太さで“拡散”していると説明されています。
つまり、“拡散”時点でエネルギー量が爆発的に増大/増幅しているという事ですから、D級の場合は旋回方向の異なるエネルギーをぶつけることで、そうした爆発的反応が発生するのかもしれません(個人的には余剰次元の二次爆縮とでも呼びたいです)。



あちこに話が飛んで恐縮ですが、ちょっと引っかかっている所にアンドロメダ級とドレッドノート級の取説表現の違いがあります。
アンドロメダではヤマトのような一条での波動砲射撃を『集中射撃』、ドレッドノート級では『収束射撃』と表現しています。
オリジナル版、特にゲーム版に思い入れのある人ならば、ヤマトのような波動砲は『収束型』と呼ぶのに慣れていますよね。
1/1000アンドロメダが発売された際に取説インストを見て「2202では収束射撃を“集中射撃”と呼ぶんだ」と思っていたところに、D級のインストで“収束”という言葉が復活していたので、あれ?っと思ったわけです。
あえてうがった見方をして、この『集中射撃』と『収束射撃』は別物と考えると面白いんじゃないかと思った次第です。
より具体的には、収束射撃はヤマトのような非拡散型の波動砲、そして集中射撃は、一度拡散反応を起こして増大/増幅したエネルギーを再度一つに集中して放つ射撃なんじゃないかと。
そして、そのエネルギーの再集中を司るアイテムが重量子スプレッドではないか?と思った次第です。
重力子スプレッドは2202第二章第5話のヤマト追撃戦時に使用されましたが、その際の威力エフェクトは“超重力で空間を押し潰す”的な印象だったので、拡散波動砲の拡散点でそれを用いれば、増幅したエネルギーの再集中が可能なんじゃないかと思いました。
同じ“非”拡散型とはいえ、ヤマトやD級の収束射撃とはそれこそケタ違いのエネルギー量となるので、威力は強烈極まりないと思います。

この重力子スプレッドについては、もう一つ別の可能性も考えているのですが文章が長くなりすぎましたので、今日のところはここまでとしておきます(^o^)

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