さて、意表を突いていきなり公開されました2202版アンドロメダを、週末を利用してにじっくり眺めてみようと思います。
画像の転載は御法度なので、皆さま公式サイトで公開されている画像を開きながらご覧下さいませ(^_^)
バンダイの1/700キットの旧パッケージでもお馴染みのアングルということもあり、一見オリジナル版そのままにも見えます・・・・・・が、ジロジロと執拗に眺め回して(w)ますと、色々と気がつくこともありまして。
パッと見てまず気がつくのは、第一砲塔より前の艦首部分が少し伸びてスマートになっていて、逆に艦中央部はボリュームアップして逞しさを増していることですね。
1/700キットの旧パッケージアートのアンドロメダは優美な印象を与えるシルエットですが、2202版は艦首部を少し伸長しても尚、ドッシリと力強い印象が強くなっている気がしました。
戦艦とは殴り合い上等の存在ですから、私的には非常にカッコいいリメイクだと思いますね(^o^)
続いて注目しましたのは艦橋とその周辺部です。
もっとパルスレーザー砲塔がゴテゴテと増設されるんじゃないかと思っていましたが、そのまま・・・・・・いや、むしろ舷側部の砲塔が一基減ってます(^_^;)
とはいえ、舷側部にはハッチ状のディテールがしっかり残っているので、昔から噂の格納式なのかもしれませんねw
確かに2199でのヤマト航海時、対空砲座はかなりの割合で損害を受けていましたから、装甲の中に隠して少しでも損害を低減しよう・・・・・・という思想もありかもしれません。
ちなみに、オリジナル版『さらば』『2』でアンドロメダをはじめとするヤマト以外の地球艦艇にパルスレーザー砲塔が少数しか装備されていないのは、セル画アニメ的に『描いて動かすのが大変』といういう理由だったそうですが、2202での艦艇はCGモデリングされるので、全く別の事情があるのでしょう。
あるいは・・・・・・オリジナルの持っていた美しいシルエットをゴテゴテと飾りつけて崩さない為・・・・・・という可能性もありますが。
艦橋そのものですが、第一艦橋の部分がもっと幅増しされるかと思いましたが、ほぼそのままでしたね。
2199ヤマトは第一艦橋の内部スペースを真面目に検討すると、艦サイズを25%増しにしてもスペースが足りないということで、かなりの幅増しが行われました。
↑の画像はオリジナル版ヤマトとアンドロの1/700キットを並べた物ですが、第一艦橋の幅は殆ど変らないことが御理解いただけると思います。
にも係らず、2202アンドロメダでは2199ヤマトのような幅増しが行われていないということは、艦サイズそのものが2199ヤマト以上に大型化されることで、艦橋を幅増しする必要がないということなのかもしれません。
やっぱり400メートル越えか?w
艦橋と言えば、オリジナル版ではヤマトの第二艦橋の部分が『艦橋砲』とされていたと思いますが、ここはどうなるんでしょうね?
正直、私は沖田艦(キリシマ)の時から『艦橋砲』という兵器システムに懐疑的でしたので、ここは普通に第二艦橋で良いと思っていますが。
それら以外、艦全体のディテールを見ていると、PSゲームで宮武さんがリメイクされたアンドロメダの影響も受けている気がしました。
ミサイルハッチと思しき艦底部のモールドは、オリジナル版には無かったと思いますが、PSリメイク版では同じ数・配置で描かれています。
ただ、波動砲口後方の上面・下面に対称に存在する比較的大きめのモールドはこれまでのアンドロメダでは見たことがないものですね。
反対側にも当然同じモールドが存在するでしょうから合計四箇所、何だろう???
無難なところでは作業用装載艇や内火艇の格納庫とかですかね・・・・・・まさかガミラス譲りの物質転送機が出てきたりしたらビックリですがw
以上、とりあえず現時点で気がついたことをツラツラと書いてみました(^o^)
1/700 地球防衛軍旗艦アンドロメダバンダイバンダイ
宇宙戦艦ヤマト2199 (8) (カドカワコミックス・エース)西崎 義展,結城 信輝,宇宙戦艦ヤマト2199製作委員会KADOKAWA/角川書店
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