11日発売と聞いていましたが、早いところでは木曜や金曜日くらいから店頭に並んでいたみたいです。
映像本編は完結して久しいですが、コミック版の方は堅実に連載を継続しておられますね。
それが可能なのは、やはりコミック版独自の本編解釈と再構築のエッセンスが読者の支持を得ているからだと思います。
この7巻では、UX-01の攻撃の意味が本編よりも更に積極的なもの――勢子(せこ)としての役割が強まる展開となっています。
正直、本編13話のUX-01の襲撃はやや唐突感が大きかったので、個人的には納得できる改変でした。
また、本編では使用されなかった100式空偵の垂直尾翼内側のバルジの設定が活かされ、亜空間ソノブイが搭載されていました。
こうした未使用の設定の活用はメカフェチとしてはとても嬉しいです(^o^)
あと、やはり本巻の一番重要な(大事な)ポイントは島と山崎さん、徳川さんの関係性でしょうか。
アニメ本編では孫が可愛くて仕方のない好々爺の印象が強かった徳川さんが、頑固親父ぶりをしっかりと魅せてくれます。
また、本編ではあっさりと和解した感のあった島と山崎さんの関係再構築のプロセスがコミック版ではじっくり描かれています。
本編エピソードを一部端折っても、本編では消化不良気味に思えた部分を補うという手法は、ファンに受け入れられるかどうかも含めて非常にリスキーだったと思いますが、それらの改変にも著者さんのヤマトに対する強い誠意と敬意が感じられ、今のところ多くのファンに支持されているように思います。
現在、7巻まで進んでデスラー暗殺ですので、本編では15話くらいのところでしょうか。
このままのペースで順調に連載が進めば、完結は再来年くらい、ちょうど2199続編が開始される頃くらいになるかもしれませんね。
宇宙戦艦ヤマト2199 (7) (カドカワコミックス・エース)西崎 義展,結城 信輝,宇宙戦艦ヤマト2199製作委員会KADOKAWA/角川書店宇宙戦艦ヤマト2199(7) (角川コミックス・エース)西崎 義展,結城 信輝,宇宙戦艦ヤマト2199製作委員会KADOKAWA / 角川書店
続編と言えば、次の情報はヤマトクループレミアム会報誌か小林誠さんのハイパーウェポン2015と思いますが、次の会報誌(Vol.12)の配布は今月末か来月かというところでしょうか。
ハイパーウェポンも10月発売と聞いていましたが、10月を10日を過ぎても具体的な販売告知がないので来月くらいまでずれ込んでしまうのかもしれませんね。
小林誠さんのツイッターを見ていると『玉盛アンドロメダはラフが月末アップ』とか『ガトラン地上部隊をデジタルモデリング』なんて呟きがあって、ワクワクしてきます。
ただ、小林さんは復活篇にもたずさわれているようですし、御本人の作品集である『飛ぶ理由』の製作もされているので、“アンドロメダ”といってもそれが2199続編とは断定できないんですけどね。
特に、ハイパーウェポンの新しい企画で「アンドロメダ量産計画」というのを進めておられるようなので、先ほどの『玉盛アンドロメダ』も2199続編ではなく、こちらの企画用なのかもしれません。
あと、復活篇の続編もちゃんと進んでいて、こちらにはDC版でチラッと登場したムサシがしっかりと活躍してくれそうです(ただ、艦名は変わるような事も仰ってますが・・・・・・)。
で、なんでこのムサシが復活篇用のネタだと確信できるかと言えば、小林さんのツイートに『復活篇の続編でムサシ(できればイラストだけあった三番艦も)の活躍が見たいです』とコメントしたところ、この→『(^_^ゝ』顔文字で御返事があったものですからw
以前、別のネタで私が作品を勘違いしてコメントをしたところ『作品が違います』とも小林さんからお返事をいただいたこともあるので、これは間違いないかと(^_^;)
さてさて、話は変わりますが、この三連休に二隻目のメカコレ/ヤマトを建造してみました。
一隻目はバンダイ驚異のメカニズムwに半ば以上圧倒されて、ほぼ素組みでしたが、今回は二隻目ということで、基本的には前回(①と②と③)と同様の作成方法を採りつつ、もう少し手を加えてみました。
具体的には、艦首の接合部の合せ目消しと、スジ彫りの追加です。
合せ目消しはオーソドックスに接着剤を多目につけて固着した後、ヤスリがけで仕上げました。
素組みでは、この部分の合せ目がかなり目立っているのですが、逆にこれを消すだけでメカコレっぽさがグッと薄くなりますのでお薦めです。
また、艦首部分にもう少し表情をつける為に、省略されているスジ彫りを二本新たに追加しました。
曲面に線を彫ることになるので、最初は戸惑いましたが、マスキングテープを定規代わりにデザインナイフでケガキ、その後でPカッターを使ってなんとか形になりました。
写真でアップにすると、荒が目立ちますが、少し離れればあまり目立ちませんので、皆さまも是非どうぞ(^o^)
あと、小さいながらも少しでも見かけ上の情報量を増やしたかったので、甲板を木甲板色に塗り分けました。
正直なところ、宇宙空間で木甲板色ってあまり好きではなかったのですが、やってみると意外なくらいしっくりきました(苦笑)
艦首甲板前縁と後部のカタパルトをマスキングすれば、塗り分けも難しくありません。
ちなみに、塗装色はタミヤのリノリウムです。
仕上げはジャーマングレーで強めにウォッシングして、主砲・副砲・パルスレーザー砲の砲口をガンダムマーカーのスミ入れ用ブラック(極細・油性)塗りつぶし、ツヤ消しトップコートを吹いて完成としました。
モデラーさんの中には砲口をピンバイスで開口される超絶テクニックをお持ちの方もいらっしゃいますが、私には到底不可能です。
ですが、極細マーカーで砲身の先端をチョンチョンとするだけでしたら私でもできますし、それなりの立体感を再現できますw
小さいながらもメカコレ/ヤマトの建造は楽しいですね。
素組みでも非常に高い完成度ながら、手を加える余地も残されているので、二度目三度目でも、『次はこうしよう』とまた作りたくなってくるから不思議です(^^;)
また一年くらい経ったら、三隻目を作ってそうな気がしますw
メカコレクション 宇宙戦艦ヤマト2199 No.01 ヤマト2199バンダイバンダイ