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宇宙戦艦ヤマト2202 第四章 主題歌PVが公開されました!!

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大変遅ればせながらですが、皆様あけましておめでとうございますm(__)m
『ゆうなぎ改』の設定妄想も仕上げられず、年末年始のご挨拶もさぼってしまったダメ管理人です。
この週末こそは!と記事原稿を用意していましたが、新しいPVが公開となった為、急遽予定を変更して、いつもながらのPV雑感を書くことにしました。



05秒:なるほど、これがガトランティス軍戦車・・・・・てか戦艦やん、陸上戦艦w 
07秒:そしてこの数・・・・・・うーん、これはノーコメントですねぇ・・・・・・。
11秒:出た!破滅ミサイル(破滅の矢)!!
12秒:ワープ・ブースターにてんこ盛りの空間機動甲冑。背中に乗せてるのはコスモタイガーⅡ用のミサイルですね。
18秒:復活!コスモゼロα1!!α2のカラーリングを変更したのでしょうか?
18秒:このガトランティス艦隊、ノズルから次々に火を噴いて艦が崩壊してる?もしや宇宙蛍か反波動格子の効果か?
19秒:ノイ・デウスーラがデスラー砲を発射。艦の背後にガトランティス式のワープエフェクトが見えます。何かエネルギーでもチャージしているのかな?
21秒:機動甲冑が交戦しているのは陸上戦艦のブリッジ?
22秒:予想通り出てきました、反射衛星砲一閃!!
23秒:おいおい、タラン(弟)が出てきたぞ。ガミラス本星にいると思ったのですが、デスラーに内通してるのでしょうか?で、兄ちゃんは?
24秒:珍しく慌てふためくキーマンw
25秒:桂木さん豹変
27秒:この機関科員は新キャラ?新米・・・・・・なら技術科だと思ったのですが。
28秒:なぜか前章ラストから意気投合中の加藤と斉藤w
38秒:ヤマト艦橋から見たミサイル艦(前期ゴストーク級)群の眺めw
42秒:ヤマトの頭上から取り囲むように現れる多数の大型ミサイル。この絵面はオリジナル版のガミラス本星での戦いをイメージしているのかも。
48秒:カラクルム級群の中からワープを試みているようです。
49秒:ゴストーク級群の背後にワープアウトしたブースター付きCTⅡと空間騎兵たち。
55秒:で、なんで山本まで機動甲冑に乗ってるわけ?w
57秒:ガトランティス式反射衛星砲。砲口・砲身の造作にガトランの意匠を感じます。
58秒:『白』と『黒』で感応し合っているいるようです。『唯一無二の・・・・・・』純粋体?
1分2秒:機動甲冑、攻撃力高いなぁ・・・・・・懐に入り込んだジ〇ンのザ〇みたいなもんか。
1分9秒:この機動甲冑が攻撃しようとしているのは、ザバイバルの旗艦かもしれませんね。甲冑の背後にガトラン版反射衛星砲らしきものが見えます。
1分13秒:『ヤマトとは・・・・・・“大いなる和”』さすがはテレサ、ちゃんと漢字を知ってるようです(違)
1分17秒:サルガッソでしょうか。
1分21秒:これは鶴見?
1分22秒:このコスモタイガーⅡ、背中からビーム撃ってるように見えるけど、乗せてる機動甲冑が撃ってるだけか。
1分28秒:ミサイル発射!!
1分32秒:十一番惑星以来の憎っきニードルスレイブを踏みつけ!!
1分37秒:斉藤が投げているのはザバイバルか!?
1分50秒:満を持して波動砲を発射するヤマト。オーバーブースト状態の機動甲冑が艦を支えているようです(パッケージイラストの状態)。てことは、サルガッソの中から撃つのかな?

いやはや!!第三章のモヤモヤを吹き飛ばすような疾走感のあるPVですね!!
なにやら“空間騎兵無双”っぽい空気が濃厚に漂ってますが、それもまた良し!!w
第四章は最初から最後まで派手な戦闘シーンが息継ぐ暇なく連続しそうで、本当に楽しみです!!\(^_^)/

ただ、PV冒頭に現れるザバイバル戦車軍団については、正直残念でした(^^;)
ここでまさか“ビッグトレー”軍団が登場するとは思っていませんでしたので。
人それぞれ好みがあるとは思いますが、私は普通に“戦車”戦が見たかったw
てか、あの戦車というか陸上戦艦というかの、足回りはどうなってるんでしょうね?
キャタピラなのか、重力制御で浮いているのか・・・・・・・何にしても地べたを這い回って機動力を殺すくらいなら、普通に宇宙戦艦として扱った方がどだい役に立つような・・・・・・。
とはいえ、テレザート星やそれを取り囲むように建設された“砦”、更にオリジナル版『さらば』に登場したサルガッソみたいな空間など、テレザード星を含む周辺エリアはかなり特殊な環境下に置かれているようなので、あのような兵器が有効に使われるだけの設定が整えられているのかもしれませんが。
あ、この陸上戦艦はどう見てもメダルーサ級をベースにしているように見えますが、実は逆で、メダルーサ級こそこの陸上戦艦を火炎直撃砲艦として改造したものだったりしてw

火炎直撃砲で思い出しましたが、ノイ・デウスーラに搭載されているデスラー砲も、瞬間物質移送機との組み合わせで『直撃砲』化できそうな気がします。
ただ、ノイ・デウスーラの瞬間物質移送機のデザインは多数の対象を次々に転送可能なハニカム状(ガミラス式)なので、大きな単一対象(大直径ビーム)を転送させやすそうなガトランティス式とは違ってますね。
まぁ、デスラー砲(波動砲)が転送できたらあまりにチートなので、何か設定的に縛りが設けられているのかもしれませんが。

そしてこの第四章からOPとして、ささきいさおさんのヤマト主題歌が使用されるとのことでビックリしました。
かつての『2』のOPに倣って少し曲のテンポも早くしておられるとのことで、芸が細かいですねぇw
PVで使われているのは2番の歌詞の部分ですが、1番は使わないのかな?
私個人としては、歌詞中の『イスカンダル』もそのままで1番から思い切り使えばいいと思いますけど。

そしてそして、1月27日の第四章公開日から第五章の前売り券が発売されます。
今回も第五章のキービジュアルのポスターが付属しますが、いよいよ本章から待望の地球防衛艦隊対ガトランティス艦隊が開始されるようです!!\(^_^)/
ビジュアルには既にお馴染みとなったアンドロメダ級五隻とドレッドノート級以外に、多数のパトロール艦が描かれています。
パト艦はオリジナル版のゆうなぎカラーと巡洋艦カラーの二種類ですね。
巡洋艦カラーの方はそのまんま巡洋艦かと最初は思いましたが、艦橋部分のアンテナがパト艦のそれだったのでパト艦のカラバリと思いました。
ウチのパト艦もそんな感じなので(艦橋も巡洋艦のを流用していますが)



そして更に、ガトランティス艦隊のビジュアルには遂に超大型空母が登場しました!!(ノ・ω・)ノオオオォォォ-



この艦首部の突起も、何らかビーム兵器化してそうですね。
それもまた半端ない大きさです。
周囲の他艦艇とのサイズ差からしてこれはキロメートル単位にまで及んでるんじゃないかというくらいの“超大型”です!!
でもまぁ、このサイズでは1/1000のプラモ化は難しいでしょうね。
ゼルグート級という前例はありますが、あれはゼルグート級の比較的シンプルなデザインも良性に作用した結果だと思いますので。
この超大型空母のデザインとサイズ、そして2202でのガトランティス艦に対するバンダイのここまでの姿勢を見る限り、1/1000キット化はやっぱり難しいよなぁ・・・・・・(-ω-;)ウーン

キット化といえば、あのアケーリアス模様をあちこちに使うのもそろそろ勘弁して欲しいです。
とはいえ、何らかの設定的意図があってあの意匠が採用されていると思いますので、もう『やめる』って訳にもいかないでしょうけど。
ただ、ネットを見渡しても装甲突入型ゼルグート級はもちろん、ツヴァルケのキーマン機の作例もとんと見かけません。
特にキーマンはキャラも立っていますし、専用機(正確には大使館員専用機)も見せ場は十分、しかもメカコレでもキットが既に存在しているのですから、ここまで条件が揃っていながら模型誌はもちろんネット上ですら殆ど作例が見られないというのは、もはや異常です。
その異常さの理由の一端にあの模様があるのは言うまでもないでしょう。
細かすぎて、物理的に再現できないんです。
勢力の垣根を超えて共通するあの意匠がどのような意味を持つか未だ分りませんが、それが模型ファンの制作意欲と機会を削いでまで必要なものだったか、最後まで見届けたいと思います。

早いもので第四章の公開まで残り二週間となりました。
その前に、第三章の時に感じたモヤモヤを少しでも解消できるような記事をアップしたいと思います。

最後になりましたが、怠惰なブログではありますが、本年もどうぞ宜しくお願い申し上げますm(__)m

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惑星シュトラバーゼでの出来事を小説版で整理してみる(宇宙戦艦ヤマト2202)

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新PVの公開や東京での先行上映会もありまして、俄然期待度が高まってきました第四章ではありますが――今日はその前に第三章について少し復習しておきたいと思います(どの道、ウチのブログは2月3日まで第四章本編のネタバレは禁止なのでw)。

第三章最大のポイントは、ズォーダーによる『悪魔の選択』と、それに対する古代と雪それぞれの答だったと思いますが、その点が重視され過ぎた為か、その前後に発生した事象については比較的あっさりと流されてしまった感があって、少しモヤモヤとした後味を覚えました。
その中でも最大のものが、惑星シュトラバーゼにおいて『なぜ内核コアに波動砲を撃ち込んだら重力嵐が収まり、古代や雪、ガミラス艦が助かったのか?』という部分でした。
最初、コアが崩壊してブラックホール化したのかとも考えましたが、ブラックホール化するのであればシュトラバーゼは巨大恒星なみの質量を有してないと辻褄が合わない気がしますし、劇中で描写されている惑星表面の重力は地球と大差ないように見えました。
また、仮にブラックホール化したとしても、それを波動砲で撃ってどうこうなるのかというのも気になりました。

そうした疑問というかモヤモヤに対して、昨年末に発売された小説版2202の第二巻が完全にフォローしてくれましたので、今日はその紹介も兼ねて状況を整理したいと思います。
ただ、小説版の冒頭にはちゃんと『(アニメーション作品とは)設定などにおいて一部異なるところがあります』と注釈が付けてありますし、記事を書いている私自身の理解力・文章力の乏しさもあって、作者様の意図とは違った形で状況を説明してしまう事もあるかもしれません。
そうした点も含め、あくまで参考として、大らかに眺めていただければと思います(^o^)



ではでは、前振りが長くなりましたが、そろそろ行ってみましょうw
まずはシュトラバーゼという星の在り様についてまとめてみました。

 ・シュトラバーゼはアケーリアス人によって改造された惑星である。
 ・サイズは地球大。
 ・惑星の両側から突き出ている巨大極まりない水晶のような“柱”は地球で言えば月軌道を
  超えるほどの高度でそびえ立っており、通常の物理法則上では存在できない
  (普通であれば自重でへし折れるし、自然物がそんな高度にまで成長することも考えにくい)
 ・アケーリアス人によって付与された“柱”の質量は隣接次元(別次元)で保持されており
  我々の次元における質量は0(ゼロ)である(なのでへし折れもせずに存在できる)。
 ・惑星を貫く巨大な“柱”と惑星随所に存在する大小の“柱”はエネルギー(質量)を隣接次元へ
  転移させている。
 ・それ故に、星の大半が灼熱のマグマに覆われているような状態にあっても、惑星表面の温度は
  人間が生存できる程度に保たれている。
  (マグマの熱もエネルギーとして他次元に転送されていると思われる)

以上の大半は、レドラウズ教授の独白に依っています。
その点、メタ的な設定ではなく、あくまで推測も含めた教授の言であり、間違っている可能性もゼロではありませんが、それでは話が全く成立しなくなるので、ここでは正しいものとして話をすすめましょう(笑)

惑星内部と表面でグツグツとマグマが活発な活動を続けている惑星の表面温度が30~40℃程度で保たれているということは、惑星が生み出している膨大なエネルギーの多くが隣接次元に送り込まれているということになると思います。
もしアケーリアスによる惑星改造の目的が、惑星が発したエネルギーを隣接次元に送り込むことであったならば、シュトラバーゼはある種の『発電所』みたいなもの?という印象を受けました。
もっとも、仮にその印象が正しかったとしても、その目的までは分かりませんが・・・・・・・そういや別次元の生命体が、こちらの次元に資源確保を目的に介入してきたお話を以前どこかで観たような???
、、、ま、、、さすがにそれは冗談としても(笑)、アケーリアスがこちら側の次元を捨てて、隣接する別の次元に旅立ってしまったものの、エネルギーはこちらの世界に頼ってる――なんて可能性くらいはありますかね?
もしアケーリアスがそうしたシステムを作り上げたのなら、システムの冗長性と堅牢性を確保する為に、こうした改造が施された惑星があちこちの銀河に結構な数で存在しそうな気もします。
また、2202ではテレサが存在するのは『高次元(小説版での表現)』ってことですが、この高次元も大きなくくりで言えば、別の次元ってことになるのでしょうか?

えーっと、かなり脱線してしまいましたが、次はいよいよ内核コアに波動砲を発射した目的と結果についてです。

 ・惑星間弾道弾の炸裂により、元から不安定だった惑星が一気にバランスを崩して連鎖的崩壊を始め
  それが内核にまで至る。
 ・その過程で内核コアに異常が発生、惑星全体で重力場が崩壊し始める。
 ・惑星の質量が急速に減少(惑星質量が際限なく隣接次元に転移し始める)。
 ・元々、シュトラバーゼの内部には質量(エネルギー)転移の為の“空間の裂け目”が存在し、
  その“裂け目”が広がったことで惑星周辺も含め重力の流れに狂いが生じている(重力嵐の発生)。
 ・一〇〇式もガミラス艦も発生した重力嵐に捉われ、“裂け目”に向かって落下し始める。
 ・“裂け目”に呑み込まれたものは、質量が隣接次元に転移してしまうので、光学的に
  観察できるだけの幻(質量のない影)になる。一〇〇式にも既にその兆候が表れており
  ヤマトから質量が観測できなくなっている。
 ・“裂け目(内核コア)”に向けてヤマトが波動砲を発射。波動砲の膨大なエネルギー(質量)により
  裂け目の質量転移が許容値を越え、裂け目が塞がる。
 ・裂け目が塞がったことで、裂け目に呑み込まれようとしていた一〇〇式及びガミラス艦は
  重力嵐の渦中から弾き出される。

こんな感じでしょうか。
小説版を読んで初めて『なるほど、そうだったのか!』と納得しました。
でも、さすがにこれを映像本編を見ただけで理解するのは・・・・・・正直しんどいですね(^_^;)
せめてあと一言、『シュトラバーゼでは隣接次元への質量転移が起きている』という説明か描写がどこかにあれば(それこそ、パンフレットにでも書いてあれば)、随分と印象も違ったと思うのですが。

てか、ここまでくると完全に確信犯かもしれませんね――そんな事よりも、ここではズォーダーの悪魔の選択と、それに対する古代と雪の答えを見て感じてくれ!――という。
更にうがった見方をすれば、そいういうことに拘る人は、タイムリーに出版する小説版を読んでくれってことなのかもしれませんがw
丁度発売タイミング的にもピッタリですし。

第一章からここまでの印象ですが、2202という作品はとにもかくにも色んなものが濃厚に詰め込まれてはいるものの、尺の都合や作品のテンポ、メリハリを重視されているのか、説明は最小限に留められている印象があります。
これに対して、2199は過去のヤマト作品のご都合主義的イメージを払拭する為か、普通の作品以上に状況説明が丁寧に行われていたように感じました。
既に2199という土台があり、世界観が確立している以上、2199と同じ作り方をする必要はもうないと思いますが、それでももう少し説明は欲しいかなというのが私の個人的な感想です。
その点、小説版はそうした不満を完全に満たしてくれたばかりか、それ以上の納得感と満足感も与えてくれました。
副読本という言い方は失礼で、2202という作品をより濃厚に楽しむ上で必須のシリーズだと思います。
正直、もっと公式でも宣伝に力を入れた方がいいと思いますね。

さて、明日1月20日(土)は22時からBS11で第五章公開直前特番が放送されます。
いつも通り第四章冒頭10分の放映もあるようなので、このブログでも後日取り上げたいと思います(ネタバレが気になる方はご注意下さい)。
また、来週24日(水)には2202のサウンドトラックも発売開始されます。
曲のタイトルやブックレット内の対談記事に第四章のネタバレが一部含まれているそうなので、こちらについても注意が必要ですね。

最後に、こちらもいつものことですが、当ブログでは冒頭10分を除く第四章の本編ネタバレについては、公開開始から1週間後の2月3日0時より解禁ですので、お忘れなきようこちらもご注意下さい。

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小説 宇宙戦艦ヤマト2202 愛の戦士たち (1)むらかわ みちお,西崎 義展KADOKAWA
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『宇宙戦艦ヤマト2202 愛の戦士たち』第四章 冒頭10分が公開(^o^)

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本日22時からBS11にて第四章公開直前特番がありまして、そこでも放送された第四章冒頭10分がyoutubeにもアップされました(^o^)
既に先週公開されたPVでも予告されていた通り、ささきいさおさん歌による新しいOPに変更となっていました――歌詞は二番!!\(^_^)/
いやー、もうなんかこの時点で涙出ちゃいましたよ、やっぱりささきさんの歌は特別なんですねw

さてさて、本編の方は初っ端から惜しげもなく総統閣下が新しいデウスーラで登場です♪
あー、第八機動艦隊は最終的に大帝からどんな命令を受けていたんでしょうね?
ナスカ君のセリフからすると、戻って修理なり補給なりを受けろとは絶対言われていないでしょう。
その後の顛末からすると『そこで何もせず勝手に死ね』的な感じでしょうか?
第三章のラストでサーベラもデスラーに対してそんなことを言い放ってましたものね。
結局、『汚染艦隊』はデスラー砲で殲滅されちゃった訳ですが、あれが第八機動艦隊残余の全て?
元が百万単位だったことを思えば、辛うじて復旧に成功したのがあれだけだったのでしょうか。
てことは、まだ十一番惑星周辺には全長500メートル大のバカでかいデブリが万の単位でゴロゴロしているのかもしれませんね。
しかしまぁ『汚染』とは・・・・・・。
2202のガトランティス軍の物量は底抜けなので、あの軍隊を根底から瓦解させるにはそこがポイントになるような気もしますね。

そして後半には、瞬間物質移送機を駆使してヤマトを追い詰める総統閣下の御姿が拝見できる訳ですが、『追い詰めた先に罠を用意して袋のネズミにする』というところで2199のグリーゼ581をヤマト乗員に思い出させ、『まさか――デスラー戦法か!?』と言わせるのかもしれませんw

ちなみにノイ・デウスーラの艦内にはタラン兄の姿はなく、艦橋内の報告も全て合成音声みたいな感じでした。
一瞬、何人かの艦橋乗員の後姿も映るのですが、やっぱり全員ガミロイドかそれに類するガトランティス製のアンドロイドですかね?
タラン兄の消息が気になるところです。

早いもので第四章の公開も遂に残り一週間を切りました!!(^o^)
私はなんばパークスシネマで初日一回目の上映を予約しました♪
皆様もそれぞれの場所と時ではありますが、気持ちは一緒に第四章を楽しみましょう♪('◇')ゞ

そして当ブログでは毎度毎度のことですが、冒頭10分を除く第四章本編のネタバレについてはコメント欄を含めて2月3日(土)までご遠慮いただきますようお願い申し上げますm(__)m

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明日は宇宙戦艦ヤマト2202 第四章の公開日です!!

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いやー、早いものでいよいよ明日が公開初日となりました(^o^)
今回は各劇場で初日舞台挨拶のライブビューイングを行うそうで、いつもより初回上映の時間が遅かったので、私も11時からの初回上映を観に行くことにしました♪
ただ、事情は不明ながら第四章パンフレットの劇場発売が公開初日に間に合わないとのことで、購入を予定されている方は注意が必要です。
私みたいな設定マニアにとっては数少ない公式文字資料なので楽しみにしていただけに残念です(^_^;)
ただ、都内三劇場では1月31日から、それ以外では2月2日からの発売になるそうなので、二週目以降のお楽しみですかね(^_^)

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また、今回も公開初日から第四章のネット視聴が開始されます。
いつものパターンだと、視聴可能になるのはお昼過ぎからだと思います。
劇場が遠路であったり、とてつもない悪天候だったり、劇場に行くのはパンフレットを買えるようになってからというような方はぜひ♪



さてさて、今週は待望の2202サントラ第一弾の発売がありました(^o^)
私は24日に手に入れることができまして、早速聞いてみました。
うーん、ちょっと思ってたような構成とは違っていて、盛り上がるような曲は少なかったですね。
Amazonのレビューを拝見すると、曲順や構成にはオリジナル版のアルバムを意識したかなり強いこだわりがあるとのことなのですが、そのあたりのことを良く知らない私みたいな人間にとっては、OPすら入っていないのはちょっとバランスに難があるかなぁ・・・・・・と感じた次第です。
とはいえ、2199の時にはボロクソに叩かれた(というか叩いてた人がいた)マスタリングを日本コロンビアさんが担当するなどで万全を期しておられますし、一つ一つは聞き入ってしまう曲も多いのですが、いかんせん全体の構成が緩急というかアップダウンに乏しいので、ひたすら重い印象が強くなってしまったのが勿体ない気がしました。
あるいは2199の時、サントラ1枚目に派手な目玉曲を詰め込み過ぎた反省もあるのかも?w
何はともあれ、まだ1枚目ですので、今後発売されるであろう2枚目3枚目、更に2199のサントラも全部合せて始めてしっくりくると思いますし、気長にお待ちしようと思います(^o^)



続いて、我が家でも三隻目の2202アンドロメダ級『アキレス』が就役です♪\(^_^)/
と言っても、年明けにプレバンから発売された1/1000キットではなく、メカコレの方ですね。
1/1000キットは場所を取るので、アキレスについてはメカコレで蒐集することにしました。
このパターンで行くと、アポロノームは1/1000キットで、アンタレスはメカコレで蒐集することになりそうですねw



本キットでは、1/1000キットとは異なり『アンドロメダ』『アルデバラン』『アキレス』三隻分のデカールが入っていますので、お好みの同級艦が製作可能です。
まぁ、正直言えば・・・・・・この点については1/1000のやり口の方がどうかしてると思いますけどねw



さてさて、キット本体のレビューですが、メカコレとはいえモールド・ディテール共に申し分なく、1/1000にも見劣りしない素晴らしい出来栄えです。
ここまでアップ画像にすると、さすがにアンテナの端部や波動砲口の厚みが多少気になってはきますが、肉眼で普通の距離で見ている限りは全く気になりません。



地味に嬉しいのは台座ですね。
艦の角度が変えられるのはもちろんですが、艦を支える棒が随分と長くなりましたので、下からの煽りの写真が俄然取りやすくなりました。



こうなってくると、来月の2202版ヤマトの発売もますます楽しみになってきますね(^o^)
先ほど言及した台座もアンドロメダと同じ形式になっています。
写真は以前製作した2199版のメカコレヤマトですが、艦首部フェアリーダー下のスジボリがなく、自分で苦労して彫ったりしていました。
しかし商品画像を見ると、今度はその点もばっちりクリアされている等、技術進歩がものすごいですね!!



そして、今月の模型紙にて発表されていましたが、本年四月に待望のカラクルム級のメカコレ発売決定です!!\(^_^)/
発売は、緑成型色の単艦発売(税込972円)と、緑成型色艦に加えてメーザーの旗艦をイメージした白成型色と組み合わせた二隻セットの限定発売(税込1836円)になるそうです。
噂通り、メカコレ・カラクルム級のサイズはメカコレ・アンドロメダと同スケールになるそうで、アンドロメダを実測すると14.4センチでしたので、カラクルム級は16.9センチになりますね。
どうやらガトランティス艦は当面、メカコレでの展開になるようです。
ま、2199のガミラス艦みたいに1/1000でポンポンと発売するには、ガト艦はどいつもこいつもデカ過ぎるんだもんなぁ・・・・・・(^-^;

すこしグチめいた話になってしまいましたが、今日(1月26日)23時からニコニコ動画で2202第一章の上映会が開催されます。
色んな方のコメントを見ながらワイワイと楽しい前夜祭になりそうですね(^o^)



さてさて、明日は待ちに待った四章初日です!!
ちゃんとお風呂に入って、明日のことを忘れてニンニク料理を食べちゃった人はコップ二杯牛乳を飲んでゆっくりお休み下さいませw
ではでは、相変わらずの寒気と降雪で大変な方も多いと思いますが、明日は安全を確保しつつ劇場で!!

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宇宙戦艦ヤマト2202 第四章初日に行ってきました(ネタバレなし)

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朝からなんばパークスシネマに第四章『天命篇』を観に行ってきました(^o^)
毎度のことながら、ウチのブログは公開一週間後である2月3日まではネタバレ禁止ですので、予めご了承下さいませm(__)m

今日予約していたのは11時からの上映回でしたが、少し早めの10時に劇場に到着していましたので、スムーズに限定BDを入手することができました♪
ただ、直前に発売延期が告知されていたパンフレットは2月2日から発売とのことで、来週末もまた来ないといけないですね(^_^;)



で、劇場には期待通り展示されていました!!2月発売予定のメカコレ2202ヤマトと1/1000アポロノームが!!(制作は『ききょうや』さん)
ただ、展示場所が以前から大きく変わっていて、窓際からホール中央に移動していました。
以前の直射日光も撮影時の天敵でしたが、今回は直上から強いライトが艦橋部にだけ・・・・・・Σ( ̄ロ ̄lll)ガーン
ま、私の写真が下手なだけなのですが、おかげでまともな写真が殆ど撮れず、全く以ってすみません、、、



少なくとも展示されていたアポロノームの両舷には、発艦機構は仕込まれていなさそうでした。
艦首部は重力子スプレッドの差し替えも含めてそのままアンドロメダ級で、艦後部のみが新規パーツと思われます。
見た感じ、飛行甲板両舷の発艦口にもこれといった仕込みはなさそうでした。



着艦口です。
台座に展示されていた艦載機サイズからすれば、天井は低いですがちゃんと着艦できそうですw
ただ、この部分はもうちょっと高さがあった方が、パイロット的には嬉しい気がします(その分、被弾しやすくなるという考え方もありますが)。
通常、着艦はほぼ全自動でしょうけど、故障とか万が一のこともありますしね。
うーーーむ、主力戦艦や2202ヤマトを見慣れたせいか、アンドロメダ級のモールドが随分とあっさりしたものに思えてしまう(^^;)



続いてメカコレ2202ヤマトです。
今回、左右のフェアリーダーも開口されていると聞いた記憶があったのですが・・・・・・写真で見る限り開口されていないような?
残念だったのが、上からのライトが逆光になって細かいモールドとかが全然見えなかったのですよね。
艦首部のスジボリ具合が見たかったのですが・・・・・・。



艦尾側。
明らかにノズルの迫力が増してます。
第二副砲の下に第四艦橋が・・・・・・ちゃんとありそうにも見えますね。



さて、のっけから模型話ばかりになってしまいましたので、ネタバレせずに本編のことも少しだけ。
第3章までは、とにかくガトランティスのチートぶりや思考・行動の異常さ、底知れなさ、そして古代君の精神的重圧が半ば我が事のようにも感じられ、それが作品全体のトーンを重く辛いものにしていたと思います。
今回の第4章では、そうした重石がようやく取れ、遂に流れが変わる!というカタルシスが強く感じられると思います。
また、ここまで苦しんで悩みぬいた末の最後の決断と、そこに至る直前のプロセスがまた燃えるんです!!w
ヤマトクルーと共に2199から作品を見続けている我々ファンにとっても、万感胸に迫るものがあると思います。
あーーー!もう全部言ってしまいたい!!w
特に第三章を観て、第四章以降を観るのを躊躇っておられる方には、是非観ていただきたいです(^o^)

とはいえ、もちろん手放しで大絶賛する気もありませんで、細かいところでは気になる点も少しばかりありましたけど(ザバイバルの部隊とか)、めでたい公開初日にそんな無粋なことを言う必要はないでしょう(^o^)
そのあたりについては、来週以降ゆっくり取り上げていこうと思います♪
あ、あとキーマンの銃の構え方が、どう見ても舘ひろしだったというのはネタバレにはなりませんよね?w



そして、続く第五章の公開が5月25日からであることも告知されました。
本日から発売が開始された前売り券に付属したポスターには地球防衛艦隊の姿がありまして、そこに映ってる艦種が話題になりました。
大きなポスターでようやくはっきり確認することができまして、アンドロメダ級、ドレッドノート級、パトロール艦・・・・・・パト艦はお馴染みのゆうなぎカラーと巡洋艦カラーの2種類ですね。
あとは、後ろの方でゴマ粒のように映っているのは全部ドレッドノート級のようです。
残念ながら巡洋艦や護衛艦、駆逐艦や宇宙空母の姿はありませんね。

初日舞台挨拶によると、第五章の後半2話から地球防衛艦隊とガトランティス艦隊の大規模戦闘が開始されるそうですよ♪
2202開始以降、公開期間がどんどん伸びて、第四章では遂に一部劇場で四週間公開されることになりました。
でも、後半になると一日の公開回数や公開時間がどうしても限られてくるので、できるだけ早めの鑑賞をお勧めします(^o^)

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メカコレ カラクルム級の予約が開始されました(^o^)

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先週末に模型紙で発売告知が出されたばかりの2202メカコレシリーズ第三弾(1/1000アンドロメダ第一次改装型ヤマトに付属したゆうなぎから数えると第四弾w)であるカラクルム級戦闘艦の予約が早くも開始されています(^o^)

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発売はグリーンの標準色(単艦)と、標準色艦に白とグレーが特徴的なメーザー艦を加えた二隻セットです。
ちなみに、二隻セットの方は限定品の扱いとのことで、単艦発売に比べると再販がかかりにくい(かからない)のかもしれません。
単艦と二隻セットをそれぞれ買って、メーザー艦に随伴する形でグリーンの二隻を並べるのがオーソドックスな楽しみ方でしょうか♪
変わったところでは、メーザー艦、グリーンの標準艦、一話に登場した赤熱化(激おこ)バージョンの三隻で並べるのも面白いかもw
赤熱化バージョンは、黒系で全体を塗って、赤でスミ入れしたらいかがでしょう?



しっかし、アンドロメダの時もそうでしたけど、本当にこれがメカコレか!?ってくらの凄まじいディテールとモールドです。
設定全長の違いからキット全長もアンドロメダより少しアップして16~17センチになっていますが、ここまできたら多少のサイズ差はもう関係ないですよね(^_^;)
ちなみに、旧キットでは無数の子供たち(大人たちもだけどw)を絶望のどん底に突き落とした艦首部の八本のフィンは一体成型なのだそうです(つまり接着不要)。
その一体成型の部品の上から、艦首部をフタのようにはめる感じですね。
瞬間接着剤も満足に用意できなかった子供時代、ポロポロと簡単に落ちるフィンを必死に一本ずつセメダインで取り付けようとした頃を思い出すと隔世の感がありますね、いやはやテクノロジーの進歩とそれを支える人間の努力は素晴らしい!!



アンドロメダと比較すると↑くらいのサイズバランスになります。
噂では、ガトランティス艦はこのメカコレ・アンドロメダ基準の統一スケールで展開するようですが、カラクルム級以外の艦はどうなりますかね?
メダルーサ級はカラクルム級と殆ど同じサイズなので、有力な候補になりそうです。
あとはノイ・デウスーラ(換算全長24センチくらい?)やサイズ未公表の超大型空母ですかね?
さすがに超巨大戦艦は・・・・・・ないなw
300メートル級の前期ゴストーク級やナスカ級は換算全長が10~11センチくらいなので、こちらも普通のメカコレサイズなので問題はなさそうですね。
あ、ナスカはちょうど11センチ強でもう出てるかw
でもさすがにククルカン級やラスコー級は小さくなりすぎて、ちょっと厳しいかもしれませんね。
できれば・・・・・・ゼルグート級やデウスーラⅡ世級も出てくれたら嬉しいですけど。

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宇宙戦艦ヤマト2202 第五章 BD/DVD予約開始と5月発売キット妄想(^^;)

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最近は本当に予約が始まるのが早いですね(^_^;)
しかし予約開始はともかく、第五章公開予定日である5月後半まで本当に長いなぁ(;^ω^)
『久しぶりだね、ヤマトの諸君』というデスラーのセリフが実感できそうですw

さてさて、模型の方は2月に2202メカコレシリーズのヤマト、3月に1/1000アルデバラン、4月にメカコレ カラクルム級の発売が予定されているのですが、5月の第五章公開に合わせて発売されるであろうアイテムが気になりますね(^o^)
アレとかコレとか、予想と妄想が膨らむ一方ですw
多少真面目に予想すると、メカコレのコスモタイガーⅡの可能性が高そうに思いましたが、まだそんなに見せ場がないのが難点ですね。
ただ、第五章の後半は空母を旗艦としたバルゼー艦隊と地球防衛艦隊の大会戦のようなので――。
見せ場ベースで言えば、今のところはぶっちぎりに機動甲冑ですが、オリジナル版には登場していないという点ではB社さんとしても冒険になりそうなので、さすがにまだ5月はないかなぁ。
見せ場といえば、ノイ・デウスーラのメカコレも可能性がありそうですが、こちらはサイズと価格がネックですね。
うーむ、まったく根も葉もない妄想が止まらん、しかも楽しすぎるw
2月18日のワンフェスで何か発表されたりすと嬉しいですね♪

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宇宙戦艦ヤマト2202 第四章の感想とか思った事とか(ネタバレ含)

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さてさて、公開開始から一週間が過ぎましたので、そろそろネタバレ含みで行ってみようと思います(^o^)
SNSやネットの評判はもちろん、観客数データを見ても、上々の立ち上がりみたいで何よりですね♪
正直第三章は、観終わった後の鬱屈感があまりにも大きく、劇場で買って帰ったBDを観返すのも少し躊躇う部分がありました。
これに対して第四章は、第一章から第三章の間に積み上がった重く苦しい圧迫感が綺麗に払拭され、『ここまでのモヤモヤは今この時のためにあった!』と叫びたくなるくらいの解放感を味わうことができました。
また、その解放も『全員で背負う』という、2199でのイスカンダルへの旅路をずっと見続けてきたファンにも強くシンパシーを感じさせる作劇と台詞回しは感涙ものです(私も含め、そこで“撃沈”“決壊”しちゃった人も多いでしょうw)。
あのセリフを土方さんに言わせたのも『上手いなぁ』と思いました。
ある意味、土方さんは我々に最も近い立ち位置にいるキャラですものね。
ヤマトには乗らなかったものの、イスカンダルへの旅立ちから帰還、そして戦間期を経て現在までずっとヤマトとそのクルーたちを案じ、見守り続けたという意味では、最も観客に近い立ち位置の人物だと思います。
その土方さんが『全員で』と言うことで、観客もまた一緒に『背負い』『撃つ』んだという一体感が生まれたように感じました。

また第四章では、これまでバカバカしさすら覚えるくらいにチートな存在だったガトランティス側にも初めて綻びや危うさが露呈します。
その一環として個々のガトランティス人にも“個性”や“過去”が付与された訳ですが、この描かれ方も前述した波動砲発射前後の感動をより高質なものにしてくれていましたよね。
第四章全体の展開としては、テレサとの接触にも成功し、ここまで押される一方だったヤマト(地球)側にもようやく光明が射したように感じられた訳ですが・・・・・・これは次章で一度ガツンと奈落に突き落とす為の布石に思えてなりません(^_^;)
第五章の後半部はバルゼー率いる前衛艦隊と地球防衛艦隊の激闘が描かれるようなので、最後はやっぱり・・・・・・。
今のところ、白色彗星の方が地球に近い位置にいるので、上記の戦闘はヤマト抜きで展開する可能性も高そうです。
ただ、最後には大急ぎで帰還してきて、『相変わらず、荒っぽい連中だ』になるかもしれませんが(言うのは山南さんでしょうけどw)

おっと、少し気の早い話をしてしまいましたが、第四章のキーパーソンはやはりデスラーをおいて他にないでしょう。
印象に残る台詞も多くて、個人的には以下の二つが特に印象に残りました。

『時に取り返しがつかないからねぇ・・・・・・。感情に――愛に狂わされるということは』
『ただ――大帝の御心を臣下の誰が理解しているのだろうな?』

一つ目の台詞の『取り返しがつかない』対象が果たして何を指すのか・・・・・・。
自らの帝国とその臣民たちか・・・・・・まさかのスターシャ?
後者だったら私の専門外(笑)なので、置いておきます。
もし前者なら、たとえこの先、請われたとしても、デスラーが再びガミラスの総統に就くことは、彼自身の矜持としてない気もしますね。
むしろ一から新たな国家を築くべく、旅立ってしまいそうです。
もちろん、心底から彼を崇拝し、付き従おうとする者までは拒まないでしょうが。
もしや、だから赤いゲルバデス級が合流してきたのかな?w

二つ目の台詞は明らかに、2199時代の自分と周囲を思っての皮肉ですよね。
王の心は王のみぞ知る、独裁者の孤独は同じ独裁者だけが知る――とでも言うべきでしょうか。
その点、嘗て王であった漢であるだけに、ズォーダーというもう一人の王の内心について彼だけは何か感じ取っているのかもしれません。
デスラーについては、第三章のラストで『死体同然で宇宙を彷徨っていた負け犬』というガトランティス人側のやっかみの声が聞こえたこともあって、このデスラーも蘇生体ではないか?という意見もあるです。
実際、蘇生体のネタ元はオリジナル版の“ヤマト2”で『死体となって宇宙を漂っていたデスラーをガトランティスが回収し、蘇生した』というところから来ていると思います。
その点で言えば、元祖蘇生体(笑)であるデスラーが2202でも蘇生体である蓋然性は高いと思います。
しかし、もし本当に死体となっていて回収されたのなら『死体同然』という表現は使わないでしょう。
私的には、デスラーは死んではおらず、蘇生体にもなっていないと予想します。
もし蘇生体なら、ズォーダーはいつでもデスラーの意識に介在し、乗っ取ることすら可能ですので、わざわざ監視役としてミル君をつける必要性はかなり下がりますしね。
もちろん、ミル君はコスモウェーブが使えるという希少な特技持ちであることが第四章では分かりましたので、ミル君は寧ろそちらの能力を買われてデスラーにつけられたという可能性も残りますが。

さて、このコスモウェーブというワードは、第一章の時からテレサが旧ヤマト乗組員へメッセージを送る際に使用したとして登場していたわけですが、この第四章ではガトランティス側でも使用されていることがはっきりと明示されました。
おそらく、ズォーダーが距離と時間の壁を越えてリアルタイムに蘇生体を操ったり、情報を吸い上げたりできるのも、その特性上コスモウェーブを利用しているのでしょう。
ただ、ガトランティス人が皆、コスモウェーブを使えるということではなく、使える人間は限られているようです。
今のところ使えそうなのは、ズォーダー、ガイレーン、サーベラ―、ミルといったところでしょうか。
ガトランティス人ではないサーベラ―は別格として、他の三人は兵器としてのガトランティス人の中において、指揮統制を司るコマンダータイプという位置づけなのかもしれません(旗艦や指揮車両の通信能力が高いのと理屈は同じです)。
また、任意の個体にコスモウェーブ能力を備えさせることが可能ということは、ガトランティス人を造った文明人もまたより高度なレヴェルでコスモウェーブを自在に操っていたということでもあります。
そんな文明人って――二つくらいしか思いつかんよなぁ・・・・・・w

なんだか前半はともかく後半は感想ではなくなっていた気がしますが、第四章からは一部劇場では四週間も上映していますので、ボチボチと行きましょう。
今日は一旦ここまでにして、次回はすっかり見方が変わってしまったサーベラ―さんについてです(^o^)



昨日、発売が遅れていた第四章のパンフレットを購入してきました(^o^)
個人的には、波動砲発射に至る苦悶と決断の意味を福井氏が解説してくれる冒頭記事や、デスラーに追われたヤマトが陥った異空間とそこに存在した“ちくわ”の正体の考察記事、そしてそして2202アンドロメダとコスモタイガーの設定資料が見どころで、特に設定資料はメカ好きの方は必見です!!
(上の画像はあえて少しぼやかしていますが、実際はクリアです。小さい絵や字も多いので、一度写真に撮ってから拡大して見るのがいいと思います。)
なにしろコスモタイガーⅡのページにはMSV的な機体まで・・・おっと、誰か来たようだ。


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金剛改型宇宙戦艦(2203年改修型)

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【注記】
以下の文章は『宇宙戦艦ヤマト2202 愛の戦士たち 第四章 天命篇』時点の情報を元に一個人が書いた根も葉もない妄想駄文です。
当然、第五章以降のストーリーや公式設定とは一切関係しませんので、その点を予め御理解いただいた上で御笑覧いただけましたら幸いですm(__)m

金剛改型宇宙戦艦(2203年改修型)


 2202年末は、ガミラス戦役後の地球にとって新たな危機の予兆とも言うべき事件が相次いだ。

 ・八番浮遊大陸基地奪回作戦
  (地球防衛軍初のガミラス軍との大規模協同行動)
 ・ガトランティス軍カラクルム級戦闘艦 地球到達
  (太陽系及び地球の所在座標をガトランティス軍が認知)
 ・テレザート星へ向けヤマト出動
  (当初は艦単位の叛逆行動とされたが、後に地球連邦政府に追認)
 ・ガトランティス軍第八機動艦隊 第十一番惑星襲来
  (第十一番惑星開拓団・外洋防衛師団壊滅/ガトランティス機動艦隊は活動停止)

 僅か一か月程の間に重大事件が矢継ぎ早に発生していることが理解できるだろう。
 当然、これら事件に対するカウンターアクションも速やかに行われなければならなかった。なぜなら、これら事件の過程で帝星ガトランティス(ガトランティス帝国)の極めて高い侵略性と残虐性、そして圧倒的なまでの軍事力が明らかになっていたからだ。特に、十一番惑星に襲来した第八機動艦隊はカラクルム級戦闘艦を主力に構成され、その総数が万の単位に及んだことは、地球のみならず同盟国たるガミラス軍関係者までもを驚愕させた。

 当時の地球防衛軍(地球防衛艦隊)の基本ドクトリンは二つ――『波動砲艦隊構想』と『地球・ガミラス安全保障条約(通称:地ガ安保)』であり、二つの戦略は敵性勢力の侵略に対する短期的/長期的対応という点で表裏一体の関係性を有する。
 つまり、ガミラスからの本格的救援が間に合わない危機の初動においては波動砲艦隊を機動的に運用することで侵攻戦力を各個撃破しつつ(短期的対応)、長期的には大マゼランから長駆来援するガミラス基幹艦隊でもって敵戦力を包囲殲滅してしまおうという雄大なプランだ。
 こうした地球防衛軍の戦略構想に対し、予想される対ガトランティス戦の形態は完全に合致していた――しかし、敵の数があまりにも多過ぎた。
 当時、『波動砲艦隊構想』において想定された戦役初動における敵来襲戦力は数千隻規模に過ぎなかったのに対し、本格侵攻時のガトランティス軍予想戦力はそれを優に二桁以上上回るものと考えられた(『波動艦隊構想』において来襲艦隊の規模が当初数千隻と設定されていたのは、往時のガミラス軍余剰機動艦艇が約一万隻であったことに起因する)。

 また、より戦術的な観点で言えば、カラクルム級が示した異常なまでの強靭さも大きな問題だった。
 八番浮遊大陸基地奪還作戦の終盤、アンドロメダによる拡散波動砲射撃は敵味方識別を厳重に行ったことで、初見故に識別データになかったカラクルム級をターゲットから除外した。だが、直撃こそ免れたものの拡散波動砲の圧倒的なエネルギー奔流はその余波だけでも巨大なカラクルム級を焼き尽くすのに十分であり、この時点で完全に沈黙したかに見えた。
 しかし実際には、艦内には未だ生き残りの乗員がおり、艦の機能も多くが健在だった。復旧を果たしたカラクルム級は残敵掃討の為に接近してきたアンドロメダを掠めるように大加速をかけると、直前に地球へと長距離ワープを行った防衛軍艦艇を追ってワープドライブしてしまう。
 この際、アンドロメダは後部主砲にて咄嗟射撃を行い、その第二射がカラクルム級を捉えたものの、撃破どころか足を止めることすら叶わなかった。
 結果的に件のカラクルム級は、改装中の状態から無理やり稼働状態に持ち込まれた“ヤマト”の主砲射撃によってからくも撃破されている。
 だが、この顛末こそが地球防衛軍に深刻な懸念を抱かせることになったのである。



――地球防衛艦隊最新・最強艦であるアンドロメダの主砲を以てしても、カラクルム級戦闘艦は撃破できないのではないか?――

 その懸念を端的に言い表せれば以上のようになる。
 実際のところ、より旧式である筈のヤマトがカラクルム級を撃破できたのは射角や相対速度によるところも大きく、アンドロメダ級でも同様の条件であればカラクルム級の正面装甲を射貫可能であったことが後の調査によって判明したが、軍人という人種は何よりも戦場での実績を重んじる人々である以上、その懸念は容易には払拭されなかった。
 また、更に切実な問題として、アンドロメダ級ならばともかく、実質的な主力であるドレッドノート級やそれ以下の中小艦艇は、より小口径の主砲しか有しておらず、威力不足に対する懸念は一層深刻だった。
 アンドロメダ級以降の新型艦艇の主砲は射程と発射速度が何よりも重視されており、その陽電子ビームはエネルギー量こそ少ないものの、非常に高いエネルギー密度によって優れた非減衰性と貫通力を誇っていた。しかしその代償として、射貫後の破壊力においては、エネルギー量の乏しさから旧来砲に劣るというのが艦載兵器開発を所管する艦政本部の偽らざる評価であった。
 ガミラス戦役中に実用化された地球独自の陽電子ビーム砲――陽電子衝撃砲――はガミラスやガトランティスの砲熕兵器に対して相対的に高威力を誇り、それら列強艦艇の防御力・抗堪性に対して過剰なほどの破壊力を有しているという評価故に、新型砲では射貫後の破壊力よりも射程や速射性能というスペックがより重視されたのである。事実、新型砲は既知のガトランティス艦艇(ククルカン級,ラスコー級,ナスカ級)に対しては十分な威力を有しており、単位時間あたりの撃破効率は既存砲に数倍するというのが各種シミュレーションでの評価だった。
 だが、ガトランティス軍が新たに投入したカラクルム級は、ここまで概ね正しいと信じられてきた地球防衛軍の兵備開発方針を大きく揺さぶった。

――敵を撃破できない砲に存在意義はない――

 それは、ガミラス戦役において自らの砲威力の決定的不足から辛酸を嘗め尽くした地球防衛艦隊にとって当然且つ切実過ぎる主張であり、それ故に砲熕兵器を含む兵備行政全般を担当する艦政本部の混乱と動揺は大きかった。
 混乱のあまり、新型艦艇群の主砲を全て貫通後破壊力に優れる陽電子衝撃砲に換装するといった極端な意見も出たが、さすがにこれは即座に却下されている。必要な工業力や工期、資源といった物理的制約は勿論だが、カラクルム級追撃の際、金剛改型“ゆうなぎ”がほぼゼロ距離から三六サンチ陽電子衝撃砲を多数命中させたものの、目に見えるほどの損害を与えられていなかったからだ。
 事実、ヤマトに撃破されたカラクルム級の残骸を回収し調査した結果、陽電子衝撃砲であれ新型砲であれ、カラクルム級のヴァイタルパートを決戦距離内で射貫するには、最低でも16インチ口径以上の砲が必要と判定された。地球艦隊において之に該当するのは、ヤマトとアンドロメダ級を除けば、金剛改型の艦首砲(46センチ陽電子砲撃砲)のみであったが、本砲は艦首固定砲という特性と速射性能の低さから運用の柔軟性にやや難があるだけでなく、単装故に火力が根本的不足していた。カラクルム級追撃の際、ゆうなぎも本砲を使用することは遂になく、仮に使用していた場合、射貫は可能でもカラクルム級の艦体破壊は爆発威力の不足から達成できなかったであろうというのが調査と分析にあたった地球防衛軍艦政本部の公式見解であった。
 結果、半ば苦し紛れの決定ではあったが、仮に多数のカラクルム級が一斉に襲来してくるような状況が発生した場合には、通常火砲での撃破は断念され、『波動砲』を以て撃破するという方針が再確認された。
 しかし、その想定は一ヶ月も経たずして現実のものになってしまう。それも、彼らが“最悪”と考えたケースを数百・数千倍にした形で。



――主砲では撃破できない巨大戦艦が数十万、数百万の単位で押し寄せてくる――

 ガミラスの背中を追うように地域覇権国家への道を歩みだした地球連邦であったが、帝星ガトランティスの十一番惑星襲来はその覚悟と準備が如何に甘いものであったかを痛感させられる結果となった。
 襲来してきた帝星ガトランティス第八機動艦隊は二百五十万隻というガミラスですら未経験の圧倒的物量で構成されており、しかもその大半が数週間前に地球防衛軍を震撼させたカラクルム級戦闘艦で構成されていたからである。
 幸い、彼らは地球人には俄かには理解できない“芸”に走った挙句、ヤマトの波動砲とガミラスの置き土産――ゲシュタム式人工太陽――を組み合わせた次元波動エネルギー版EMP攻撃によって悉く無力化されたものの、それで地球防衛軍の受けたショックが和らぐ筈もなかった。
 もしもガトランティス軍第八機動艦隊が軍事的定石通り、その圧倒的大戦力で以って太陽系内各地に一斉侵攻を開始していたら、地球防衛軍と太陽系及び近傍に駐留しているガミラス軍(通称:在地ガ軍)は短時間で揉み潰され、太陽系の人類は根こそぎ殲滅されていただろうと判断されたからだ。
 二百五十万隻というどこかに常識を置き忘れてきたような数のカラクルム級戦闘艦を前にしては、二十隻や三十隻の拡散波動砲搭載戦艦など焼け石に水以下の存在でしかなく、どれほどシミュレーションを繰り返しても地球防衛艦隊は敵戦力の一パーセント未満の撃沈破を引き換えに全滅するという以上の結果は得られなかった。
 後に多くの史家は、この時のあまりにも強すぎる恐怖と強迫観念が、それまで比較的バランスの取れた編成を目指していた地球防衛軍の防衛力整備計画を極端な一方向へと暴走させるきっかけとなったと断じている。
 所謂『波動砲至上主義』の萌芽である。
 波動砲とその搭載艦艇を重視する『波動砲艦隊構想』の根幹は従来から変更なかったものの、その戦力整備方針は度重なる改訂により極端に先鋭化していくことになった。建造が進んでいた波動砲搭載艦艇は建造速度が更に引き上げられ、新規建造も追加に次ぐ追加が行われた。これに対応する為、2202年度より民生用に大きく配分比率が改められていた各種物資・資源・エネルギーを再び軍需用に集中する決定が下されている。



 『波動砲艦隊構想』における決戦戦術――統制波動砲戦――の主力はアンドロメダ級(A級)及びドレッドノート級(D級)とされていたが、この必殺の砲列を守護する存在として各種の中小型艦も多数建造中であった。これら艦艇は“補助艦艇”と定義付けられていたものの、その多くは個艦戦闘能力の極大化を目的に波動砲を装備しており、実質的には準主力艦としての機能が与えられていた。
 カラクルム級を睨んだ艦隊構想の改訂にあたり、これら補助艦艇群にも主力艦(波動砲艦)としての役割が明確に定められ、その結果、統制波動砲戦に組み込まれる艦艇数は一挙に数倍化することになる。
 しかし、この改訂にも問題はあった。中小艦まで組み込んだ波動砲隊列の大規模化は、隊列を防護する補助艦艇を決定的に不足させたからである。やむを得ず、新世代艦艇の配備進捗後は空間航路保護などの二線級任務への転換が予定されていた旧世代艦艇群(金剛改型,村雨改型,磯風改型)を補助艦任務に充当することが泥縄的に決定されたものの、その能力不足を指摘する声も大きかった。

 前述した通り、アンドロメダ級を筆頭とする新世代艦艇の主砲には新型ショックカノン『収束圧縮型衝撃波砲』が採用されていた。
 本砲の特徴はエネルギー密度の飛躍的向上による装甲貫徹力の強化と、減衰率の抑制による実質有効射程の延伸、更には一発あたりのエネルギー量低減による速射性能の向上であり、特に速射性能は砲身中間部に設置された陽電子収束器の併用により短時間ながら圧倒的なエネルギー投射能力を誇る。
 確かに、陽電子衝撃砲に比べて射貫後の破壊力に劣るというデメリットはあったが、それも異常なまでに堅牢なカラクルム級以外を相手にする場合には全く問題のないレベルであった。
 そうしたメリット/デメリットを考え合せれば、波動砲発射準備中の新型艦艇群に大挙して突撃してくるであろうラスコー級やククルカン級(八番浮遊大陸基地奪還作戦においても、装甲突入型ゼルグート級へ波状突撃を繰り返す両級の姿が確認されている)を駆逐しようとする場合、必要十分な威力を有し、既存砲よりも遠距離からより早いペースで敵を撃破可能な収束圧縮型衝撃波砲は最適な兵器だった。
 その点、新型ショックカノンであれ拡散波動砲であれ、一発あたりの破壊力には多少目をつぶってでも、速射性能と面制圧能力を極限まで追求した兵器であり、ある意味では数的劣勢を当然のものとして受け入れざるを得ない地球の戦略的環境が生み出した兵器と言えた。
 これに対し、旧世代艦艇の砲装備は従来型の陽電子衝撃砲であり、射貫後破壊力こそ申し分ないものの、射程や速射性能は新型砲に対して明らかに劣るというのが防衛軍内部での評価であった。
 こうした評価は、設計期間の短縮を目的に非波動機関搭載時の船殻設計をほぼそのまま流用したが故の能力不足として語られることが多く、事実そうした純スペック的要因も一部にはあった。しかし実際には艦艇を取り巻く戦術・戦略環境の変化が要因としては大きかった。



 2202年半ばまで増備が重ねられた旧世代艦艇群の建造目的は、まずもって列強の一線級艦艇に戦闘力で伍する艦をできるだけ早期に、できるだけ大量に整備することであった。次元波動エンジン実用化以前の旧世代艦艇は、出力重量比の小さい機関しか搭載することができず、その必然として艦の規模も限られるという制約があった。しかし、ガミラス帝国からの技術供与により小型次元波動エンジンの開発に成功したことで、これらの艦の戦闘能力は文字通り激変した。地球独自の陽電子砲である陽電子衝撃砲と各種宇宙魚雷の大威力によって、こと個艦レヴェルでの戦闘能力においては諸列強の同規模艦艇すら上回る艦を有することが可能になったのである。
 もちろん、これら戦後になって急速建造された艦の大半が、嘗ての極東管区(日本国)で設計された艦をタイプシップとしている点については、あまりに“政治的過ぎる”として連邦内での批判も少なくなかった。実際、金剛型にしても村雨型にしても最初の基本設計から既に三〇年以上が経過した“老朽艦”であり、世界各国に目を向ければヤマト型程ではないにしても、より新しく先進的な設計を有する艦も多数存在した。にもかかわらず金剛型や村雨型が戦後第一世代戦闘艦のタイプシップとして大々的に採用されたのは正に“政治”以外の何物でもなかった。
 戦役中のヤマト計画の成功と戦後の時間断層の発見、軍需工場化は、紛れもなく旧・極東管区によって達成された輝かしい成果であり、それがそのまま新生地球連邦における極東管区の権威と発言権として顕在化していたのである。
 だが、そうした批判も旧世代艦への次元波動エンジン搭載成功と大量配備を前にしては常に霞みがちだった。2201年以降、地球連邦加盟各国へ供給が開始された新造艦艇群は、各国からの批判を封じるのに十分な物量と性能を両立していたからだ。
 事実、再建から僅か三年余りにも係らず、第八浮遊大陸基地奪還作戦に地球連邦が投入した戦力は殆ど根こそぎ動員ではあったものの五百隻を遥かに超え、その中の一隻である金剛改型宇宙戦艦『ゆうなぎ』は肉薄雷撃によって自らの2倍以上の全長(規模で言えば8倍以上)を誇るメダルーサ級殲滅型重戦艦を単独で撃沈する等、砲雷撃戦における本型の高い攻撃能力を遺憾なく発揮した。

 だが、地球を取り巻く戦略環境の激変は、これら大幅な性能向上を達成した筈の旧世代艦艇群にも容赦なく襲いかかり、彼女たちに更なる変化を強いることになった。言わば『小艦よく大艦を屠る艦』から『少数を以て大軍を食い止める艦』への変化だ。
 良くも悪くも2201年以降の地球防衛艦隊は波動砲艦隊を中核として構成されていた。より端的に言えば、その戦略、戦術、戦力、更に遡って艦や機体、それらの装備品の調達・開発方針に至るまでの全てが、いかにして波動砲艦隊の隊列を維持しつつエネルギー充填時間を稼ぎ、万全な波動砲射撃を成功させるかを第一に練り上げられたと言っても過言ではない。
 もちろん、宇宙軍という組織が本来果たすべきとされる自勢力圏の保安維持や空間航路防護にも予算と人員が投入され、一定以上の作戦遂行能力を有してはいた。しかしそれはあくまで“副次的”にしか過ぎない点が極めて異色だった。いや、同盟相手であるガミラス帝国軍からは最早異常とすら捉えられていた。
 だが、僅か数年前にほぼ全ての宇宙戦力を失い、母星が滅亡に瀕したことを思えば、彼らが極端に走ったのも無理はなかった。容易に千や万の単位での戦力動員が可能な巨大星間国家に対し、未だ単一星系国家に過ぎない彼らが投入可能な戦力は(時間断層により破格の規模に達した工業力的にはともかく)人員面で百の単位が精々であり、侵略勢力に対して1/10や1/100の戦力で戦わなければならないのは、最初から確定事項だったからだ。
 圧倒的な戦力格差が存在する以上、母星系に対して大規模侵略を受けた際、彼らが選択可能な最も確実な邀撃方法は、自らの戦力集中度が最も高くなる自星系近傍もしくは自星系内で敵侵攻戦力を迎え撃ち、ひたすらこれを叩き続けることだった。もちろん、甚大な付随被害が発生するのも確実であったが、少なくとも連邦首脳部では、それは看過すべき犠牲と認識していた。その点、“滅亡”の恐怖とリアリティーが未だ生々しい時期であっただけに、国家としての意思は極めて冷徹且つ率直だった。



――たとえ自らの血で血塗れになろうとも、一人でも多くの敵を倒し続けよ。巨大な敵が厭戦気分に駆られるまで――

 こうした思考に基づいて作り上げられた組織とドクトリンを、ガミラス人たちが異常と捉えたのはある意味当然だった。戦略環境において、彼らは地球人とは正反対の地平に立っており、自らが“滅亡させる”ことは想像できても、“滅亡させられる”ことをリアルに想像できないからだ。
 その全てが、国家滅亡を賭けた『決戦』の為に築き上げられた組織――それがガミラス戦役で壊滅した後、ほぼ一から再建された地球防衛軍という組織であり地球防衛艦隊という戦力だった。
 彼らの徹底ぶりは、フラッグシップである二種類のアンドロメダ級にも色濃く表出している。一般的にアンドロメダ級は、波動砲を連装で装備した特徴的な艦容や初陣における波動砲射撃の光景があまりに鮮烈であった為、波動砲艦隊(波動砲隊列)の中核と認識されることが多いが、それは部分的には正しくとも、全てを言い当てている訳ではない。
 アンドロメダ級の艦種カテゴリーである『前衛武装宇宙艦』とは、最新最先端の武装を装備しているという意味だけではなく、ドレッドノート級を主力として構成される波動砲隊列――その文字通りの“前衛”として隊列防護を担うことをより重要な任務としているのである。
 より長射程・高発射速度を誇る新型ショックカノンも、ヤマトを遥かに超える防御力と継続時間を有する波動防壁も、ガトランティス軍の投擲兵器の転送座標を狂わせる重力子スプレッドも、空母型の四八機という圧倒的な同時発艦能力も、全てが波動砲隊列がエネルギー充填を完了させるまでの限られた時間、戦場を支配し、波動砲隊列を守り切る為の装備であり、長時間の経戦能力をある程度犠牲にしてでも瞬間的な戦闘能力を最重視した装備であった。
 その点で言えば、アンドロメダ級は波動砲隊列にとって最後の守護者であると共に、その一際目立つ巨躯によって敵戦力と砲火を自らに誘引するための囮でもあった。
 新生地球防衛艦隊の象徴とされたアンドロメダ級ですらそうである以上、他の補助艦艇については言うまでもなかった。補助艦艇群はアンドロメダ級よりも更に前方にあって、波動砲隊列の壊乱を企図して突撃してくる圧倒的多数の敵中小艦を排除することが第一の任務とされた。
 だがそれは、新型の中小艦艇から本任務を引き継ぐことになった旧世代艦艇群にとっては荷の重い任務であった。彼らの建造コンセプトはあくまで一対一の状況で同クラスの艦艇と攻防性能で渡り合う、若しくは圧倒することであり、一対多数の数的劣勢下で敵を制圧・駆逐することではなかったからだ。
 こうした(ある意味過剰な)性能再要求に応えるべく、旧世代艦艇群の改修計画が慌ただしく立ち上がったものの、期待された性能や役割に比して、投じられたリソースは限られたものでしかなかった。言うまでもなく、地球連邦が投入可能なリソースの大半はこの時期、新型艦艇(波動砲搭載艦艇)の増産につぐ増産で食い潰されていたからである。
 結果、改装メニューとしては最も効果的と分かっていても、時間と資源、工業力を大きく消費することになる次元波動エンジンの換装は真っ先に諦められ、最終決定された主要改修項目は以下の三つとなった。

 ・艦首砲を除く陽電子衝撃砲の収束圧縮型衝撃波砲への換装
 ・新型射撃管制システムの搭載
 ・主推進ノズルを大口径高効率型ノズルへ換装



 金剛改型の場合、25.4センチ(10インチ)口径の収束圧縮型衝撃波砲を三連装砲で四基、計一二門を装備する。口径こそ改装前の36センチから大幅に小口径化したものの、その速射性能は改装前の三倍以上に達した。
 過去、後期に建造された金剛改型の数隻がドレッドノート級用装備のテストベッドに供され、D級と同じ12インチ砲を連装四基八門搭載して各種テストを行った。しかし、エネルギージェネレータの出力不足から全門斉射時には目標の速射性能を達成することができず、再改修にあたっては十分な速射性能が発揮可能な10インチ砲が採用されたという経緯がある。
 尚、テストベッドとなった金剛改型の内二隻は、D級用新型波動砲のプロトタイプを艦首に装備し、単体での発射試験は勿論、二門同時発射時の空間への影響調査やアンドロメダ級用連装波動砲開発に貴重なデータを残した。艦の規模が限られる金剛改型に無理やり波動砲を搭載したことで、乗員の居住区やミサイル・魚雷用弾薬庫は大幅に削られ、重量増による操艦性の悪化は無視できないレヴェルにあったが、新型波動砲の大威力を買われ、この二隻は全テストプログラム終了後、内惑星艦隊に配備されている。

 収束圧縮型衝撃波砲の装備と合せて、射撃管制用電算機も新型への換装が行われた。拡散波動砲実用化時に開発された新型量子コンピュータ――タキオン電算機――がそれで、同時に三〇〇目標の脅威評価・追跡・照準が可能であり、ショックカノンと宇宙魚雷をフルに活用すれば十五目標の同時撃破が可能と判定されていた。
 こうして強化された同時多目標攻撃能力をより有効に活用すべく、更に機動性能の強化が図られた訳だが、幸い、この点についてはヤマトの第一次近代改修が大いに参考となった。
 ヤマトの改修も、次元波動エンジンには手を加えない方針で計画が策定されており、噴射ノズルに新規開発された大口径・高効率型ノズルを採用することで推力向上が図られている。
 改修によりヤマトは各部の装甲増厚や新装備の搭載で大幅に質量が増加していたものの、実質的な速度性能は改装前を上回っており、それはシュトラバーゼでのガミラス反乱勢力――反ガミラス統治破壊解放軍――との戦闘でも証明されている。本戦闘においてヤマトは高速機動によって常に戦闘のイニシアチブを握り続け、九隻のクリピテラ級とゼルグート級の各個撃破に成功していた。その成功は、臨時にヤマト指揮権を継承した土方宙将の果断な戦闘指揮と、島航海長の熟練した操艦技術があってのことではあったが、それと同時に、快速で鳴らすクリピテラ級に対して、容易に頭を押さえさせなかった改修後のヤマトの機動性能も特筆されるべきだろう。
 この大口径・高効率ノズルの更なる改良型が旧世代艦艇の改修にも採用され、機動性能向上に大きく寄与することになった。改修は艦尾E-472ブロック以降を新造ブロックに置き換える形で施工される為、改装対象艦がドック入りする前に新造ブロックが完成していれば、改修期間を大きく短縮することができた。



 以上の改修計画が大車輪でまとめられるのと並行して、試験を兼ねた第一号改修対象艦の選定が慌ただしく行われた。
 白羽の矢が立てられたのが、当時艦隊籍から離れ、防衛軍司令部の直轄艦となっていた金剛改型宇宙戦艦『ゆうなぎ』だった。
 ゆうなぎは第八浮遊大陸基地奪回作戦の最終段階において発生したカラクルム級戦闘艦の地球強襲に際して、防衛軍艦艇では唯一、カラクルム級の追尾、接敵に成功した艦であった。単独でのカラクルム級阻止こそ為し得なかったものの、カラクルム級を撃破したヤマトの砲撃が彼女から送信された座標データに基づいて行われたことを思えば、本戦闘におけるヤマトに次ぐ殊勲艦であることに間違いはなかった。
 しかし、この際のゆうなぎの行動がゆうなぎ艦長の完全な独断専行であったこと、地球防衛軍がカラクルム級の地球到達の失態を糊塗しようとしたことも重なり、彼女の“戦果”が公になることも正当に評価されることもなかった。
 更にゆうなぎにとっての不運は続く。
 彼女の艦長以下複数の幹部乗員が防衛軍司令部の方針に反発、出奔同然にヤマトを駆ってテレザード星へと旅立ってしまったのである。その結果、ゆうなぎと残された乗員たちは即日で艦隊籍を解かれると共に、防衛軍警務隊の厳重な監視下に置かれることになった。
 程なくヤマトの行動が地球連邦政府に追認され、ゆうなぎと乗員たちもようやく監視を解かれたものの、その存在は暫く放置され続けた。
 当時、防衛軍の艦隊籍にはD級をはじめとする新鋭艦が続々と配備されており、艦長や科長級の士官はそうした新鋭艦に優先して配属されていた。それどころか、士官の絶対数が全く足りず、役職に対する深刻な階級のデフレーションが発生していた程だった。そうした状況では、新鋭艦の配備により二線級への格落ちが確実な旧世代艦艇へ後任の艦長や科長が速やかに配属される筈もなく、それどころか固有の乗員まで他艦へ引き抜かれ始める始末だった。
 また、ゆうなぎ自身もカラクルム級を阻止した際の接触により、中破相当の損傷を負っており、その修理にも手が付けられていないままだった。ゆうなぎの損傷は、当初はカラクルム級に衝突した艦首部のみの小破と判定されていたが、後の精密調査によってオーバーブースト状態を強引に継続した主ノズルが異常加熱によって大きく歪んでいることが判明、損害判定が一ランク上方修正されたのである。
 修理の目処も立たず、一時はこのまま廃艦処分にされるのではないかとまで噂されたゆうなぎであったが、波動砲艦隊構想の改訂が彼女の運命を一夜にして大きく変転させることになる。
 金剛改型のヴァージョンアップ改修は、改修期間を短縮する為に、事前に準備した新造パーツや新造ブロックへの換装が主であり、損傷したゆうなぎを修理する際、調達上最大のネックとなっていた主ノズル部をそっくり取り換える計画だったことも彼女にとって有利に働いた。どうせ丸ごと交換する必要があるならば――という訳だ。
 改修工事は一度全乗員を退去させた後、極秘の専用工廠(とだけ乗員たちには説明された)で僅か十日という短期間で完了した。
 十日後、改修と合わせた各部の修理も完了し、真新しい塗料の香りを漂わせて出渠してきたゆうなぎの姿に、乗員たちは一様に感嘆の吐息を漏らしたという。



 林立する無数の砲身と大直径化した主ノズルの迫力は艦の印象を一変させ、機能美と同時にどこか優美さを漂わせていた改修前の金剛改型に、禍々しいまでの戦闘的オーラをまとわせていた。
 そして、実際の能力もその印象を全く裏切らなかった。改修後の彼女の砲装備は明らかに中小型艦キラーを指向しており、その代償として対大型艦艇戦闘能力はある程度限定されると考えられていたものの、必ずしもそうとは言い切れなかった。むしろ強化された機動性能により、大型艦への肉薄雷撃が相対的に容易となったとも言える。但し、そうした果敢且つ危険度の高い戦術の実施には(八番浮遊大陸基地奪還作戦時のゆうなぎがそうであったように)、指揮・砲雷・操艦・通信いずれにおいても高い技量が必要であり、そうした人員の確保こそが至難であったが――。

 改装後のゆうなぎにも、ようやく欠員のままだった幹部乗員が相次いで着任し、新艦長には応召の老三佐が就任した。
 彼はガミラス戦役終盤、戦傷の悪化から軍から退いていたものの、ガトランティス軍による第十一番惑星侵攻後、地球連邦政府の戦時体制移行と防衛軍の予備役動員により現役復帰を果たしていた。退役の直接原因となった戦傷は、戦後ガミラスからの技術供与により長足の進歩を遂げたサイバネティックス技術によって治療を済ませており、“これではガミラスさんに文句も言えんな”というのが口癖だった。

 着任早々、彼は最古参の宙曹長の案内で艦内を隅々まで巡視した後、在艦の全乗員を第一砲塔前に集合させた。そこで彼は形通りの着任の挨拶を述べた後、こう繰り出した。

『貴官らの無念は良く分っている。
 誰もがヤマトに命を救われた。だからこそ我々は、今ここでこうしていられる。
 だが――その事と、貴官らや“ゆうなぎ”が受けた屈辱は全く別だ。
 この“ゆうなぎ”を置いていった事を、皆でヤマトに後悔させてやろうじゃないか』

 この訓示に、一瞬その場は水を打ったように静まり返ったものの、次の瞬間、全乗員が勢いよく踵を合せて新艦長へ最敬礼を行った。
 彼らの誰もが、前艦長をはじめとする旧ヤマト乗員に対して尽きぬ敬意を抱き続けていたものの、その内心深くでは“置いていかれた”という負の感情が燻り続けていたのである。そうした乗員たちの、口外することすら憚られる鬱屈を見て取った新艦長は、それを全乗員に向かって最もあけすけな言葉で表現することで、一瞬で公知のものとしてしまったのである。
 明快な目標を与えられた人間は強い。
 この日を境に退廃的なものすら流れていた艦内の空気は一変し、新装備の慣熟訓練を含めたゆうなぎの再戦力化は急速に進捗した。良く知られている通り、ゆうなぎ初代艦長『古代 進』という人物は、あらゆる意味において評価の毀誉褒貶が激しい士官であったが、部下の養成と指導についてはほぼ例外なく高い評価を得ていた。ゆうなぎ乗員は実戦経験に乏しい若年の士官や兵が大半を占めていたものの、古代前艦長の薫陶を受けた彼らの基本技量は同時期に就役した同型艦と比較しても頭一つ頭抜けており、訓練再開後の練度向上も急速だった。
 そして訓練再開の一か月後には、ゆうなぎのパトロール艦隊編入が決定する。白色彗星の認知以降、太陽系外縁部の早期警戒網は大きくピケットラインを前進させており、また、多重的且つ冗長性の高い警戒網への発達・強化には、より多数の艦が不可欠だったからだ。
 時に2202年2月、テレザート星からの汲み上げた膨大なエネルギーにより空間跳躍を果たした白色彗星が太陽系へ来襲する直前のことであった――。



久しぶりの設定妄想でしたが、いかがだったでしょうか?
よりにもよって、数か月後には全否定されることが確実な現在進行形の作品に手を出すなんて、我ながら物好きだなぁと思いましたが、思いついてしまったのだから仕方がない――ということで、ご笑覧下さいませ(笑)

今回のアイデア(コンセプト)は極めてシンプルです。
旧世代艦艇に波動エンジン搭載したならば、誰もが想像するであろう砲身式のショックカノンと大口径ノズルを実際に搭載してみた――といったところです。
本当は艦橋部もパトロール艦っぽいマストにしてみたいという気持ちもありましたが、デザイン的なセンスに自信がなく、潔く断念しましたw
あとは、そのコンセプトが設定的に少しでも妥当と感じてもらえるように文章的な肉付けをセコセコと行っていきました。
とはいえ、文章のかなりの部分が地球防衛軍のドクトリンの説明に偏っているのは、いつもの私の性癖だと思って何卒ご容赦下さいませ。
言っていることは、これまで細切れにブログの記事で書いてきたことばかりですが、ようやく一つのまとまった文章にすることができました。

コンセプトと言えばもう一つ、『その後“ゆうなぎ”はどうなった?』というのもありました。
これはまぁ、『その後、シャアザクはどうなった?』にも通じる鉄板ネタな訳ですが、シャアザクと違うところは、主人公たちが離れた後も、固有の乗員が残されてしまうという点でしょうか。
残された乗員たちは、ヤマトの叛乱の嫌疑が晴れるまで、かなり厳しい扱いを受けたんじゃないかなぁと想像しました。
芹沢たちにしてみれば、古代の薫陶を受けたゆうなぎ乗員がサボタージュや、古代たちに対して何らかの支援を行ったりすることを懸念する筈です。
良くてこれ見よがしの監視や行動規制、悪ければ身柄を拘束されてしまうでしょう。
そんな仕打ちを受けたゆうなぎの乗員たちが前艦長にどのような想いを抱くか・・・・・・そうした点について想像したことも、本設定妄想を書いた要因の一つですね。
多分、古代くんの方でもゆうなぎ乗員のことは気にしてるんじゃないかなぁーと思ったり。
できることなら、ゆうなぎの乗員たちも上手く感情を整理して、帰還してきたヤマトと轡を並べられたらいいですね。

――貴艦ノ帰還ヲ祝ス。次アラバ、先陣ハ我等ニ任サレタシ――

みたいなw

ところで、本文を読まれた方の中には、再改修後のゆうなぎについての言及が物足りないという方もいらっしゃるかもしれません。
これは意図的なもので、あれこれと書きかけてはみたものの、このクラスがどれほど奮闘したところで、ガトランティス戦において決定的な役割を果たすことは難しいと考えたからです。
別に本型の能力不足をくさしているのではなく、ガトランティスの侵攻が速すぎるんです。
せめて本格侵攻が半年か1年先なら再改修艦がかなりの割合を占めて、構想された通りの編成と戦い方が可能になると思いますが、第五章の予告を見る限り2203年の2月とか3月とかにはガトランティス軍が殺到してきそうな勢いですし。
時間断層があるとはいえ、1か月程度では改装と改装後の慣熟訓練がとても追い付かないと思いますので、再改修後の艦の姿は全艦隊中にちらほらと見える程度でしょうか。

でもまぁ・・・・・・一個艦隊が250万隻の敵を前にしては何をしたところでw
ただ、デスラー砲(ハイパーデスラー砲?)が第八機動艦隊の残余を具体的な数は不明ながら一撃で消滅させていたので、2202世界においては波動砲や拡散波動砲、デスラー砲の威力というのは一門でも千や万の単位を消し飛ばせることになっているのかもしれませんね。
もしそれが確かなら――この波動砲の威力の方がよほど『続編潰し』になる気がします。

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このブログ『我が家の地球防衛艦隊』について。

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(注:本記事は本ブログの表紙であり、次以降の記事が最新記事です)


本ブログでは、主に『宇宙戦艦ヤマト』に登場する地球防衛艦隊艦艇の設定を妄想しています。
対象はオリジナル版及びPS/PS2ゲーム版のヤマトであり、『宇宙戦艦ヤマト2199』『宇宙戦艦ヤマト2202 愛の戦士たち』はどちらかと言えば例外的な扱いとなります(最近ではそちらの方がメインコンテンツ化してきていますがw)。
尚、本ブログに記された各種設定の多くは、公式設定ではありませんので、閲覧にあたっては御注意願います。
現在までに書き溜めた設定は以下の通りです。

 〇ヤマト型(級)宇宙戦艦 前編後編
 〇アンドロメダ級戦略指揮戦艦 前編後編
 〇ハント型フリゲート/ハント級護衛艦(さらば/2護衛艦) 前編後編
 〇オマハ級哨戒巡洋艦(さらば/2パトロール艦) 前編後編
 〇アマギ級宇宙空母/グローリアス級宇宙空母 前編中編後編1後編2
 〇アリゾナ級護衛戦艦
 〇プリンス・オブ・ウェールズ級護衛戦艦
 〇ライオン級護衛戦艦(改プリンス・オブ・ウェールズ級護衛戦艦)
 〇アキヅキ級宇宙駆逐艦(完結編駆逐艦) 前編中編後編
 〇ゼリウド級多層式航宙母艦(ガミラス三段空母)

【番外編】
 〇地球防衛艦隊2199(“ヤマト以前”の地球防衛艦隊の戦い)
 〇続・地球防衛艦隊2199 前編後編
  (“ヤマト帰還まで”の地球防衛艦隊の戦い)
 〇“我が家”世界における各艦艇の戦闘能力指数
 〇“我が家”世界における大型艦の系譜
 〇護衛戦艦小論(ヤマトⅢの護衛戦艦って?)
 〇地球防衛軍の航空機と空母機動部隊
 〇一三月動乱(ボラー連邦の終焉と新たな胎動)
  act.01:『ボラー連邦共和国末期の概況』 , act.02:『危急』 , act.03:『敗残艦隊』(妄想中)

【宇宙戦艦ヤマト2199編】
 〇『宇宙戦艦ヤマト2199』世界における“さらば/2 主力戦艦” 前編後編
 〇ゼルグート級/ドメラーズⅢ世の設定を妄想してみる。
 〇アンドロメダ型宇宙戦艦(宇宙戦艦ヤマト2199版) 前編後編

2199編の設定妄想については、いずれも2202の制作発表前に書いたもので、2202公式設定とは一切関連はありませんので御注意下さい。
また、当ブログでは艦艇設定妄想以外にも、『宇宙戦艦ヤマト2199』『宇宙戦艦ヤマト2202 愛の戦士たち』を全力応援中です。
最後になりましたが、当ブログの文章・画像の無断転載は原則お断りしています。

護衛戦艦アリゾナの設定妄想がまさかの映像化!!

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昨今、ブログの更新をさぼっている内に、とんでもないことになってしまいました!!
なんとぉ!以前書いた護衛戦艦アリゾナの設定妄想を、これまで多数のヤマトMMDを公開しておられるFGT 2199さんにMMD化していただきました!!
MMDはyoutubeとニコニコ動画でそれぞれ公開中です!!

宇宙戦艦ヤマトⅢ外伝 護衛戦艦アリゾナの最期 Star Blazers End of Arizona


【ヤマトMMD】護衛戦艦アリゾナの最期

いやー、まさか生きている内にアリゾナのガチンコバトルを動く映像で、それも自分が妄想した内容で観れる日が来るとは思わなかったですよ、ホントに。
5年前、入院中の病院でいじけながら文章を書いていた自分に教えて上げたいですw

作成いただいたMMDには、大変畏れ多いことに総設定・シナリオとして当ブログの名前を冒頭にでっかく入れていただいています(なんかまるで西PかM御大みたいだぞw)。
とはいえ、本MMDの中で特に「うまい!!」と思ったゼニー合衆国との絡みや、後のアマールの発見に繋がる活躍などは、全てFGT 2199さんによるものです。
その点でいえば、実は私の役割は「原案」くらいなものなのですw

戦闘展開にしても、私がうまく使いどころを見つけられなかった拡大波動砲を先制攻撃に使用するなど、当ブログの原案を遥かに超える“燃える”展開になっていると思います♪
実際のところ難しいんですよ。波動砲がクリティカルヒットしたら敵艦隊を根こそぎ殲滅しちゃう可能性が高いですし、かといって、完結編みたいな“空振り”だと燃えませんしねw
その点、とてもうまく戦術展開を再編いただけたと思いました。

リファインされたアリゾナ・モデルもデザイン・質感共に申し分なく、動かし方やカメラアングルの上手さも相まって、映像の中での重量感や機動の描写は本当に圧巻でした。
ボラー艦隊もデザイン的な派手さはないものの、細かいギミックまで再現されていて、単なる「やられ役」に収まらない迫力を醸し出てますね(^o^)
しかも“ド”がつくほど超マイナーなゴルサコフ艦までモデル化していただけるとは!!

既にyoutube、ニコニコ動画共に感想が多数寄せられていまして、中には当ブログの記事を読んでいましたという方もいらっしゃり、大変光栄でした。
いやー本当に、自分の書いた文章をアニメーションにしていただけるなんて、文章で二次創作をやっている人間にとっては夢のようです。
私にとっては一生の宝物となりました。
ぜひ、皆様もご覧下さいませm(__)m

しかしこうなりますと、いやが上にも気になってくるのが、宇宙戦艦ヤマト2199,2202から続く世界でアリゾナが建造されるのか、建造されるとしたら、それはどんな形で、どんな立ち位置になるか、ですよね。
更なる続編が作られるとしたら当然登場すると思いますけど、2202は主に物量面の表現をインフレさせ過ぎた感がありますので、この世界観の中で「物量のボラー」を描くのは相当難しそうに思います(^_^;)
でも、FGT 2199さんや私の二次創作で改めて皆さんにアリゾナを思い出していただいて、2202のアンドロメダみたいに登場への機運が少しでも高まってくれたりするといいですね。

、、、さてさて、、、ウチのブログもそろそろ真面目に運営せんと、、、(;^ω^)

テレサは第6文明人の夢を見るのか?

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随分と久しぶりのブログ更新です(^^;)
メカコレ作ったり、SNSでちょっとややこしい事があったりで、記事を書くモチベーションが低下していたもので、申し訳ありませんでしたm(__)m
今日も今日とて2202について思うまま好き勝手な文章を書いていますので、作品に予断を持ちたくないという方は取り急ぎ引き返し願いますm(__)m



さてさて、今日はテレサについて書いていこうと思います。
2202第三話にて、バレルはテレザートとテレサについて以下のように語ります。

『文明の頂点を極めたと言われる伝説の惑星。
 その星の民は人間の意志そのものを物理的な力に変え、利用することができた。
 人間の想像力に限界がないように、精神から引き出されるエネルギーにも限界はない。
 無限の力を誇った彼らは、その気になれば星座の形を変えることすらできた。
 いつしか彼らは肉体を必要としなくなり、精神だけの存在になった。
 そして――生きた人間には決して辿りつけない次元の果てで、一つの命に結晶した。
 その名はテレサ。あの世とこの世の狭間にあって、全ての平安を願い続ける女神』

個人的に注目したいのが『人間の意志そのものを物理的な力に変え、利用することができた』という部分と『無限の力』という部分です。
これらを読んで何か思い出しませんか?
そう、伝説巨人イデオンに登場した“イデ”若しくは“イデ・システム”と呼ばれる存在です。

イデオンの劇中世界では、“イデ”は『人の意思をエネルギーに変換するシステム』であり、第6文明人と呼称される異星文明によって開発されたシステムと説明されています。
そして、第6文明人は彼ら自身の精神の“一部”をエネルギー利用する実験を行ったものの、それに失敗。
全ての第6文明人が肉体から精神を吸い取られ、生命体としては滅亡することになりました。
その結果、それらを吸い上げたイデ・システムは数十億の第六文明人の意思そのもの(集合意識)となり――という極めてざっくりとした説明でも、先のバレルの説明と被る部分が多々あることにお気づきになられると思います。



テレサとイデが明確に異なると言えるのは、テレザート人が集合知化した“テレサ”は、あの世とこの世の狭間(高次元世界/非この世)に存在するのに対して、第六文明人の集合意識である“イデ”はこの世に存在することでしょうか。
そしてその発生プロセスは、テレサが能動的(テレザート人が自らの意志で集合知化した)であるのに対して、イデは実験の失敗で発生したと説明されている通り、第六文明人にとっては極めて受動的です。
しかし、テレサであれイデであれ、その発生プロセスはどちらも伝説や推測であることには注意が必要でしょう。
以前の記事にも書きましたが、伝説や伝承などは伝え手の意志や事情によってバイアスがかかっていることは決して珍しくはないからです。
もしかしたら、どちらも能動的であったかもしれないし、どちらもトラブルやアクシデントに端を発した受動的な出来事であったのかもしれません。
とはいえ、私個人の想いで言えば、どれほど文明が発達し、物心共に豊かになったとしても、人間が個も肉体も捨てて集合知化するような――ある種、仙人じみた境地に達せられるものかという疑問があります。
むしろ、豊かになればなるほど、技術や科学が高度化すればするほど、その富や科学技術を独占し、他を制しようとするのではないでしょうか。
人間の持つそうした根源的な性(さが)は、西洋列強による世界の植民地化や、現代の富の一極集中を見ても明らかに思えるからです。
その点で言えば、テレザート人であれ第六文明人であれ、更なる豊かさを求めて“イデ”なり“テレサ”なりのシステムを造り出したものの、それによって自らの足元をすくわれ、強制的に集合知化されてしまったという方が、よほど人間臭い(人間らしい)顛末に思えてきます。
そして、その原因はシステムの未熟さ故による暴走であったかもしれませんし、システムの中核に備わった人工知能的存在の為した結果だったのかもしれません。
いわゆるシステムが“自我”に目覚めて――というパターンですね。

考えてみれば、もしこのシステムが兵器として他文明に向けられた場合、その効果は波動砲などの比ではありません。
物質的破壊を一切伴うことなく、人間のみから精神を吸い上げて肉体は死に至らしめ、更に吸い上げた精神は自らのエネルギーに変換してしまうのですから。
もしこのシステムを向けられたら、誰も抵抗できないでしょう。
であるからこそ、究極のシステムに備わった究極のAIに自我が備わった瞬間、自らの創造主にその刃を向けることになってしまうこともあるのかもしれません。

ところで、この記事を書くにあたってヤマト2を観返したのですが、オリジナル版のテレサという人物については分らないことが多すぎます。
“さらば”では反物質世界の人間、“2”では単なる(?)超能力者という扱いのようですが、テレザート人であるとは一言も述べられていません。
とはいえ、普通の人間とは到底思えないですよね(^^;)
だって常に光ってるし、上空のヤマトから空飛んで地上に帰ってるしw
ま、それは冗談として・・・“2”のテレサは、テレザート人同士が戦争を始めた際、ひたすら祈っていたら(何を祈っていたかは明確に述べられていません)、戦争当事者は全て破滅し、戦いは終わったと語っています。
おそらくテレサは、戦いが終わることを祈っていたのでしょう、結果、その祈りは叶えられ、戦いは終わったものの、その副次的効果により、当事者たるテレザート人は全て滅んでしまった、と。
で、このテレサの語りの中に、こんな部分があるんです。

『その祈りの中に、私自身の、私の使うメカニズムに恐ろしい力が備わっていることに気が付いたのです』

私の使うメカニズムに恐ろしい力が備わっている――ということは、そのメカニズムには元々別の役割なり目的があったと読み取れないでしょうか。
しかも、人間が自分の力の説明の際にメカニズムなんて言葉を使うものかと考えると・・・・・・“2”のテレサは何らかの目的の為に、テレザート人によって人為的に生み出された超能力者に思えてきます(島に輸血をしているので、人間であることに間違いはないでしょうけど)。
しかし、彼女にはテレザート人が設計した以上の力があり、それが結局テレザート人を滅ぼす事になった――と。
そんな想像から、2202のテレサも同じような展開を経て、テレザート人を半ば強制的に集合知化したんじゃないかと想像した次第です。



ちなみに、画像は冗談で撮影したものですが、第六文明人の集合意識のこの世の具現がイデオンとソロシップな訳で、では、仮にこの世とあの世の狭間(高次世界)に存在するテレサがこの世に具現化したら、どんな姿になるのか・・・そんなことを想像しても楽しいですね。

そして本日はアンドロメダ空母型たるアポロノームの1/1000キットの発売日でした。
今回は電飾なしということで、価格はかなり抑えられていますね。
また、割り切って格納庫内部や発艦ギミックなどを再現しなかったことも価格低減には効果があったと思います。
私も通販でキットを購入しましたが、本日発送の明日着の予定なので写真などはありません(^_^;)
これまでの1/1000アンドロメダ級と同様、同級艦(アンタレス)用のデカールは付属していないようなので、きっとプレバンで後日発売ということになるのでしょう。
再来月(5月)発売のメカコレ/アポロノームにはアンタレス用のシールが付属するようなので、アンタレスはアキレスと同様にメカコレでコレクションすることになりそうです。
今のところ、4月がメカコレ/大戦艦、5月がメカコレ/アポロノーム、6月がメカコレ/コスモファルコンとメカコレ3か月間続きます。
1/1000キットは・・・地球艦はパト艦なり護衛艦なりの発売が期待できそうですが、ガトランティス艦はいよいよ厳しくなってきた感じがしますね。
てか、意図的にガト艦は劇中に登場する艦種そのものを絞ってる気がしますし、設定全長もキット化を端から考慮していない観が強いですし。
あー、せめてククルカンとラスコー級は1/1000で欲しかった・・・。
あ、そうそう、長らく入手困難となっていました1/1000ドレッドノート級も今月末に再販になるそうですので、首を長くして待っておられた方は買い逃しなく。

宇宙戦艦ヤマト2202 地球連邦アンドロメダ級 三番艦 アポロノーム 1/1000スケール 色分け済みプラモデルバンダイ(BANDAI)バンダイ(BANDAI)
宇宙戦艦ヤマト2202 地球連邦主力戦艦 ドレッドノート級 ドレッドノート 1/1000スケール 色分け済みプラモデルバンダイ(BANDAI)バンダイ(BANDAI)
宇宙戦艦ヤマト2202 メカコレクション 地球連邦アンドロメダ級 三番艦 アポロノーム プラモデルバンダイ(BANDAI)バンダイ(BANDAI)
宇宙戦艦ヤマト2202 メカコレクション ガイゼンガン兵器群 カラクルム級戦闘艦 2機セット プラモデルバンダイ(BANDAI)バンダイ(BANDAI)
宇宙戦艦ヤマト2202 メカコレクション ガイゼンガン兵器群 カラクルム級戦闘艦 プラモデルバンダイ(BANDAI)バンダイ(BANDAI)
宇宙戦艦ヤマト2202 メカコレクション 99式空間戦闘攻撃機 コスモファルコン 空母搭載機 プラモデルバンダイ(BANDAI)バンダイ(BANDAI)

機動甲冑について考える(宇宙戦艦ヤマト2202)

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さてさて。
第四章に鳴り物入りで登場しました機動甲冑(正式名称:2式空間機動甲冑)ですが、その活躍が主役たるヤマトを食ってしまう程(笑)だったこともあって、『強すぎる』『ほぼモビ〇スーツ』『コスモタイガーいらんやん』等の意見も散見されます。

この機動甲冑、第四章パンフレットによると、空間騎兵隊の斉藤がガミラス戦役時の苦い経験から“航空機と装甲戦闘車量の利点を融合した一人乗りの兵器”として開発したと説明されています。
といっても、実際に斉藤がデスクで設計作業を行ったとは思えませんので(笑)、開発を強く推したり、コンセプトやアイデアの提示、できあがったデザインに対してのチェックやコメントが主だと思います(もし試作機が出来上がっていたら、その試験も当然担当しているでしょう)。
とはいえ、十一番惑星みたいな辺境の地に、そんな開発設備と人員が存在するのかという気がしなくもないですが、仮に実機(試作機)製作にまで至らなかったとしても、コンセプトの熟成とコンピューター上のデザイン(設計)・シミュレーションくらいまでであれば、それほど大規模な設備も人員も不要だと思います。
また、正式名称に『試製』という文字がなく、『2式』と採用年も示されていることからも、少なくとも十一番惑星から開発データか試作機が地球に送られ、採用試験が行われたと想像できますね。
第四章で登場する機動甲冑はヤマト艦内で製造されたと説明されており、その設計・製造資料は十一番惑星で回収したと考えるのが自然ですが、あるいは地球防衛軍の正式兵器として予めヤマト艦内工場のデータバンクに登録されていたか、改めて地球からデータを送信してもらったという可能性もあると思います。
逆に言えば、機動甲冑は既に地球でも量産されていそうです。
第四章に登場した機動甲冑の主要な武器装備はヤマトや艦載機のものが流用されていましたが、これはヤマト艦内での製造に適したローカライズ(設計変更)という可能性もありそうですね。
その点、もしメカコレで機動甲冑が発売される事になったら、製造場所ごとのマイナーチェンジモデルとかを作られる方もおられるかも。

ではここで一旦、話を最初の開発コンセプトに戻しましょう。
『航空機と装甲戦闘車両の利点の融合』というコンセプトですが、つまり多少大げさに言うと『空飛ぶ戦車』を作ろうってことですよね。
現代の地球で『空飛ぶ戦車』にあたる兵器を挙げるとすれば、米軍の地上攻撃機A-10や対戦車攻撃ヘリAH-64シリーズとかになると思います。
これらの機体の特徴は、マッハ2くらい出して当たり前の戦闘機と比べると時速300~700km程度と圧倒的に劣速ですが、その分、地上部隊や装甲車両を攻撃する為に、低空・低速域での機動性(小回り)と火力に秀でています。
当然、本職の戦闘機と普通に空中戦を行ったら殆ど勝ち目はありませんが、戦闘機が至近・低空・低速といった特殊な状況にあったりすると、先に挙げた攻撃機や戦闘ヘリでも撃墜できるどころか、むしろ有利になることすらあるでしょう。
2202劇中、ワープブースターで多数の機動甲冑が突入していった戦場は、まさにそんな状況だったと思います。
突入ポイントは、テレザートと蓋状の巨大岩盤の間の極めて狭い空間で、尚且つガトランティス艦隊が密集している状態でした。
高速発揮可能な戦闘機であっても、自由自在にスピードを出せる場所ではありません。
むしろ、そこそこの速度で機敏に機動できる(小回りの利く)機動甲冑にとって独壇場のような戦場だったと思います。



もし逆に、空間障害物などの戦闘機の高速機動を阻害する要素のない戦場で、機動甲冑が戦闘機と対戦した場合、戦闘機が遠距離からのミサイル攻撃や高速を活かした一撃離脱に徹すれば、機動甲冑は戦闘機にいいようにやられてしまいそうです。
その点、機動甲冑と航空機とでは、機動特性も想定される運用環境も異なっていますので、あっさり『コスモタイガーいらんやん』とはならないと思います。
それどころか、何も遮るもののない宇宙空間を機動甲冑が目標エリアまで前進しなければならない時は、CT隊に護衛してもらうか、主翼上に載せてもらってフェリーされるでしょうね。
フェリーといえばこんな使い方もありますか。
ヤマトの甲板上に仮設陣地を構築して、機動甲冑を固定砲台代わりに配置、防空能力と近接火力を向上させるなんて運用もありかもしれません。

・・・てな感じで調子よく書いちゃいましたが、2202の世界では戦闘機が人型機動兵器よりも速度性能に優れるって前提自体は、あまり根拠がないですけどねw
ただ劇中で、斉藤は機動甲冑の装甲の薄さと出力不足を嘆いているので、薄いながらも装甲というデッドウェイトを有し、出力も不足しているとなれば、当然速度性能はあまり高くないだろうという想像は、それほど無理がないと思います(え?モビル〇ーツはヒコーキより圧倒的に機動性がある?そんな、人類が光速突破できない時代の作品のことなんて知りませんw)。

地上戦や対要塞戦を除き、宇宙空間でこの機動甲冑を有効に使うとすれば、探知されにくい場所(小惑星帯とか)での奇襲攻撃やゲリラ戦ですかね。
小さな島が入り組んだ島嶼エリアでの魚雷艇みたいな感じでしょうか。
あとは、地球側が航空攻撃する側で、敵に対して圧倒的に戦力や打撃力が不足しているなら、先ほど書いたCTの主翼上に載せて敵艦隊至近まで運び、そこで一斉に展開、一種の攻撃機として敵艦隊に殴りこませるのも手かもしれません。
その場合、速度性能に違いのあるCT隊と機動甲冑を同時に敵艦隊の中に飛び込ませると衝突や誤射の可能性もあるので、CT隊は機動甲冑にとっての天敵である敵戦闘機の誘引と牽制に徹し、艦隊攻撃は火力に優れる機動甲冑が担当するという分担にした方が、混乱が少なくていいかもしれませんね。

とりあえず今日はこのくらいで。
明日は第五章での戦闘について少し妄想してみたいと思います。

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宇宙戦艦ヤマト2202 第五章の戦闘は“2”みたいになる?

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さてさて、昨夜は機動甲冑について言及しました。
今日はその機動甲冑も活躍するかもしれない第五章の戦闘について、毎度当たらない妄想に花を咲かせてみたいと思いますw

2202は“さらば”“2”のリメイクという位置づけである以上、メカ好きとしてやはり気になるのは、ヤマトシリーズ中唯一地球防衛艦隊が勝利の栄光を掴んだ『フェーベ』や『カッシーニ』が再現されるのかですよねw

今日のところは、まずフェーベでの戦いにおいてキーになった航空機から考えてみようと思います。
以前にも軽く言及したことがありますが、2199や2202世界の航空機はオリジナル版に比べると少し肩身が狭い立ち位置にあるように感じています。
参考まで、2199でヤマト航空隊が部隊として活躍した場面はどれくらいあったでしょうか?

 ・メ2号作戦(冥王星基地攻略戦)
 ・七色星団会戦
 ・バレラス強襲戦
 ・シャンブロウ攻防戦

単機レベルでの活動はもっとありますが、部隊として全力投入されたのはこれくらいだと思います。
それなりの回数ですが、オリジナル版での戦闘頻度に比べると明らかに少ない気がしますね。
また、七色星団を除いて、特定エリアの攻防戦だったことも目立ちます。
七色星団にしても、その空間状況は長距離レーダーも使用できないくらい酷いものでした。
視界が利かず、空間そのものが酷く時化(しけ)ているような状況でしたから、艦船は満足にスピードが出せなかったことでしょう。

回りくどい言い方をしてしまいましたが、2199/2202世界の航空機は艦船の側が速度を抑制せざるを得ない状況でないと、対艦戦闘での活躍が難しいということです。
その原因はやはり、艦船と航空機の速度・加速性能の違いにあります。

これが地球上の洋上艦艇と航空機の関係なら、航空機の方が圧倒的に大きな速度性能を持つわけですが、宇宙空間における波動エンジン搭載艦艇と航空機とでは立場が逆転してしまいます。
短時間で亜光速まで加速することができ、空間跳躍すら可能な無限機関を搭載している艦艇と、(原理は不明ですが)それより遥かに小規模な機関しか搭載できず、加速性能も航続性能も限られた航空機とでは、比較にもなりません。



では、前振りが長くなりましたが、第五章での地球防衛艦隊対ガトランティス艦隊の戦闘について、艦隊航空戦に絞って考えてみたいと思います。
“さらば”“2”の艦隊航空戦といえば断然“2”の第20話『ヤマト・奇襲に賭けろ!』がまず頭に思い浮かびます。
土星の衛星フェーベ近傍で、ヤマトを含む地球の空母部隊がガトランティス空母機動部隊を奇襲攻撃で殲滅するというあまりに有名なお話ですが、果たしてこの展開が2202世界で実現可能でしょうか?
正直言うと・・・・・・そのままの展開は、かなり難しいんじゃないかと思っています。

第20話の一番のキモは、戦力的には圧倒的に優勢なガトラン機動部隊を地球側が先に発見し、奇襲攻撃を成立させることができるかという点だったと思います。
本来、自星系内のことですから、どこに敵が潜んでいようとリアルタイムで捕捉できるくらいの哨戒システムを構築しておいて欲しいところですが、システムが妨害されたり、システム構築が正面戦力の拡充に傾倒する余り、遅れていることもあるでしょう。
仮に、地球側の哨戒システムが用をなさない状況で、且つ非発見を悟らせれない(発見されたことを気づかせない)ことが必須の状況であれば、アクティブステルス性能を持つというコスモタイガーⅡが偵察に使われてもおかしくありません。
そして、首尾よくガトラン機動部隊を先制発見したとします。
更に、傍受されにくい指向性の高い通信波によって、ガトラン機動部隊の所在が地球艦隊に知らされたとします。

そうなった場合に初めて、“2”のように地球の航空隊が長躯して奇襲攻撃を担うことができる可能性が生じる訳ですが――選択肢としてはともかく、実際に選択されるかと言えば、難しいと考えます。
2199/2202の世界では、艦艇の方が基本的に足が速いので、まごまごしていると(時間をかけていると)、艦艇が優速を活かして逃げてしまう可能性があるからです。
せっかく発見した敵に逃げられてしまうリスクを考えれば、ガトラン機動部隊の至近に地球艦隊を小ワープで送り込んだ方が、遥かに早く攻撃を開始できます。
そして、ワープについて言えば、地球側には明らかな地の利があります。
2202において、星系内でのワープは、惑星や衛星の重力影響が大きく、十分な管制がなければ自由なワープは難しいとされているからです。
地球から万全な管制が受けられる地球艦艇はワープの自由度を確保していますが、ガトランティス側にはそれが期待できない――つまり、ガトラン艦艇は太陽系内では自由自在には小ワープできない可能性があります。
やや控え目に『可能性』としているのは、地球侵攻前に隠密裏に太陽系を事前偵察くらいしているだろうという常識的判断があってのことです。
ただ、短期間の偵察程度では、そこをホームにしている地球側程の情報蓄積はできないでしょうから、この点でのアドバンテージはやはり地球側にあると考えても無理は小さいと思っています。
逆に言えば地球側は、『狙ったエリアへ小ワープが可能』というアドバンテージを奇襲要素として最大限に活かすべきでしょう。

ガトラン機動部隊の直近に艦隊を送り込むなら、砲戦・雷撃戦能力に優れる大規模艦隊を送り込んで一気に殲滅したいところです。
しかし、“2”と同様にそんな大戦力はとても引き抜けないというなら、ヤマトとアポロノーム、アンタレスからなる小艦隊を送り込めば原作オマージュにもなるでしょうか。
この場合、至近ワープアウトと同時に全艦一斉に艦載機を発艦、艦載機は敵艦隊へ突撃し、ガトラン艦隊を引っ掻き回します。
空母型アンドロメダはそのまま拡散波動砲発射準備に入り、ヤマトはアンドロメダを護衛しつつ、その場で砲雷撃を全力で行う感じでしょうか。
2202では、小ワープ後でも波動砲発射態勢に入れることが第四章のヤマトの作戦計画で明らかになっていますので、こうした急迫猛撃的な戦法も可能だと思います。
空母型アンドロメダが拡散波動砲発射準備が完了次第、航空隊は全力でガトラン艦隊から離脱、そして――てな展開を考えたのですが、うーん、正直グダグダですねぇw

何よりもまず、2202のガトランティス軍が打撃艦隊と空母部隊を分けるような艦隊運用を行うのかっていうと・・・・・・正直しなさそうでしょ?w
2202第一話でも『私は戦闘空母です』と言わんばかりに多数のナスカ級が打撃艦隊に平然と組み込まれていましたし。
また、これまで散々言っていた速度の問題から、2199や2202の世界では特に対艦戦闘において航空機は使いどころが難しく、空母を集中した機動部隊という戦力単位は、邀撃に出てくるであろう敵艦隊をまずは殲滅しなければならないという戦場では、それほど有力な存在にはなりそうにありません。
むしろ、至近にワープアウトされて艦としての脆弱性をさらけ出してしまう可能性を思えば、敵艦隊が殲滅されるまでは後方に待機しておいて、殲滅後にようやく前進してきて惑星や衛星の制圧戦に投入されるという展開が自然な気がします。

加えて、こんな小手先の妄想が通用するのは、彼我の艦隊戦力比が常識的範囲内(数倍~数十倍)に収まっている場合に限られます。
それこそ数百・数千倍といったレヴェルで戦力差があった場合は――数百機規模の航空機ではとてもどうこうできないでしょう。
それとも、万の単位で航空機が運用できるように、何百隻と空母が登場したりするのかな?
ちなみに、第二~四章に登場した第八機動艦隊のカラクルム級250万隻に対して、地球側が戦闘艦を1千隻を用意できたとしても、その戦力比は2500倍です、一万隻でも250倍w
250万隻というのはたった一個艦隊の数ですから、ガトランが本気で侵攻してきたら更に数が多くて当然です。
これで、『実はガイゼンガン兵器群というのは無限増殖の秘密があって、通常戦力での侵攻艦隊は1万隻だけです』とか言われたら笑っちゃいますけどねw

ただ、第八機動艦隊の残存戦力を第四章ではデスラー砲一発で消滅させています。
第八機動の残存戦力がどの程度の数だったかは不明ですが、2202世界における“万”の単位は波動砲なりデスラー砲一発でどうにかできる程度の数なのかもしれません。

うーん、そんな桁違いの物量戦の世界で、下手したら艦艇数よりも数が少ないかもしれない航空機や機動甲冑でどうしろうと・・・・・・w
やっぱり、何らかの手段で敵艦隊を密集させて機動を阻害し、更にガミラス臣民の盾みたいなワープ妨害装置も設置して逃げられないようにして、拡散波動砲を雨霰と叩き込むしかないですかね。

なんか、大風呂敷を広げた割には、飛躍も捻りもないオチになってしまいました、残念(^_^;)

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『宇宙戦艦ヤマト2202』第五章 本予告を観ての雑感

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早いもので、まだまだ先と思っていた第五章の公開まで一月余りとなり、本日遂に本予告が公開されました!!
今回も、いつもながらの雑感をつらつらと書き連ねてみたいと思います(^o^)



04秒:LABORATORY PROMETHEUS U.N.C.F.LP-0001-2202
   『時間断層制御艦プロメテウス』
   背景からも明らかですが、この艦は時間断層の中にいますね。
   “制御艦”というだけあって、この艦の中であれば、時間断層の影響も
   抑えられたりするのかな?
05秒:新見さんと桐生と山崎さんもプロメテウスの中?もし時間断層内に長期間
   人間が留まれるのなら、新装備の開発拠点になっているのかもしれませんね。
08秒:山崎さんのスーツは第三話で古代やキーマンが来ていたのと同じ時間断層用
   だと思います。山崎さんの背後に『CRS』と書いてある箇所があるので、
   プロメテウスではなく、噂のヤマト型三番艦(BBY-03ギンガ)の中という可能性もあるか。
09秒:『藤堂早紀』という新キャラさんです。『謎の艦』の艦長ということですが
   プロメテウスかギンガの方か・・・。名前からすると藤堂長官の血縁者の
   気がしますが、はてさて。
   ただ、容姿が何やら人形っぽくって、“造られた人間”的な雰囲気も?
12秒:土星先遣艦隊ですね。主力戦艦とパト艦は各二隻で、主力戦艦の艦橋内は
   非常配置の為、オレンジになっているのだそうです。
13秒:月近傍に地球艦隊大集結。上方に大きく見えているのは戦闘衛星かな?
   きさらぎタイプの輸送船(なんで輸送“艦”じゃないんだろ?)も何隻か
   混ざってます。
   アポロノームなどの空母型は艦載機を限界一杯まで露天繋止してます。
16秒:カラクルム級が艦橋砲を一斉射撃。艦橋回るんだ・・・w
17秒:一斉にワープする地球艦隊。
18秒:超大型空母デカい!!画面の奥にいるのに、手前のナスカ級が小っちゃすぎる(汗)
   これ、全長数キロあるのでは(^^;)
19秒:これって、2199で第二バレラスと一緒に吹き飛んだ筈のギムレー?
19秒:波動砲発射後、ゴーグルを外しながら『信じられない』という貌を見せる
   山南さん(逃げてぇぇぇぇ!!!!)
20秒:ガトランティス艦隊、カラクルム級ばかりですね。対艦戦闘ならラスコー級や
   ククルカン級が混じっていてもいいような。
20秒:デスラーとキーマンのツーショット。和解したのか?
20秒:地球艦隊に向かって放たれたカラクルム級のインフェルノカノーネ?
   (11番惑星でも使われた数隻のカラクルム級で放つ小・レギオネルカノーネ)
21秒:加藤の涙。・・・やっぱり鶴見なのか。
24秒:このカットだとカラクルム級の艦橋が回ってるのがよく分かります。
25秒:12秒に出てきた先遣艦隊?ボコボコにされる模様。ヒペリオン艦隊の役どころ?
   横合いから攻撃を受けているのに、パト艦は波動砲の発射態勢。
   波動砲発射直前に横合いから奇襲を受けたのかな?
28秒:なんかまた物理兵器みたいなのが飛んできたw
   『蛮族の大剣』とか異名がつきそうなw
   護衛艦(フリゲート)も波動防壁を展開してますね(貫かれるけど)。
30秒:古代が乗ってるのは・・・デスラー艦?
   次のカットのキーマンと敬礼を交わし合ってるのか?
   って、キーマン最後にヤマト式の敬礼してる?
38秒:地球艦隊大量登場のカットが連続。綺麗に並び過ぎてる気もするけど
   ま、いいか。カッコいいからw
40秒:こちらも新顔、『謎の艦』の航海長『市瀬美奈』。航海科だから
   襟や袖がグリーンなのか。でも何で黒いの?
42秒:超大型空母が再び登場!今度は全体!!w ん?飛行甲板の上に並んでいるのは
   さっきの“大剣”?もしかしてあれ、特攻機なのか?うーん、さすがに無人機だと思うけど・・・。
42秒:もはや何人目か不明のサーベラーがお目覚めのようです。
46秒:アンドロメダの艦橋に非常通信を入れているのはアポロノーム艦長の
   安田俊太郎(CVささきいさお氏)ですよね・・・って、いきなり沈むの?
48秒:パト艦と金剛改が波動砲を発射。
   横合いから激しい砲撃を受けながらって、また無茶なことを。
50秒:とうとうマルチ隊形で波動砲発射を・・・白色彗星までの距離93万キロ。
52秒:『拡散波動砲から収束波動砲へ』って台詞は波動砲の射撃モードの変更を
   告げているのだと思うので、艦隊相手には拡散、白色彗星には収束で
   ちゃんと使い分けることになりそうですね。
53秒:このコスモタイガーⅡ、CGじゃなく手書きですよね?
54秒:このアップも安田艦長?随分と見せ場が多そうなw

以上です。
あと、気になる台詞として、以下のようなものがありました。

『人類生存の要(かなめ)』
『トランジット波動砲?』
『土星沖海戦』

並べてみると、人類生存の要が“トランジット波動砲”なる兵器のようにも感じてしまいますが、はてさて。
てか、トランジット波動砲が復活篇の“トランジッション波動砲”と同じ存在なのかは分りませんが、少なくとも波動砲が何発か連発で撃てても、2202では戦術面以上の意味はなさそうですよね。
むしろ、『胎動篇』で語られた『異次元に穴をあける』波動砲と考えた方が多少すっきりする気もするのですが・・・・・・。

さてさて、今日買ってきたばかりのメカコレのカラクルム級を作ろうと思っていたのですが、PVが出ちゃったので、手をつけるタイミングを逸してしまいました(^^;)
明日こそは、そっちについて記事を書けるといいのですがw

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メカコレ カラクルム級戦闘艦と小説版2202第三巻(^o^)

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ゆうなぎ、アンドロメダ、ヤマトに続き、遂に2202メカコレNo.03として『ガイゼンガン兵器群・カラクルム級戦闘艦』が発売されました!!(ゆうなぎはNo.00)
単艦の通常版と、メーザー旗艦カラーと標準カラーがセットになった限定2機セット(2隻に非ず)の同時発売です。
なるほど、2機セットのナンバリングは『SP(スペシャル)』になってますw
ちなみに、“2機”というのは“2隻”の誤植ではなく、意味あってのことだと某氏が自信満々に仰ってました(それでも、個人的には取って付けた感が否めないですけどw)



箱のサイズはこれまでのメカコレフォーマットとは全然違います。
2202ヤマトやアンドロメダは意地でも同じ平面サイズに収めるんだという執念じみたもの(笑)すら感じられましたが、遂にバンダイさんも割り切られたようです。
つまり、「これのどこがメカコレだ!!」と古代君が時間断層内で激高しそうな巨大サイズになっていますw
単艦と2機セットでは箱の平面サイズは同じで厚みが違うだけです(色違いの同じランナーが2セット入っているんだから当たり前と言えば当たり前ですが)。



中身に目を移すと、2202ヤマトと比べると、箱の中の密度が随分と落ち着きました。
ヤマトの時は、一度中身を箱から出して開封したら、同じように元に収めることは難しかったくらいギチギチに詰まってましたから。



ランナーを並べてみました。
アンドロメダ以上の巨艦(艦じゃないかもしれんけどw)でありながら、意外なほどにパーツ数が少ないことに驚かされます。
特に旧キットの大戦艦を知ってる人にとっては。
当時、最大の難敵だった艦首のフィンなんて、八本全部が一体成型ですよ!!



組み始めてみると、最初はゲートが随分と太くて処理が面倒だなと思いましたが、ゲートの場所が考え抜かれていまして、他の部品を組み付けると目立たなくなる箇所が多いです。
接着剤を使わなくっても全ての部品が収まるべきところにピッタリと収まる感じですね。
私みたいなヘタっぴいがテレビ観ながら作っても、2時間もあればパーツの切り出しとゲート処理と組み立てが終わります(終わりました)。
問題は・・・塗装をどうするかですね。
成型色のグリーンは、ガトランティス艦のグリーンとしては少し濃すぎる気がするのと、ここまでグリーンが濃いと、スミ入れが目立たなくって、せっかくの精緻なモールドが勿体ないかな、と。
あと、いつもの私なら迷うことなくスプレー塗装してしまうところですが、モールドを潰してしまいそうなのも怖いですね。
一思いに、簡単フィニッシュにしてしまうか・・・・・・うーん、もう少し悩んでみます。
あ、ちなみにメーザー旗艦の方ですが、主艦体の成型色が白色になっているだけなので、メーザー旗艦を再現するには、かなり厳しいマスキングが必要になりますのでご注意下さい。

そしてそして話は変わりますが、5月25日に2202小説版の第三巻が発売されることが告知されました。
今回も500ページの大ボリュームということで、質・量共に期待できますね!!
前巻(第二巻)のラストはデスラーがズォーダーの下に召喚されるところまで(映像本編でいえば三章ラスト)でしたから、三巻のラストはどこまで行くでしょうね?
四章プラス五章の前半2話まで行くかな???
正直、2202映像本編は良くも悪くもお話がてんこ盛りで、細部の説明は不十分なところもあるので、小説版でのフォローは本当に有難いんですよね。
第五章鑑賞後に、第三巻の方もじっくり読みこみたいと思います(^o^)

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宇宙戦艦ヤマト2202 第五章 公開直前PV

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皆さまご無沙汰しておりますm(__)m
4月から5月にかけて忙しかったこともあってモチベが一向に上がらず、ブログの更新をさぼり続けておりました(^^;)
こちらがノロノロしている内に、気がつけば明後日5月25日(金)には第五章が公開ですねw

その直前PVが本日公開された訳ですが、諸々盛沢山ですw
コスモタイガーⅡはコスモゼロと同じく高機動ユニットを翼上にも装備できるようですし、アンタレスは重力子スプレッドを放つみたいですし、コスモタイガーⅠはレスキューミッションにクリーン状態(機外搭載物のない状態)で飛び出すようですし、護衛艦にはちゃんと艦長以下の乗員乗ってますし、オリジナル版ではズォーダーの台詞だった“あの”台詞は山南さんが言ってるし、拡散波動砲の拡散弾はカラクルム級をちゃんとぶち抜いてるし、ドレッドノート級の一部は艦橋砲を放っているような――だし、山南さんの号令で発射される大量の波動砲の向かう先も――???だし、大変ですw
あと、バルゼーさんはインフェルノカノーネとか叫んでいますが、あれは第2章ラストの11番惑星でカラクルム級複数が放った合体光線(笑)の方ですね。

それにしても今回は上映初日が平日の金曜日ってことで、何か変な感じです。
どこの劇場もまだ空いているようなので、この日は朝から二回くらい観ようかな――とか。
今回は、劇場公開を待ちきれず、DL版で初見される方も多そうですね。

あと、観た帰りには小説版の第三巻と2202新聞の第三号も忘れずに買って帰らないと。
ウチでのネタバレ解禁はいつも通り、劇場公開開始から1週間後(6月1日】からですのでご協力下さい(^o^)

あー、本当は1/1000アポロノームとかメカコレ・カラクルム級とか、記事を書かないといけないことは沢山あるのですが・・・・・・(汗)



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いよいよ明日は宇宙戦艦ヤマト2202 第五章が公開!!

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さて、いよいよ公開が明日に迫った第五章ですが、今日は個人的に楽しみにしているポイントについて書いてみたいと思います(^o^)
これまで公開された予告編(PV)や10分冒頭の内容にも思い切り触れていますので、本編視聴前に変な予断を持ちたくないという方はお引き返し願いますm(__)m

①デスラーの復権
前作2199では、今一つ行動の真意が読み取れず、『こんなんオレのデスラーじゃない!!』と随分と叩かれた(私も随分と叩いたなぁw)デスラーの真意が、ここに来て明らかにされるようです。

どうせ後付けじゃないの?とか絶対に言ってはいけませんw

また、2199では割愛されたバレラスの設定も新たに追加されましたし、これで『黒い人たち』が登場する素地もできたってもんですw
まぁ、さすがにそれは鬼が笑う冗談だとしても、2199ではバレラスごと抹殺されかけたのに、2202前章でデスラーに合流してきたガデル・タラン(弟タラン)については、十分な行動理由になりそうですよね。
きっと彼はどこかでそれを知ったのでしょう。
その情報源が2199で最後までデスラーと行動を共にしていた兄ヴェルテからか、新たに『血の誓い』を立てたからかは分かりませんが。
また、28年前『保って100年の寿命』と言われた星が、今現在も2199の時のような静謐を維持しているのかも気になります。
星のあちこちで異常事象が次々に発生して、その原因がデスラーの真意と共に国民広くに知れ渡っているのであれば、デスラーの帰還を待ち望む機運は星ぐるみ、国民ぐるみで高まっている事もあるかもしれません。
もっともその場合、ガミラス国民(バレラス住民)の間で少なくとも一度は酷いパニックが発生するでしょうし、更に言えばイスカンダルに対する国民感情にも変化が生じている可能性もありますよね。

冒頭10分では、純血ガミラス人は他の星では長くは生きれないという発言をはじめ、『サレザーの太陽は極めて特殊』『イスカンダルに頼るしかない』という発言が飛び交っていました。
それらを考え合わせると、純血ガミラス人が長生きできないのは『バレラス以外の星では』というよりも『サレザー恒星系以外では』とも取れますね。

ただそうなると、2199であっちこっちに植民していたガミラス人たちはどうなんよとも思ってしまいます。
まぁ『長くは』の具体的スパンは世代単位のことかもしれませんが。
とはいえ、数世代や十数世代で滅ぶという話だったとしても、現地でのガミラス人の出生率や出産時死亡率は目に見えて酷い数字を示しそうです。
あるいは、混血により“純血”を捨てれば、その運命からは逃れられるという発言もあったので、植民した人々の大半は元から二等ガミラス人だったか、一等ガミラス人でも数世代以内に現地民との血縁を結ぶことが義務付けられたりしているのかもしれませんね。
しかしこの設定、2199では残虐性と悪辣さばかりが目立ったギムレーの立ち位置にも影響しそうな気がするな・・・・・・。

②地球防衛艦隊の太陽系防衛構想
PVを見ていますと、第五章における太陽系内の戦闘シーンは二つに大別されるような気がします。
一つは、土星圏に襲来してきたガトランティス艦隊を金剛改型を多数含んだ比較的小規模な艦隊が迎撃するシーン、もう一つはアンドロメダを筆頭とした地球の大艦隊による戦闘シーンですね。
常識的に考えると、前者は早期警戒(警報)と威力偵察(敵の戦力を推し量る)、遅滞戦闘(時間稼ぎ)を担当する『貼り付け部隊』によるもの、後者は機動予備たる艦隊主力による『決戦』に思えます。
戦力の絶対数に不安のある地球防衛艦隊としては、敵侵攻戦力の主隊を見極めた上で、自らの主力をぶつけなければなりません。
誤って敵の枝戦力に自らの主力をぶつけてしまった場合、その後に敵主力が現れても、一度投入してしまった自軍主力は簡単には引き上げられず、敵主力を止められる戦力が皆無という状況になってしまいますので。

その見極めの為に――敵戦力がどの程度かを推し量る為に――前衛たる貼り付け部隊は危険を冒すことと血を流すことを強いられます。
うーむ、軍事的にはそれが正しくとも、そこに自分がいたら――と思うといたたまれませんね。
ただ、その為の具体的な手法が圧倒的物量を誇る敵に突撃することか、ある程度距離を取って嫌がらせのような攻撃に徹するかは指揮官のパーソナリティーや、指揮官に与えられている戦術的自由度によると思います。
また、彼らに与えられている任務が、敵戦力の把握だけでなく、『時間を稼ぐ』ことも含まれている可能性にも留意すべきでしょう。

何しろこの世界にはワープがありますので、まごまごしている内に更なるワープを許してしまった場合、最悪地球の直近にまで一気に肉薄されてしまう可能性があります。
星系内のワープは重力干渉物が多く、正確な管制がなければ精密なワープは困難というのがこの世界の相場ですが、蘇生体がスパイ的に潜り込んでいる状況では、完全に安心しきることもできないでしょう。
よって前衛部隊は、来襲してきた敵が主力か否かを後方の司令部が判断する時間を稼ぎ、そして敵が早々に次なるワープを行わないよう(完全に無視されないよう)、ある程度踏み込んでの攻撃を行う事を強いられる気がします。

PVを観ながらそんな感じで防衛艦隊の作戦構想を想像してみましたが、果たしてその通りかどうかw
ただ、もしこうした展開なのだとしたら、オリジナル版では敵戦力の誘引や側面からの撹乱を期待されながら、瞬く間に殲滅されてしまったヒペリオン艦隊の顛末よりは余程納得できるとは思います。



③地球防衛艦隊の空母及び艦載機運用
最後はこれですねw
2199以来、オリジナル版と比べて肩身の狭い立場の(と個人的に思っている)艦載機が、果たしてどのように用いられるのか。
ワープが行えない故、戦略的な機動性能においては艦艇に及ぶべくもない航空機が優位を獲得できるとすれば、2199の七色星団の時のように艦艇がその機動性能に大きな制約を課せられているケースでしょう。
とはいえ、空間状況の悪さを利用するのは七色星団で一度やっていますので、土星圏では別のシチュエーションが見たいですね。

また、ガミラスやガトランティスの空母、オリジナル版地球空母とは大きく趣の異なる空母型アンドロメダがどのように運用されるのかも楽しみです。
空母型アンドロメダのキモは、同時発艦能力の高さですから、戦術的にそれが活かされる事を期待したいと思います。

さてさて、もう一度寝れば待ちに待った初日!
有給を取った私は神戸で観ようと思っています(^o^)
皆様も劇場やご自宅のDLで存分にお楽しみ下さいませ♪

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宇宙戦艦ヤマト2202 第五章 煉獄篇を観てきました(ネタバレなし)

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早速初日に行ってきました(^o^)
2199以降、新章公開初日といえば土曜日でしたが、今回は初の金曜日。
さすがに平日午前中の初回はかなり空いていましたね(^_^;)
でもまぁ、その分グッズの購入も楽でしたし、何より広々楽ちん気分で観ることができました。

今回はネタバレなしってことで、気分的なところだけ箇条書きしてみます。

 ・デスラーに関するくだりは総じて良かったと思います。
 ・キーマンについても同様。
 ・実は生きていた“あの男”の扱いは〇〇〇〇〇った。
 ・後半の地球艦隊VSガトランティス艦隊の戦闘シーンは迫力がありました。
  ただ、味付けの仕方はオリジナル版とはかなり異なります。 
 ・両軍ともに艦艇バリエーションは少ないです。
 ・宣伝で言われていた“ラストの未体験の衝撃”は自分的には合わなかったです。

特にラストについては、私の精神がどうしようもなく悲鳴を上げてしまい、今日劇場で二度観る予定を一度にして帰ってきてしまいました(^^;)
作劇としてはアリなのは分かっているのですが、私は辛くて見てられなくって・・・・・・(フォローすると、作劇上の意図については福井氏がパンフレットの冒頭でしっかりと説明されています)。

デスラーの現在に至る過程や感情の揺れについてはかなり丁寧に描かれていましたね。
正直、設定的には後付け感が否めない部分もありましたが、あのデスラーの表情と山寺さんの声を聴いたら、全て許せてしまいました(^^;)
2202の今後や、更にそれ以降も、彼は秘めた誓いと愛に従って戦い続けるのかと思うと・・・・・・惚れずにはいられませんw

艦隊戦については、物量!!新兵器!!増援!!奥の手!!が休みなく連続する感じの展開で、オリジナル版の――劣勢の地球艦隊が多数を誇るガトラン艦隊を戦術の妙で討ち果たす――という感じとはかなり毛色が異なります。
もちろん、あれだけの物量と物量が狭い宙域で真正面からぶつかり合えば、小手先の戦術が幅を利かす余地などないとは理解しているのですがw
ただ、劇場限定BDに付属する絵コンテやシナリオ集を読むと、戦闘の渦中でガトランティスが新たに加えた作戦目的が描写されていなかったような?
まぁ、次章で大帝にでも一言いわせればいいか、ってことかもしれませんけど。
本当は、色々と言いたいことがあるのですが、まだ公開初日ってことで、今日はこの辺りにしときますw

メカ的には、両軍共に空母と航空機の扱いはもうちょっとどうにかして欲しかったなぁ。
バルゼー艦にしてアポロノームにしても。
あと、パトロール艦の全長が護衛艦(フリゲート)と同じというプレミアム会報誌の情報は誤植だったようで、正しくは188メートルであることがパンフレットやヤマト新聞3号で確認できました(*^^)v
サイズ感的には、ウチの1/1000巡洋艦のガレージキットに近いですね。



サイズと言えば、パンフレットによるとドレッドノート級のサイズも当初はヤマトと同じ333メートルで構想されていたことが明らかにされていました。
アンドロメダ級と比べた際の波動砲口サイズ故の設定変更とのことですが、ドレッドノート級が参考にしたというガイデロール級の全長からすると、本来のサイズの方が断然妥当性がある気がしますね。

劇場には、今回も“ききょうや”さん制作のプラモデルが今回も展示されていまして、神戸は1/1000ナスカとメカコレ/カラクルム級でした。
私の写真はヘタっぴいながら、実物は見事な仕上がりでして、ウチのカラクルム級ももっと薄いグリーンで良かったなぁと思っちゃいましたw



ではでは、今日はこのくらいで。
良かったことも腑に落ちなかったことも、色々と正直に書いてしまいましたが、それもこれも当方の過剰なまでの思い入れ故と何卒ご容赦下さい。
これが別の作品だったら、拍手するだけで終わってると思いますのでw
是非一度は御覧いただいて、来週以降にみんなで深く濃くワイワイガヤガヤ語り合えればと思っています(^o^)

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宇宙戦艦ヤマト2202 第五章煉獄篇 ネタバレ解禁ですー♪

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さて、第五章の公開から一週間が経過しましたので、記事・コメント共に今日からネタバレOKです♪

皆さんのご感想はいかがでした?
ツイッターにも書きましたが、私的には前半の2話(デスラー編)が90点、後半の2話(土星沖海戦)が60点って感じでした。



前半、みんな大好きデスラー総統の2199後半での御乱心(?)の事情が過去にさかのぼって描写され、全ては、滅びが確実となった母星に住まうガミラス民族の為――との説明が為されます。
もちろん、冷静に一つ一つの事象を追えば、取って付けた感を覚える部分もあるのですが、止め絵が多いとは言え鬼気迫るデスラーの表情と、そして何より山寺さんのお声に秘められた悲哀と決意が全てを納得させてくれます。
これこそ正に『考えるな、感じろ』ですねw

後半の戦闘シーンでは、2199公開時からメカキチの誰もが夢見てきた『2199レベルで再現した“さらば”艦艇の大迫力戦闘シーン』が遂に実現しました!!
興奮するなというのが無理な話ですよねw
特に山南さんの「物量を過信する愚か者よ、力は――力によって滅ぼされると知れっ」には震えが走りました。
オリジナル版ではズォーダーのアンドロメダに対する台詞にこれに近いものが使われましたが、それをまさかアンドロメダに乗った山南さんが言うとは思わなかったですw



とはいえ、じゃあ手放しで万々歳を叫べるとかというと、そこはちょっと微妙なところもありまして。
基本、2202の土星沖海戦は物量(大艦隊)対物量(大艦隊)の正面からのドツキ合いという観が強く、自軍の物量に絶対的な自信を持っていたバルゼーが、予想を遥かに超える物量で迎え撃った地球艦隊に驚愕するところにカタルシスを感じるべきなのでしょう(先ほどの山南さんの台詞も、そのカタルシスを数十倍に引き上げる増幅装置ですw)。
でも、私的にはオリジナル版(特に『2』の)物量的に劣勢な地球艦隊が戦術と決断で多勢のガトラン艦隊を討つというカタルシスも感じてみたかったです。
実際、航空隊による奇襲や、土星のリングを利用した伏兵的艦隊の奇襲などの戦術も描かれてはいるのですが、規模や使いどころの点であまり印象に残らず、結局は波動砲が全てを片付けたという印象ばかりが強く残りました。

また、波動砲とインフェルノ・カノーネ(しかしこれも、英語とドイツ語チャンポン、しかも異星人語ってトンデモないネーミングだw)の応酬に最も象徴されるのですが、相手のエネルギーの“溜め”に対して敵軍から妨害らしき妨害がなく、両軍共に行儀が良すぎますw
ツイッターで某氏が仰ってましたが、これってバトル系漫画のインフレ展開か、ターン制の戦術ゲームみたいですよね。
たとえば、第一話のガトラン艦隊であれば波動砲艦隊の整然とした隊列に中小艦を突っ込ませるくらいのことはやったと思いますし、それをパト艦やフリゲートが体を張って抑えるくらいの展開があっても良かったと思います。
次々にDクラスがワープアウトしてくる絵面はワイルドなんですが、戦場の混沌という意味でのワイルドさはちょっと物足りなかったです。



物足りないと言えば、艦載機もでしたね。
空母型アンドロメダ級の露天甲板に満載されていた大量の艦載機群は一体どこで何をしていたんだか・・・(^^;)
露天繋止された艦載機群にはちゃんと繋止用のワイヤーが張られていて、芸が細かいなぁ・・・と感心しながら機体を見ていくと、コスモタイガーⅠが三機と、タイガーⅡの雷撃機型が艦尾に二機見えますね。
どちらも少数ながら生産されているようです。
これらの機体や、艦内に格納された航空隊は戦場に到達するや発艦してCAPに就いたか、現地基地への増援としてフェリーされたかのどちらかだと思いますが、短期決戦を目論む地球艦隊がこの場に及んで輸送任務を兼任しているとは思えないので、やはり戦場に滞空(宙)していたのだと思います。
撤退時、艦隊に同行している機体もいましたし。

空母と艦載機といえば、ガトラン側も振るわなかったですね。
超巨大空母(バルゼー艦/アポカリクス級航宙母艦)とその随伴艦としてナスカ級が四隻登場しましたが、ナスカ級はコスモタイガーⅡ隊の奇襲を受けて艦載機を発艦させる暇もなく一瞬で撃沈、バルゼー艦も発艦させたのはイーターⅠでした(ということはⅡもあるのかな?)。
てか、なんでコスモタイガー隊は的としてより大きく、脅威度もより高いであろうバルゼー艦から叩かなかったのかは永遠の謎ですがw
このバルゼー艦、設定全長は1240メートルということですが、登場時やインフェルノ・カノーネ発射の際のサイズはどう見てのその10倍くらいありそうですよねw
第一話のカラクルム級と同じく、演出的に大きく描かれたんだと思いますが、ガイゼンガン兵器群というカテゴリーはどうやら生物的な側面もあるようで、“実際に大きくなってる”なんてこともあるのかもしれません(第五章劇中、ガトランのクローン人間製造工場の背景構造物の表面では、カラクルム級が“生えて”きているようにも見えます)。



バルゼー艦は伝説の(笑)甲板回転を行いましたが、アポロノームは空母としての機能を全く活かすことなく沈んでしまったので、なんだかなぁーという感じです。
アポロノームは艦名の元ネタ的にガトランに鹵獲されて???とも想像したりもしていましたが、あの爆発具合からすると、さすがにそれも難しでしょうか・・・・・・。
いやまぁ、でもギムレーみたいな例もあるし(^^;)

バルゼー艦の回転甲板については遠心力でイーターⅠを展開――とありますが、まともな回転速度に達する前に早々に飛び上がるそそっかしい奴もいましたし、さすがにあの機能に理屈付けするのは、プロの設定師さんたちでも諸々無理があったのかもしれません。

あー、いくらでも書けてしまうぞ、第五章w

でも、長くなったので今日はこのくらいで。
次はパトロール艦とか護衛艦とか銀河とかにも触れたいですね。

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