Quantcast
Channel: 我が家の地球防衛艦隊
Viewing all 276 articles
Browse latest View live

宇宙戦艦ヤマト2202冒頭、なぜガミラスは地球と軍事同盟を結んでいるのか。

$
0
0


ちょっとその点が気になりましたので、思うところをツラツラと書いてみました。
と言っても、未だ『宇宙戦艦ヤマト2202 愛の戦士たち』の設定は、ほんの『さわり』しか明らかにされていませんし、2199から2202の間に何があったのかも分りませんので、いつもの事ながら“戯れ”程度に読み流していただければ幸いです。

まず最初に、タイトルのような想いに駆られた最大の理由は↓ですね。

『ガミラスが地球と同盟を結ぶ実利的なメリットが感じられない』

この点に尽きます。
あ、もちろん2202公式HPに『地球とガミラスは軍事同盟を結んでいる』なんてどこにも書かれていませんが、両国で混成艦隊を編成しているくらいですから、国家間での何らかの軍事的取り決め、条約の締結が行われている確率は非常に高いと思っています・・・・・・てか、ここではその前提で話を進めますw

一方的な隷属関係ならばともかく、それなりにまともな同盟関係は両者にとって何らかの利益がないと成立しません。
まず、地球から見た場合ですが、ガミラスとの同盟関係はメリットが一杯です。
近年まで戦争していた、その戦争で膨大な戦死者・損害を出したという感情面での反発を除けば、ガミラスとの軍事同盟は地球に大きすぎるくらいの安全保障を担保してくれるからです。
例えるなら、日露戦争前の日本が英国と同盟を結んだり、WW2後の日本が米国と同盟を結ぶようなものでしょうか(両者の相対的国力差はもっと大きいでしょうけど)。
もちろん、圧倒的な力関係からガミラスに属国のように併呑されたり、ガミラスが他国と行う戦争に巻き込まれる(あ、どこかで聞いた話だw)といったリスクも存在しますが、そうしたリスクを遥かに上回る国家安全保障体制を実現できます。
大・小マゼランの雄であるガミラスと同盟を結んでいるというだけで、生半可な国家は地球にケンカを売ることを諦めるくらいのインパクトがあるでしょうから。
また、それとは別次元のメリットとして、波動機関をはじめとする先端技術の供与、特に2199時点では地球単独では製造できなかった波動コアの大量譲渡、若しくは技術供与によって独自生産が可能になれば、これに勝るメリットはありません。

では、逆にガミラス側から見た場合、この同盟関係から得られるメリットはなんでしょう?
前フリがすっかり長くなりましたが、ここからが本題です。

2199のガミラスは大・小マゼラン銀河の多くを自らの勢力圏とし、天の川銀河にまで進出(征服)を開始していた程の大帝国です。
バラン星の観艦式に集結した余剰機動艦艇は1万隻にも及び、更に言えば各根拠地や前線から動かせない張り付け部隊(艦隊)の総数も千や万の単位で保有していると思われます。

その点からも明らかなように、銀河を1つ2つ有する国家と、星系一つだけを辛うじて維持している2199時点の地球のような国家とでは、それこそ天文学的な国力差があります。

但し、2199~2202のガミラスにも、国力に大きな影響を及ぼすであろう三つ事件がありました。

(1)バラン星崩壊による超空間ネットワーク網の寸断
(2)基幹艦隊(余剰機動艦艇)7千隻の喪失
(3)デスラー廃位に伴う政変

経済的損失でいえば、(1)がぶっちぎりでしょうか。
ガミラスは拡大に拡大を重ねた広大な支配圏をできるだけ安価に維持するために、超空間ネットワーク網を駆使していた可能性が高いと思いますので、ネットワークの寸断は領域運営におけるとてつもないコスト増と混乱を招いてしまうと思われます。
ガミラスにとってネットワークの復旧は死活問題ですが、バラン星のエネルギープラントやゲートシステムがアケーリアスによって構築されたオーバーテクノロジーで、ガミラスの科学力でさえ未だ再現不可能であった場合、復旧は絶望的になってしまいます。
また、崩壊してしまったバラン星に代わるエネルギー源の確保の問題ですね(波動エンジンでも数珠繋ぎにすればある程度代用は利くようですが)。
何にしても、仮にネットワークの復旧が可能であったとしても、寸断前の万全な状態への復旧は相当に時間がかかりそうですし、その間の経済的損失は膨大なものになると考えられます。

これに対し、(2)によってガミラスは外征能力のみならず、自領域防衛能力まで大きく低下させていると思われます。
バランに集結していた戦力は、攻勢や侵攻時には主力部隊となるのは勿論ですが、守勢・防戦時においても緊急展開部隊や戦略予備として現地に急派されるような艦艇たちと考えられるからです。
通常の領域保持や通商路の維持は、観艦式に集められた以外の“張り付け”艦隊・部隊で対応できるでしょうけど、それこそガトランティスみたいな大勢力が限定的にでも攻勢をしかけてきた場合、カウンターアクションが取れる機動戦力が3割にまで目減りしてしまっては、従来の領域防衛計画は根底から見直さざるを得ないでしょう。

最後に(3)ですが、政変後のガミラスは、デスラーによって進められていた“イスカンダル主義の拡大・浸透”と言う名の実質的な覇権政策を破棄・修正している可能性が高く、少なくない政治的・経済的混乱が発生していると思われます。
新政権に能力や求心力が不足していた場合、国家が分裂したり、自らの意によらず勢力圏が大幅に縮小したりすることもあるでしょう。
もちろん、求心力の観点ではユリーシャが新政権に協力することで補ってもいるでしょうから、国が真っ二つに割れるといった大混乱までは発生していないとは思います。
ただ、デスラーやデスラー・ドクトリンの熱狂的(狂信的)信奉者もいるでしょうし、覇権主義的国家戦略を是とする好戦的軍人や企業もあるでしょうから、大小はともかくとして確実に混乱は発生した(している)と思います。

そして(1)~(3)の状況、つまりは『交通大動脈の寸断』、『直接軍事力の低下』、『政治の混乱』の三拍子が揃っていることをガトランティスのような好戦的侵略国家に察知された場合、大規模な侵攻を呼び込んでしう可能性は非常に高い気がします。

何やら本題が何だったか忘れてしまうくらい、すっかり長文になってしまいましたが、そうした危機や混乱の結果、低下してしまった国力を補う為に、ガミラスが同盟国家を求める・・・・・・というのは現実政治上、十分にあり得ることです。
しかし――そのパートナーが『地球』では、正直殆ど役には立たないと思います。

たとえガミラスの勢力や国力が1/2や1/4になろうとも、母数(ガミラスの国力)が大きすぎて地球程度の国家が加勢したところで殆ど影響が無いと思われるからです。
また、その場合、先ほど触れた問題がまたもや頭をもたげてきますね。
ガミラス―地球間の交通線・連絡線の維持です。
2199で亜空間航路の結節点であるバラン星が破壊された為、マゼラン銀河から天の川銀河への交通線は大きなダメージ(通常のワープ航法しか使えない)を受けてしまいました。
ガミラスにとってその経済的・軍事的悪影響は、現在の我々が突如としてパナマ運河やスエズ運河を消失した時以上のものがあるでしょう。
あるいは、政変による影響と合せて、天の川銀河からの全面撤退を開始していてもおかしくない・・・・・・と、2202の情報公開前まで個人的に予想していたりもしたのですが、2202の蓋を開けてみたら、撤退どころか軍事同盟を結んで地球との混成艦隊まで編成されてることにビックリしてしまいました(^_^;)

しかし今になってみれば、天の川銀河内のガミラス勢力の状況によっては、そうした状況もありえると思えるようになってきました。

天の川銀河に進出したガミラスが、既にかなりの規模と勢力、社会資本の整備を完了していて、一般物資のみならずある程度大物の軍事物資まで含め、自給自足が可能なくらいの態勢を2199時点で整えていたとしたら――。
この場合、天の川銀河のガミラスは大小マゼランとの連絡や補給線が切れても自活が可能ですし、亜空間航路の寸断も、人間やどうしても運ばなければならない物を除けば殆ど困ったりしないかもしれません。
そうした状況であれば、天の川銀河内のガミラス勢力は、普通に維持するだけなら国力の点で本国の足を引っ張りませんし、むしろ居住している人口やそれまでの投資で現地に完成している社会資本こそ膨大で、逆に簡単には撤退の判断が下せないかもしれません。
しかし、亜空間航路は寸断しているので、もし天の川銀河のガミラス勢力圏にガトランティスが大挙侵攻してきた場合、マゼラン銀河からの増援が全く間に合わないという問題が残ります。

で、今のところの結論です。

大・小マゼラン銀河のガミラス勢力に比べれば遥かに小規模・脆弱だけど、人的・物的価値はかなり高い天の川銀河内のガミラス領域。
そこにガトランティスが大挙侵攻してきた場合、亜空間航路の使えないガミラスは増援をすぐに送ることができない。
また、バラン星で余剰戦力を大量喪失した為、多数の戦力を予め天の川銀河に貼り付けておくこともできない。

うん、そんな状況なら、地球と同盟を結んでローカルな相互安全保障を結ぶという判断はあり得るかもしれませんね。


以上は、地球とガミラスが同盟を結ぶ事情を国力面から想像したものですが、国力面以外にも政治的要件等で同盟関係が結ばれることもあると思います。
極端な例でいえば、政変後のガミラスで『支え』になると宣言したユリーシャや、未だイスカンダルからガミラス人に対して隠然たる影響力を発揮しているであろうスターシャが『地球と同盟を結びなさい』とでも“助言”すれば、成立する可能性もあるでしょう(まぁ、さすがにそれはあからさま過ぎて考え難いと思いますがw)

実は先日、当ブログのコメント欄で黒潮海流渦潮さんが『波動砲』の存在を一つのキーに、同盟成立の事情を御想像いただきましたので、こちらで紹介したいと思います(抜粋です)

地球とガミラスの関係ですが、双方がお互いを必要とした。つまり昨日の敵は・・・の考えでガトランティスを共通の敵と認識し、手を組んだのでしょう。
ガミラスはこれまでの経緯から、ガトランティスがこのまま大人しくしているとは思えず、数年後には対ガトランティス戦争の再開は視野に入れていたはず。視野に入れているとは言え、イスカンダルの手前上露骨に波動砲搭載艦の建造には踏み切れない。だけど、波動砲の有効性はヤマトが立証済みで未練タラタラ。そこで誰かが考えたのでしょう。「ユリーシャ様に仲介して貰い、地球との和平交渉及び対ガトランティス秘密軍事同盟を結びましょう」と。まあ結果として、誰かの思惑通りに為ったかと。
地球側も復興と同時に大規模な再軍備と波動砲搭載艦を大量に建造する必要性から、ガミラス側が(波動コア関連も含めた)地球側の要求を丸飲み?した事で、ガミラス帝国との和平交渉と秘密軍事同盟を締結為やすく為ったかと。
おそらく秘密軍事同盟には、ガミラス帝国が対ガトランティス戦争再開した場合地球側から波動砲搭載艦多数をガミラス軍に供与する合意もあるでしょう。でなければ、ガミラス帝国が地球との和平と秘密軍事同盟を結び意味がない。
キャッチフレーズの一つに『早過ぎた復興』とありますが、ガミラス帝国からの莫大な復興援助と技術供与のカラクリならと。

なるほど。
イスカンダルに係る宗教的禁忌にも近い感覚から、波動砲(旧デスラー砲)搭載艦艇の保有を諦めざるを得ない政変後のガミラスにとって、波動コアの供給を餌に地球に波動砲搭載艦を保有させるというアイデアは面白いです。
この場合、地球とガミラスの条約には、秘密条項とかがあったりするかもしれませんね。
もちろん、ガミラスがどれくらい波動砲を必要としているのか?とか、ガミラスがどれくらいガトランティスを脅威に感じているのか?とか思うトコロもありますが、何にしてもこうした事情をあれこれと想像するのは楽しいです。

本編の公開が待ち遠しいですね(^o^)

【Amazon.co.jp限定】 宇宙戦艦ヤマト2202 愛の戦士たち 1 (スペシャルコンテンツCD) [Blu-ray]バンダイビジュアルバンダイビジュアル
宇宙戦艦ヤマト2202 愛の戦士たち 1 [Blu-ray]結城信輝,西崎義展,福井晴敏,福井晴敏,XEBECバンダイビジュアル
【Amazon.co.jp限定】 宇宙戦艦ヤマト2202 愛の戦士たち 1 (スペシャルコンテンツCD) [DVD]バンダイビジュアルバンダイビジュアル
宇宙戦艦ヤマト2202 愛の戦士たち 1 [DVD]結城信輝,西崎義展,福井晴敏,福井晴敏,XEBECバンダイビジュアル
宇宙戦艦ヤマト2199 Blu-ray BOX (特装限定版)結城信輝,出渕裕,西崎義展,宮川彬良,宮川泰バンダイビジュアル

宇宙戦艦ヤマト2202のデスラーはどのような復活を遂げるのか。

$
0
0


本日から開催の全日本模型ホビーショーに、アンドロメダの展示は無かったみたいで残念!!o(><)o
特に新しい情報はなかったようですが、会場でチラシ配布はあったみたいですね(^o^)
また、会場のスタッフさんのお話として、2202のプラモデルシリーズも2199と同じく1/1000シリーズからスタートして、暫時メカコレシリーズを開始するようです。
さて、来週か再来週にはヤマトクルー会報誌の最新号が発送されると思いますので、今度はそちらの情報が気になりますね♪

さてさて、今日の御題は我らが愛すべき総統――アベルト・デスラーについてです。
諸々のソースから2202への登場が既に確定的な総統は、果たして新作ではどのような役割を果たしてくれるのでしょうか?

2199を振り返った際、最も賛否の“否”が強かったのがデスラー総統の扱いだったと思います。
元々、2199での登場当初から、自身が大幅な拡大を果たした帝国経営に倦んでいた気配があった総統ですが、最後にきてトンデモナイ行動に出てしまいます。
自らの臣民多数が住まうバレラスごと大威力兵器でヤマトを葬り去ろうとしたのです。
それも、ヤマトを葬るよりもバレラスと臣民を消し去るのが真の目的っぽい有様で。
それは、愛するスターシャの為に銀河征服に乗り出したものの、その覇業も頭打ちの気配が見え、それどころか、仮に覇業が達成できたとしても、肝心のスターシャの愛は得られない気配が濃厚――という状況の中で、“切れた”“うっちゃった”としか思えない暴挙でした。
『そんなん、俺たちのデスラーとちゃう!!』というデスラー・ファンの血涙と慟哭が聞こえてきそうな有様でしたが――それについてはもういいでしょうw
今さらその“歴史”が覆る訳もなく、2202に登場するデスラーは2199で敷かれたドラゴンロードの上をひた走るしかないですから。
ちなみに、副監督の小林誠氏によると『福井が、貶められたデスラーの名誉を回復してくれている2202』とのことですので、その復活劇と復権には期待しても良いのではないでしょうか(^o^)



ではここで、改めて2199終了時点のアベルト・デスラーの状況(想像を含みます)を再確認してみましょう。

 (1)ガミラスでは死亡したと思われている(“方舟”冒頭のバンデベルの会話から)。
 (2)総統職は剥奪されている。
 (3)国民に対しては、自らの野望の為に国民に圧政を強いた虐殺(未遂)者と説明されている。

(2)は間違いないと思いますし、(3)にしてもデスラー後の新政権が求心力を発揮する為に絶対に必要なことだと思います。
改めて並べてみると、デスラーにとって良いことは何もありませんねw
デスラー失脚後に巻き添えを食う形で特権を失った者や、根っからのウォーモンガー、妄信的・狂信的な崇拝者からは未だ細々と支持があるかもしれませんが、国民広くから再び支持を得ようとする場合には、むしろこれら支持者の存在はマイナスにしかならないでしょう。
そうした状況を踏まえ、もし彼が再びガミラス国民たちから受け入れられる(受け入れざるを得ない)とすれば、その状況は以下の三つくらいしか思い浮かびませんでした。

1)ガミラスがガトランティスなどの外部勢力の侵略を受けて窮地に陥り、デスラーがそれを撃退する。
2)ガミラスがガトランティスの軍門に下り、ガトランティスの圧倒的武力をバックに傀儡としてデスラーが送り込まれる。
3)デスラー失脚後の新政権が国家運営が失敗し、“古き良き時代”的にデスラーのような絶対的権力者を望む声が国民の中で発生する。

一番現実的だけど見たくないのが2)、地味過ぎて面白くないのが3)、理想的展開は1)、そして私的願望は・・・・・・3)が下地にあって、2)の途中でデスラーが表替えって1)になる、って感じですかねw

彼の運命が最も大きく変わるのは、やはり2199ラスト後にガトランティスに保護されているかと、ガトランティス大帝ズォーダーとの関係性だと思います。
ただ、仮にオリジナル版と同じくガトランティスに保護されていたとしても、2199のデスラーがオリジナル版のような扱いをズォーダ―から受けているとはどうしても思えないんですよねぇ・・・・・・。
あからさまに傀儡扱いされ、本人も無気力にそうした状況を甘受している(そのように振る舞っている)方が、2199デスラーのキャラクターからすると腑に落ちる気がしまして。
サーベラーやデーニッツなどには『無能』『怠惰』と嘲笑われながらも、その内心には決して他者には明かさない燃え滾る熱情が封じられていて、それを知っているのはタラン(兄)とゲール、薄々気がついているのは大帝だけ、とかが良いですね。
『彼奴は腹の底に“虎”を飼っている。お前たちも喰い殺されんように気をつけるのだな』とか、大帝言ってくれんだろうかw

願わくば、ヤマトとの再戦やガミラスの苦境、スターシャの危機の末に、自ら内心のタガを打ち破って『きれいなデスラー』登場!!となってくれたら良いなぁ・・・・・・と心から思ってしまいます。

うーん、最後は単なる願望になってしまいましたw
注:Topのゼウスーラ2世はSOY-YA!!さん作の1/1000キットで、以前ゼルグート級の設定妄想公開時に御提供いただいた画像です。

【Amazon.co.jp限定】 宇宙戦艦ヤマト2202 愛の戦士たち 1 (スペシャルコンテンツCD) [Blu-ray]バンダイビジュアルバンダイビジュアル
宇宙戦艦ヤマト2202 愛の戦士たち 1 [Blu-ray]結城信輝,西崎義展,福井晴敏,福井晴敏,XEBECバンダイビジュアル
【Amazon.co.jp限定】 宇宙戦艦ヤマト2202 愛の戦士たち 1 (スペシャルコンテンツCD) [DVD]バンダイビジュアルバンダイビジュアル
宇宙戦艦ヤマト2202 愛の戦士たち 1 [DVD]結城信輝,西崎義展,福井晴敏,福井晴敏,XEBECバンダイビジュアル
宇宙戦艦ヤマト2199 Blu-ray BOX (特装限定版)結城信輝,出渕裕,西崎義展,宮川彬良,宮川泰バンダイビジュアル

フルスクラッチ1/1000メガルーダの製作記事(第三回)が公開されています(^o^)

$
0
0


いやー、今週は上半期最終週の超多忙時に、後ろから車に追突されて愛車が大破するわ、重要な仕事は危機に瀕するわ、取締役からは叱責を食らうわ、散々な一週間でした☆ヽ(o_ _)oポテッ
しかも、9月末で予告されていましたヤマトクルーの会報誌も10月初旬に延期とかアナウンスされるし・・・・・・やれやれ。

個人的にはそんな穏やかざる一週間でしたが、月末恒例の今月電撃ホビーWebの1/1000フルスクラッチ メガルーダ製作記事の第3回が公開されました♪(^_^)

『宇宙戦艦ヤマト2199』〈メガルーダ〉をフルスクラッチ&艦艇精密機械画集のディテールで作る~製作月報第3回~

前回の主艦体部のアウトラインが、より精緻になって細部まで少しずつ形になってきた感じがしますね♪(ノ´▽`)ノオオオオッ♪
これって、材料はプラ板ってことですけど、あの白くて薄い板が、なんで立体に化けるのか、何度見ても私には謎です。
むしろ“魔法”と言っていただいた方がスッキリするくらいですw

次回は火焔直撃砲やその他の艤装品の製作を目指されるみたいなので、来月末も楽しみですね(^o^)

さてさて。。。来週末くらいに会報誌が届くといいなぁ。

【Amazon.co.jp限定】 宇宙戦艦ヤマト2202 愛の戦士たち 1 (スペシャルコンテンツCD) [Blu-ray]バンダイビジュアルバンダイビジュアル
宇宙戦艦ヤマト2202 愛の戦士たち 1 [Blu-ray]結城信輝,西崎義展,福井晴敏,福井晴敏,XEBECバンダイビジュアル
【Amazon.co.jp限定】 宇宙戦艦ヤマト2202 愛の戦士たち 1 (スペシャルコンテンツCD) [DVD]バンダイビジュアルバンダイビジュアル
宇宙戦艦ヤマト2202 愛の戦士たち 1 [DVD]結城信輝,西崎義展,福井晴敏,福井晴敏,XEBECバンダイビジュアル
宇宙戦艦ヤマト2199 Blu-ray BOX (特装限定版)結城信輝,出渕裕,西崎義展,宮川彬良,宮川泰バンダイビジュアル

ヤマトクルー会報誌『航海日誌 第15号』が到着!!

$
0
0


予定よりも一週間程遅れましたが、今週無事に『航海日誌15号』が到着しました♪
『宇宙戦艦ヤマト2202 愛の戦士たち』関連で言うと、以下の記事が個人的には注目でしたね。

1)2202版ヤマトの外観図
2)2202版アンドロメダの外観図
3)小林誠副監督のインタビュー

あと、2202には直接関連はしませんが、7月のワンフェスで出品されていたメガハウスさんの新シリーズ『ヴァリアブルアクション』コスモゼロα1の試作原型が大きく掲載されていました。
“ヴァリアブル”ということですが、格納形態と通常形態の変形は差し替えでの再現のようです。
全長は約20センチということなので1/72キットより少しだけ小スケールなのかもしれません。
ただ、各種誘導弾はもちろんヤマトのカタパルトまで付属するみたいなので、かなりのボリューム(とお値段w)になりそうですね(^_^;)

ん???そういえば同じイベントに出品されていた1/1の南部14年式拳銃はどうなったんだろう?w
あれこそできればホルスター付で欲しいです(^o^)



さてさて、ここからが本題。
今日注目したいのは2202ヤマトの外観図ですね。
リニューアルされた公式HPの背景絵としても既に使用されていましたが、今回改めてそれが明示された感じです。
目立つところでは艦首フェアリーダーの形状と第二副砲まわりのパルスレーザー群(増加)、メインノズルの大型化(大直径化して長さも少しアップ)でしょうか。
艦体ラインも変更されているようですが、サイズアップされた艦尾を除き、艦体断面が大きく変わるような大規模な変更ではないようです。

そうした変更点を詳細に分析されている方も既に沢山いらっしゃいますので、ウチでは少し違うアプローチで本変更を考えてみたいと思います。
『2199ヤマトから2202ヤマトへの変更はいつ、どのように行われるのか?』ってことです。
先ず考えないといけないのは変更要因ですね。

 1)基本デザインの変更
 2)作中での改装による変更

1)の状況は『元からこうだった』とばかりに何の説明もなく作品冒頭からヤマトのデザインがいきなり変更されている場合ですが、正直これは勘弁していただきたいですし、さすがにそれは無いと思います。
やはり2)のように、何らかの展開と必然性があって2199ヤマトが2202ヤマトに改装される展開がいいですよね。
ではそうして改装されるとしたら、そのタイミングはどうでしょう?

 (1)2199終了から2202開始までの期間
 (2)2202の劇中(序盤)
 (3)2202の劇中(中盤以降)

(1)は先ほどの1)に少し似ていますが意味はかなり異なります。
もし2202の冒頭以前にヤマトがこのような改装を受けている場合、ヤマトは地球でのコスモリバース稼動任務完了後に、第一線艦艇としてアップデートされている可能性が高い気がします。
キービジュアルの、あちこちの装甲が外され、野太いケーブルに繋がれているヤマトの姿から、ヤマトはコスモリバース稼動後は放置されているような印象を私は勝手に持っていたのですが、実は全く違うのかもしれません。
確かに、コスモリバースの稼動が短期間(時間)で完了した場合、その後のヤマトの運用は自由ですし、ヤマト帰還直後の地球ではヤマトこそが最強艦ですから、放置されるどころか装備の更新や強化が精力的に行われている可能性は高いでしょうね。

続いて(2)のケース。
これは『宇宙戦艦ヤマト2』のパターンですね。
既に予告されているストーリーを読むと、2202のヤマトもテレサからの呼びかけに応えて地球から飛び立つのだと思いますが、この際に旧式化していた装備を刷新するとして改装が行われるような感じでしょうか。
ただ、この場合は相応の改装期間が必要なので、福井氏や小林氏が以前コメントされているような『序盤から飛ばしていく』というスピーディーな展開には不向きかもしれません。

あ、書きながら思いつきましたが(1)と(2)の中間(1.5)として、冒頭のヤマトは『ちょうど近代改装中だった』というのもアリですね。
ドッグでの近代改装中にも係らず、新たな侵略者に対してショックカノンを直上に向けて火蓋を切ったのがあのキービジュアルだったりとかw

さて、最後に(3)ですね。
これは以前からの本ブログの持論(?)、本作が『2202年』と『2212年』の二部構成だった場合をイメージしています。
エンジンノズルが大直径化したり大型化するって、普通に考えれば機関そのものが刷新されたり、出力が大幅に強化されりしないと難しい気がしまして、簡単には実現できないと思ったのですよ。
もちろん、2202冒頭までに波動実験艦ムサシが完成したり、アンドロメダが建造開始したりもしているようなので、それらの建造経験や実績、技術進歩をフィードバックすれば、そんなに無理のないことなのかもしれませんが・・・・・・。
ただ、このノズル部の改装レベルは、感覚的にはオリジナル版で波動エンジンが完全刷新された『永遠に』の大改装みたいな感じがしまして、それなりに長期の戦間期にこそ相応しいような気がしました。

ま・・・・・・あれやこれやと並べてはみましたが、いつもながらに私の予想(妄想)は当たらないことで有名なんですけどねw

【Amazon.co.jp限定】 宇宙戦艦ヤマト2202 愛の戦士たち 1 (スペシャルコンテンツCD) [Blu-ray]バンダイビジュアルバンダイビジュアル
宇宙戦艦ヤマト2202 愛の戦士たち 1 [Blu-ray]結城信輝,西崎義展,福井晴敏,福井晴敏,XEBECバンダイビジュアル
【Amazon.co.jp限定】 宇宙戦艦ヤマト2202 愛の戦士たち 1 (スペシャルコンテンツCD) [DVD]バンダイビジュアルバンダイビジュアル
宇宙戦艦ヤマト2202 愛の戦士たち 1 [DVD]結城信輝,西崎義展,福井晴敏,福井晴敏,XEBECバンダイビジュアル
宇宙戦艦ヤマト2199 Blu-ray BOX (特装限定版)結城信輝,出渕裕,西崎義展,宮川彬良,宮川泰バンダイビジュアル

宇宙戦艦ヤマト2202のコスモタイガーIIはどんなデザイン?

$
0
0


今日は遊び疲れた子供が早く寝てくれたので、独りでチビチビやりながらこの記事を書いています。
昨日、小林誠さんがツイッターでコスモタイガーIIのデザインは『ほぼそのまんま』と発言されていまして、ちょっと記事を書いてみようと思いました。

上の画像はEXモデルの1/100コスモタイガーIIです。
発売は最近の事と思っていましたが、実際には2007年の事なので、もう10年近く前になるんですね。
発売当時、精細なモールドとシャープなラインに圧倒されたことを覚えています。
ある意味、現時点におけるコスモタイガーIIの公式最新デザインは本キットということになると思いますし、実際のところ、今見ても痺れてしまうほどカッコいいです。
ただ・・・・・・。



手前は2202の前作2199に登場したコスモファルコンのメカコレです。
この二機を比べてみると、やはりある程度“時代”の差を感じざるを得ませんね。
コスモファルコンは昨今のF-22やF-35(別にJ-20でもPAK FAでも良いですがw)等の第五世代ジェット戦闘機の特長である、ステルス性を重視した上から押し潰したような菱形断面と厚みの薄い胴体が目立つに対して、コスモタイガーIIの方は円形断面と胴体の厚みが目立ちます。


(接写が苦手なもので、写真が荒くてすみません)

コスモタイガーIIが初登場した『さらば宇宙戦艦ヤマト』が公開された1978年はジェット戦闘機が第三世代(F-4やミラージュF1)から第四世代(F-14やF-15)に移り変わるタイミングでしたから、未来の架空機であるコスモタイガーに当時最新の第四世代ジェットのデザインセンスが色濃く反映されているのは、ある意味当然のことと思います。
言い換えれば、コスモタイガーにしてもファルコンにしても、作品が作られた当時に『先進的』に思えるデザインが適用されているということなのでしょうね。

では、2202のコスモタイガーIIはどうなるのでしょう?
既に第五世代ジェットのデザインを意識したコスモファルコンという存在がある以上、さすがに今さら第四世代ジェットのデザインラインのままでコスモタイガーIIが登場するとは考えにくいのではないかと。
やはり第五世代、ステルス性を意識した菱形断面の機体にリニューアルされるのではないでしょうか。
実は、そうしたコンセプトでリニューアルされたコスモタイガーIIのデザインは既に存在します。
知っている人は知っている、今や『宇宙戦艦ヤマト』世界の黒歴史となっている、プレイステーション・ゲーム版ですw



この時改定されたデザインは『スコシ・ステルス』とデザイナーの宮武一貴さん御自身がコメントされている通り、見事な菱形断面の機体に仕上がっています。
二本の垂直尾翼も内側に角度が付けられて、でっかい垂直尾翼がステルス性を吹き飛ばしそうな(w)コスモファルコンより余程ステルスしてると思います(^_^)

先ほどPSゲーム版は黒歴史と書きましたが、2202アンドロメダのデザインも艦底部のモールドや主砲塔のデザインにPSゲーム版の影響を強く感じます。
であれば、明言はされなくてもPS版コスモタイガーIIのデザインが2202版コスモタイガーIIのデザインに色濃く反映されてもおかしくないかと。
そもそも、第五世代ジェットのキモはステルス性ですから、同じオリジナルデザインにステルス性を加味した改定を行えば、どうしても結果は似てくるでしょうし。

ではでは、今日の当らない予想はこんなところで。

【Amazon.co.jp限定】 宇宙戦艦ヤマト2202 愛の戦士たち 1 (スペシャルコンテンツCD) [Blu-ray]バンダイビジュアルバンダイビジュアル
宇宙戦艦ヤマト2202 愛の戦士たち 1 [Blu-ray]結城信輝,西崎義展,福井晴敏,福井晴敏,XEBECバンダイビジュアル
【Amazon.co.jp限定】 宇宙戦艦ヤマト2202 愛の戦士たち 1 (スペシャルコンテンツCD) [DVD]バンダイビジュアルバンダイビジュアル
宇宙戦艦ヤマト2202 愛の戦士たち 1 [DVD]結城信輝,西崎義展,福井晴敏,福井晴敏,XEBECバンダイビジュアル
宇宙戦艦ヤマト2199 Blu-ray BOX (特装限定版)結城信輝,出渕裕,西崎義展,宮川彬良,宮川泰バンダイビジュアル

よいこQ 1/1000 地球防衛軍 巡洋艦(さらば/2)

$
0
0
何かと『宇宙戦艦ヤマト2202 愛の戦士たち』絡みのネタを見つけては週一で記事公開してきましたが、ここに来てさすがにネタが切れました(公式サイトを早く更新して下さいw)
なので今週は少し前に入手したこの↓艦を御紹介します♪



『よいこQ』さんの1/1000 地球防衛軍 巡洋艦でっす(^o^)
『さらば』『2』版のガレージキットで、オリジナルの全長は約18センチです。
以前からものすごく欲しかったのですが、最後の再販が大雪が降った数年前のワンフェス、オークションでも過去5年で二度くらいしか見かけたことのないレアなキットでして、この度ようやく入手することができました♪



入手して驚いたのが、このスケールサイズで艦橋部アンテナがエッチングパーツで構成されていたことですね。
なので、小ぶりな艦の小型の艦橋ながら、非常にかっちりシャープな仕上がりになります。
また、製作いただいた方も『さすがは世界最小プラモデルメーカー“タスクフォース”さんが企画されたキット。スタイル・精度も申し分なく、楽しく組めました』と仰っていました。

さて、本キットを製作いただくにあたっては、以下四点を改造いただいています。

 1)波動砲口基部を延長(約5mm)
 2)機関基部を延長(約5mm)+ディテールアップ
 3)1/1000ヤマトの連装パルスレーザー(小)を両舷に計4基増設)
 4)艦橋前にVLSを追加



結果、全長は約19センチとなりました。
巡洋艦の設定全長は幾つかありまして180mと190mがメジャーだと思いますが、本キットでは180m説を採られているようですね。
ちなみに190m説は、今でもメカコレ巡洋艦の上箱にはっきりと書かれていますw
今回、製作いただくにあたっては、2199以降の艦の大型化の潮流(?)を受けて、190m説に合致するように大型化いただいています。
また、機関基部の延長は、以前書いたパトロール艦妄想設定のスパーチャージャー増設改装も意識していまた。

さらば/2以降の地球防衛艦隊の中小型艦は大型化が加速していきますが、それは汎用性と長期・長距離任務を考慮した居住性の改善と考えれば比較的腑に落ちやすいかと(無人艦に居住性は関係しませんがw)。



 『さらば/2』巡洋艦(190m)
 『永遠に』無人艦隊小型艦(180m)
 『完結編』駆逐艦(220m)
 『完結編』巡洋艦(240m)

半ば以上成り行きですが、“我が家”での全長設定は以上の感じでして、実際に並べてみると、傾向がよりはっきりしますね。
何より残念なのは『2』以降、ヤマト以外の地球艦は単なるヤラレ役で、大型化によって得たであろう防御力や冗長性といったポテンシャルを活かせるチャンスが作劇上、全く与えられなかったことでしょうか。
ま、そんな愚痴はさておき、2199の村雨型巡洋艦の設定全長は152mなので、ここに並べてもあまり違和感のないサイズ構成になると思います。



さて、ここから話を2202に無理やり(w)持っていくのですが、2202にこのタイプ――紡錘型・葉巻型――の艦は登場するのでしょうか?
紡錘型・葉巻型というのは“さらば/2”でいうところの『護衛艦』『駆逐艦』『巡洋艦』『パトロール艦』のことです。
これらの艦は『バリエーション』『ファミリー艦』『艦形の大型化』といった言葉で説明しやすいデザインや装備を有しており、艦を見てはあれこれ設定を妄想する私のような人間にとっては非常においしく、大好きな艦たちなのですよw
2202の製作発表以降、これらの艦が登場しないわけないと思っていたのですが――昨今少し不安になってきまして。
その理由は主に以下の二つです。

 1)小林誠氏の呟きに全く出てこない。
 2)金剛改型が“駆逐艦”の扱いになっている。
 3)“ゆうなぎ”も金剛改型として登場する模様。

ま、どれもこれも確定的な情報ではないのですが、『主力』とか『主力戦艦』ってワードはよく目にするだけに、やっぱり気になっちゃいます。
2202の第一章では早くも複数のアンドロメダ型がお披露目されるようですが、主力戦艦や巡洋艦たちはどうなるんでしょうね?
公式設定ではないですが、オリジナル版での艦の進化は『巡洋艦』→『主力戦艦』→『アンドロ』の雰囲気でしたが、2202はどうも逆のような・・・・・・『ガンダム→GM』みたく『アンドロ→主力』みたいな。
また、基本設計の古い“ゆうなぎ”等の金剛改型、村雨改型は辺境配備、まだまだ数の少ない新設計の新型艦は大小を問わず太陽系に集中配備――とか・・・・・・?



個人的にはやはり、2202年は旧設計の改型中心、2212年の第二部にはそれらが新型艦中心の艦隊に置き換わって・・・・・・って、毎度毎度しつこいですね、私もw

ただ、もし巡洋艦やパト艦、護衛艦がオリジナルに近いデザインで登場するにしても、オリジナル版の時よりも2~3割サイズアップしている気がします。

【Amazon.co.jp限定】 宇宙戦艦ヤマト2202 愛の戦士たち 1 (スペシャルコンテンツCD) [Blu-ray]バンダイビジュアルバンダイビジュアル
宇宙戦艦ヤマト2202 愛の戦士たち 1 [Blu-ray]結城信輝,西崎義展,福井晴敏,福井晴敏,XEBECバンダイビジュアル
【Amazon.co.jp限定】 宇宙戦艦ヤマト2202 愛の戦士たち 1 (スペシャルコンテンツCD) [DVD]バンダイビジュアルバンダイビジュアル
宇宙戦艦ヤマト2202 愛の戦士たち 1 [DVD]結城信輝,西崎義展,福井晴敏,福井晴敏,XEBECバンダイビジュアル
宇宙戦艦ヤマト2199 Blu-ray BOX (特装限定版)結城信輝,出渕裕,西崎義展,宮川彬良,宮川泰バンダイビジュアル

宇宙戦艦ヤマト2202公式HPにヤマトとアンドロメダの外観図が公開!!

$
0
0


しばらく新しいネタが無いなぁーとか思っていたら、昨日突然公式HPでヤマトとアンドロの船体外観図が公開されました♪
両艦の図面は既にヤマトクルー会報誌にも公開されていましたが、今回は設定に関するキャプションが添えられています。

〇ヤマト
イスカンダルへの大航海を成し遂げ、地球を救った宇宙戦艦。戦後はコスモリバース・システムの依り代として安置されてきたが、地球政府の新政策によって戦列復帰が決定。大改装を受け、出撃の時を待っている。

〇アンドロメダ
地球政府の新政策に基づいて建造された新鋭艦。二連装の波動砲を始め、その装備・性能はヤマトを大きくしのいでいる。戦後のわずかな期間で建造されたにしては、異様と言えるほど完成度が高く、その出自に関してはまだ不明な点が多い。

以上のテキストが新たに公開されたのですが、気になるワードも見受けられますね(^o^)

 (1)大改装
 (2)地球政府の新政策
 (3)異様と言えるほど完成度が高く、その出自に関してはまだ不明な点が多い

はっきり“大改装”と書かれているので、その内容は多少の装備刷新くらいに留まらない予感があります。
ノズルが太く長くなっているのは、やはり『永遠に』みたく主機の交換までやっているからかな・・・・・・?
また、ストレートに解釈すれば作品冒頭の段階で既に大改装済みの印象もありますね。

地球政府の新政策・・・・・・うーん、某政権が唱えた『積極的平和主義』みたいな???
(ガミラスにも頼らない)自主防衛可能な軍事力の構築とかがボンヤリと思い浮かびましたが・・・・・・。
新政策以前の艦艇は、「地球-イスカンダル和親条約」及び「地球-ガミラス間の暫定協定」に基づいて波動エンジンを搭載しながらも波動砲は装備しておらず、新政策と同時に上記の条約と協定の破棄して、ヤマトの現役復帰とアンドロメダ等の波動砲搭載新型艦艇の建造を開始、とか、、、、、、うーん、きっとこの予想も外れだなw

で、アンドロメダですが、ここまであからさまに書かれたら、“裏”があるのは確実そうですね(^_^;)
つまり、何らかのオーパーツ的技術か現物が介在した結果、完成した艦と取れますが、そうするとやはりイスカンダルかアケーリアスあたりが怪しいでしょうか(いや、別にガミラスやガトランティスでもいいのですがw)。
ただ、イスカンダルは過去に波動砲を常用兵器として装備していたことが2199劇中でもはっきりと語られていますから、アンドロメダの最も目立つ装備である連装波動砲を思えば、やはりイスカンダルの線の方が濃厚か・・・・・・。
正式に譲渡されたもの以外に地球がイスカンダルの技術を手に入れるとすれば、(2199劇中では遂に一度も語られることがなかった)ユリーシャが地球に初めてやってきた時に搭乗していた船か、航法装置として利用する為に吸い出したユリーシャの記憶情報が考えられますね。
しかしユリーシャがイスカンダル王族として識っていた過去の宇宙艦艇の記憶情報がアンドロメダのベースになっていたりしたら、ユリーシャはもちろんスターシャも怒り狂うだろうなぁ・・・・・・。
ユリーシャ船や船のデータベースから得た知識であれば多少マシでしょうけど、それでも良い顔はされないでしょうね(^_^;)

【Amazon.co.jp限定】 宇宙戦艦ヤマト2202 愛の戦士たち 1 (スペシャルコンテンツCD) [Blu-ray]バンダイビジュアルバンダイビジュアル
宇宙戦艦ヤマト2202 愛の戦士たち 1 [Blu-ray]結城信輝,西崎義展,福井晴敏,福井晴敏,XEBECバンダイビジュアル
【Amazon.co.jp限定】 宇宙戦艦ヤマト2202 愛の戦士たち 1 (スペシャルコンテンツCD) [DVD]バンダイビジュアルバンダイビジュアル
宇宙戦艦ヤマト2202 愛の戦士たち 1 [DVD]結城信輝,西崎義展,福井晴敏,福井晴敏,XEBECバンダイビジュアル
宇宙戦艦ヤマト2199 Blu-ray BOX (特装限定版)結城信輝,出渕裕,西崎義展,宮川彬良,宮川泰バンダイビジュアル

フルスクラッチ1/1000メガルーダの製作記事(第四回)が公開されています(^o^)

$
0
0


身内に不幸があったり休出会議があったりで、しばらくブログの更新をサボってしまいました(^_^;)
その間に(先月末に)、SOY-YA!!さんによる1/1000 メガルーダ製作記事の連載更新が電ホビさんでありました(^o^)

『宇宙戦艦ヤマト2199』〈メガルーダ〉をフルスクラッチ&艦艇精密機械画集のディテールで作る~製作月報第4回~

今回の記事のメインは火焔直撃砲でしたが、これだけで全長20センチ(つまりキリシマ並み)もあるんですね(^▽^;)
そりゃ、こんなのがグルングルン回りながら飛んできて直撃しようものなら、300メートルクラスの艦でも爆沈必至でしょうねw

それにしても、こうした円筒形状のものは旋盤加工されるのだとばかり思っていましたが、芯と骨を作ってプラ板を巻いて製作されているとは思いませんでしたね。

驚いたことはもう一つ、本連載は年内完結で来年1月の完成品レビューだそうです、は、はぇーーー!!
でも、新作『宇宙戦艦ヤマト2202 愛の戦士たち』の公開が来年2月25日ですから、丁度その直前ってベストなタイミングにもなりますね♪ヽ(^◇^*)/

11月末の次回連載更新を楽しみにお待ちしたいと思います(^o^)



さて、話は変わってウチのブログですが、12月の初旬くらいに、ずぅぅぅぅぅ~~~~~~~っと滞ってましたグローリアス級宇宙空母の設定妄想後編を公開できそうです。
久しぶりに原稿を見直したら、意外にサクサクと書けましたので、これなら何とか最後まで書けるかなぁ・・・・・・とか(;´▽`A``



そんでもって、もう一つ。
この度、遂に念願の一眼レフカメラを手に入れました♪ヽ(*⌒∇^)ノヤッホーイ♪
初心者用の入門モデルですが、性能的な評判も良いようですし、発売後3年以上が経過してお値段も下がり切ってるようなので、溜め込んだポイントを総動員して思い切って購入しました(^_^;)
まぁその分、護衛戦艦ビスマルク建造予算を使い込んでしまったので、ビスマルク建造は来年度以降に持ち越しになってしまいましたが・・・・・・w

それはともかく、やっぱり一眼レフは楽しいですね。
今まではミラーレス一眼を使っていましたが、ファインダーを使った時のレスポンスが全然早いので、動きの速い子供の写真を撮ったりするにもいいですね。
大事に使って(ちゃんと使いこなせるようになって)、模型の写真の撮影にも使っていきたいと思います(^o^)

カメラケースと望遠用のレンズのケースは、昔爺ちゃんからもらったミノルタ用フィルムカメラのものをとりあえず使っています(詳しい人からするとこうした転用は格好悪いことなんでしょうけど)。
ミノルタがコニカと一緒になって、更にカメラ事業から撤退したのがもう10年も前ですか・・・・・・。
亡くなった爺ちゃんからもらったフィルムカメラやレンズは大事に残しているのですが、何かうまい活用方法はないものですかねぇ

Canon デジタル一眼レフカメラ EOS Kiss X7 ダブルズームキット EF-S18-55mm/EF-S55-250mm付属 KISSX7-WKITキヤノンキヤノン

『宇宙戦艦ヤマト2202 愛の戦士たち』新特報(30秒ver)が公開!!

$
0
0
『宇宙戦艦ヤマト2202 愛の戦士たち』特報(30秒ver.)


新しい特報は12月に入ってからだと思い込んでいたので、嬉しい誤算でした!!ヽ(^◇^*)/ ワーイ
何やら2199の頃のようで懐かしいですが、特報を見ての雑感を以下につらつらと。。。

このサムネイルにもなっている目ヂカラ満点オメメは某大帝さまでしょうか・・・・・・どういう訳か、手塚アニメのキャラが一瞬頭をよぎってしまった私です(^_^;)
古代と南部がいるのは金剛型の艦橋内ですよね。
やっぱりこの艦が金剛改型の『ゆうなぎ』なのかな?
最初の方のカットで艦橋窓の枠を見ると、カラーリングがキリシマと同じ橙色系なのですが、ゆうなぎのカラーリングは青・紺系でなくなる?
9秒くらいで古代が遭遇しているのは、白色彗星か波動砲(デスラー砲)?
桐生と雪がいるのは、司令部内でしょうか。
司令部といえば、藤堂さんと芹沢さんも映ってましたが、藤堂さんの声優さん、どなたが担当されるんだろう・・・・・・。
座ってる芹沢に背後から話しかけているのはガミラス人ですかね?
14秒くらいに登場しているのは・・・・・・山南さん???
2202の白色彗星は、ガス雲が回転しないのでしょうか?

全く以って取りとめのない感想ですが、以上ですw
あと、2月6日に世界最速上映回(完成披露上映会)とか12月6日から1月31日にかけて各週火曜日の全七回で「たっぷり7週ヤマトーク2199 ~road to 2202~」が開催されるってことも発表されましたが、いずれも関東でのことなので、私は到底参加できませんねぇ(^_^;)

それより気になるのは、『全七章分の前売券』『ヤマトとアンドロメダのニアミスシーンを麻宮騎亜さんが描いたイラスト』『イラストを収められるA3サイズの額縁』がセットになった特別鑑賞券が受注生産で発売されることですね。
このイラスト欲しいなぁ・・・・・・。
お値段は14,200円。
チケット代の合計は10,200円ですから、イラストと額縁で4,000円ってことですね。
この前売り券、切り取って持って行ったら無効とかだったらビックリですが・・・・・・大丈夫ですよね?(^_^;)

そして、サンプルとして公開された麻宮さんのイラストですが、アンドロメダのサイズとディティールが非常に興味深いです!!(ノ´▽`)ノオオオオッ♪
ヤマトが小型に見えるくらいの、かなりの巨艦ですね。
あと、アンドロメダの艦首に書かれている文字ですが、推測も入りますが↓のようです。

 A01 ANDOROMEDA
 UNCF(N?) AAA-001

ちなみに『AAA』というのは『Advanced Ability Armament』の頭文字のようですが・・・・・・先端能力兵器???意味ワカワンw
ただこれは、ガンダムUCでニュータイプ・ドライブの略称とされた『NT-D』が実はニュータイプ・デストロイヤーの意味だった、みたいな隠された意味や設定があるのかもしれません。
それにしても、ヤマト2でこのタイプのニアミスがあったのは地球軌道でしたが、2202では場面が小惑星帯になるみたいですね。
でも・・・・・・小惑星の密度が高過ぎないか?w

それと、先日発表されたところでは、次回のヤマトクルーの会報誌は12月末とのことです。
そちらでも何か新しい設定面での発表があると良いですねぇ~~~♪


【Amazon.co.jp限定】 宇宙戦艦ヤマト2202 愛の戦士たち 1 (スペシャルコンテンツCD) [Blu-ray]バンダイビジュアルバンダイビジュアル
宇宙戦艦ヤマト2202 愛の戦士たち 1 [Blu-ray]結城信輝,西崎義展,福井晴敏,福井晴敏,XEBECバンダイビジュアル
【Amazon.co.jp限定】 宇宙戦艦ヤマト2202 愛の戦士たち 1 (スペシャルコンテンツCD) [DVD]バンダイビジュアルバンダイビジュアル
宇宙戦艦ヤマト2202 愛の戦士たち 1 [DVD]結城信輝,西崎義展,福井晴敏,福井晴敏,XEBECバンダイビジュアル
宇宙戦艦ヤマト2199 Blu-ray BOX (特装限定版)結城信輝,出渕裕,西崎義展,宮川彬良,宮川泰バンダイビジュアル

ヤマトとアンドロメダのニアミスシーンを再現してみました。

$
0
0


昨日発表されました『宇宙戦艦ヤマト2202 愛の戦士たち』の七章分の前売り券に付属する麻宮騎亜さんのイラストに痺れまして、写真に撮ってみました(^o^)
アンドロメダはバンダイの1/700の旧キット、ヤマトはもちろん2199の1/1000モデルですね。
色々角度とか高低差をつけたり工夫してみましたが、今夜のところはこれが精一杯のようです(^_^;)
2202版のアンドロメダが発売されたら、改めて撮影してみたいものです♪

さてさて、グローリアス級宇宙空母ですが、さくさくと順調に進み過ぎて随分と長くなってしまっていますw
それもこれも思いつきで新しいネタを仕込んだからですが、既にアウトラインは固まっていますので、無事に12月には公開できると思います。

【Amazon.co.jp限定】 宇宙戦艦ヤマト2202 愛の戦士たち 1 (スペシャルコンテンツCD) [Blu-ray]バンダイビジュアルバンダイビジュアル
宇宙戦艦ヤマト2202 愛の戦士たち 1 [Blu-ray]結城信輝,西崎義展,福井晴敏,福井晴敏,XEBECバンダイビジュアル
【Amazon.co.jp限定】 宇宙戦艦ヤマト2202 愛の戦士たち 1 (スペシャルコンテンツCD) [DVD]バンダイビジュアルバンダイビジュアル
宇宙戦艦ヤマト2202 愛の戦士たち 1 [DVD]結城信輝,西崎義展,福井晴敏,福井晴敏,XEBECバンダイビジュアル
宇宙戦艦ヤマト2199 Blu-ray BOX (特装限定版)結城信輝,出渕裕,西崎義展,宮川彬良,宮川泰バンダイビジュアル

『宇宙戦艦ヤマト2202 愛の戦士たち』公式HPが更新されました♪

$
0
0


先日の30秒PVに続き、公式HPの『CHARACTER』と『MECHANIC』が更新されました。
これまで公開されていた古代と雪のキャプションが追加・変更されたのに加えて、真田さん、徳川さん、南部、相原、榎本さんが新たに追加されました。

一番の驚きはやはり真田さんですね。
『地球連邦政府が新たに提唱した〈波動砲艦隊構想〉を巡って古代と対立』とあります。
古代はそうした構想に反対の立場でしょうから、それに対立する真田さんは推進派ということになります。
それが、真田さんの本心なり信念なりに基づくものなのかは分りませんが、本意であれ不本意であれ、真田さんがそうした立場に立たなければならない何らかの事情があるのでしょう。

対照的だったのは南部くんですねw
“方舟”では最も波動砲に未練タラタラな様子でしたから、私的な予想では体制側に傾いているんじゃないかと思っていたので、正直意外でした。

2199で榎本さんを演じられた藤原啓治さんが現在病気療養中ですので、津田健次郎さんに交替されたようですね。
不勉強故、お声の感じとかは存じませんが、頑張っていただきたいと思います。

あと・・・・・・私もツイッターで知ったのですが、先日の30秒PVの雪の左手薬指に光るものが・・・・・・古代君、頑張りましたねw

さて、今回の更新で公開されたキーワードで気になったワードは以下の四つです。

・地球連邦政府
・地球連邦防衛軍
・第二護衛艦隊
・波動砲艦隊構想

統一政体として地球連邦政府と、その軍事力として地球連邦防衛軍が結成(再編成)されたことが、これではっきりしました。
地球連邦防衛軍・・・・・・やや特撮チックな香りもするオリジナル版の『地球防衛軍』でも、ガ〇ダムの『地球連邦軍』でもない、微妙なところを突いてこられましたねw
ただ、アンドロメダの艦体には未だ『U.N.C.F(国連宇宙軍)』という表記が描かれていたりもしていまして、何か使い分けがあるのでしょうか?

護衛艦隊・・・・・・対になる言葉にオリジナル版にも登場した『連合艦隊』が出てきそうな気が(^_^;)
本当に出てくるなら、護衛艦隊は旧世代設計艦が中心、連合艦隊は新規設計の新鋭艦中心の編成になったりするのでしょうか?

あと、真田さんの紹介文に『(ヤマトは)首都近郊に建造された海底ドックで』とあるので、2202でも“さらば”の海中からの出撃シーンが観れるのかもしれません!!ヽ(*⌒∇^)ノヤッホーイ♪

そして最後にメカですが、ヤマトとアンドロメダに色がつきました(^o^)
色がつくと、ヤマトの艦首の印象がかなり変わっていることが実感できますね。
あと、窓が全てグリーンからブルーに変ったのも特徴的です。

アンドロメダは、何気にアイボリーの部分が艦首に少し増えてますね。
あと、艦の側面にかなり大きくマーキングが描かれています。
2202版アンドロメダを発売する時は、ちゃんと最初からデカールをフルでつけて下さいよ、バンダイさん!!(爆)

【Amazon.co.jp限定】 宇宙戦艦ヤマト2202 愛の戦士たち 1 (スペシャルコンテンツCD) [Blu-ray]バンダイビジュアルバンダイビジュアル
宇宙戦艦ヤマト2202 愛の戦士たち 1 [Blu-ray]結城信輝,西崎義展,福井晴敏,福井晴敏,XEBECバンダイビジュアル
【Amazon.co.jp限定】 宇宙戦艦ヤマト2202 愛の戦士たち 1 (スペシャルコンテンツCD) [DVD]バンダイビジュアルバンダイビジュアル
宇宙戦艦ヤマト2202 愛の戦士たち 1 [DVD]結城信輝,西崎義展,福井晴敏,福井晴敏,XEBECバンダイビジュアル
宇宙戦艦ヤマト2199 Blu-ray BOX (特装限定版)結城信輝,出渕裕,西崎義展,宮川彬良,宮川泰バンダイビジュアル

2202版アンドロメダのイラストが・・・・・・

$
0
0
いつの間にやら差し替えられていますね(^_^;)

http://yamato2202.net/character_mechanic/

波動砲後方のダクトの前縁(上下左右の計四ヶ所)が、以前公開されたイラストではアイボリーでしたが、今のイラストはオリジナル版と同じく艦体色(グレー)になっています。
副監督が仰るには、以前のイラストは準備稿とのことでしたので、こちらが決定稿のようですね。
また、他のアンドロメダの同型艦はカラーアレンジされるみたいです。
軍艦としては同一カラーリングが好みなんですけど、作劇的にはキーになる艦が他の同型艦と同じカラーだと画面上で識別しにくいですしねぇ。
ちなみに、ゴーランド(ミサイル艦)も昔のまんまのカラーリングだそうな。

さてさて話は変りまして、今週末にはグローリアスの設定妄想後編を公開しようと思っているのですが、ちょっと問題が(^_^;)
まだ最後まで書き上がってないというのに、文章が長くなりすぎまして( ̄Д ̄;;
具体的には、前編と中編を合せてもA4用紙24枚程度でしたが、後半単独で既に24枚を超えてしまっておりますw
この分量では絶対に文字数制限に引っかかるので、少なくとも二つ以上の記事に分けないといけません。
他にも、模型と写真の用意が間に合わないという理由もあり、やむを得ず後編の公開は2度に分けることにしました。
今週末はまず後編の第一弾、年内に第二弾というということでスケジュールを立て直します。

グローリアス級宇宙空母(改アマギ級宇宙空母) 後編1

$
0
0
※注記:本文章はオリジナル版『宇宙戦艦ヤマト』世界における艦艇設定を妄想したもので、『宇宙戦艦ヤマト2199』及び『宇宙戦艦ヤマト2202 愛の戦士たち』は考慮していません。



 2202年1月、ガトランティス戦役はヤマトをはじめとする地球防衛艦隊の“死戦”と、敵超大型戦艦(旗艦)の謎の爆発消失によって地球連邦の辛勝に終った。
 しかし、その過程で地球防衛軍が被った損害はあまりにも甚大だった。
 多数の艦船、航空(宙)機、根拠地、そして人員。
 戦役前ですらぎりぎりの体制で維持されていた組織だけに、ここまで損害が膨大では、どこから再建に手をつけて良いのか、目処すら立たない状況であった。しかしそれでも、再建は速やかに為されなければならなかった。短期間の内に外宇宙から二度もの侵略に晒された以上、“三度目”“四度目”が無いとは誰も言い切れなかったからだ。
 よって再建は、とにかく手がつけられるところから順次開始されることになる。特に機動運用可能な各種戦闘艦艇の確保は愁眉の急だった。そしてその際、大きな役割を果たしたのが、白色彗星認知直後の“仕分け”により、建造凍結されていた艦艇たちであった。
 これらの未成艦群は、一部は帰還した損傷軽微な艦艇の復旧用に資材・部品を供出し、逆に一部は、なんとか帰投したもののあまりの損傷故に廃棄が決定した艦から使用可能な部品や資材を譲り受け、早期完成が目指された。そしてその中に、今やアマギ級宇宙空母唯一の生き残りとなった“グローリアス”の姿もあった。しかし彼女を待ち受けていた運命は、他艦とは大きく異なっていた。
 完成が急がれたのは他艦と同様だったが、その中でも原設計とは大きく異なる設計・仕様を新たに盛り込まれることが決定したからである。そうした決定が下された背景には、フェーベ沖会戦の結果があった。



 半ば軍内部の政治的妥協の産物であった筈のイロモノ――アマギ級宇宙空母――が、宇宙空間における艦隊航空戦において意外なほど“使える”ことが判明したからだ。またそれとは対照的に、いかにも本格空母然としたガトランティス軍空母が露呈した脆弱さは、地球防衛軍首脳部が抱いていた空母観に大きな修正を強いていた。
 更に、空母という艦種そのものの必要性も再認識された。
 フェーベ沖会戦では、太陽系各地から土星の各衛星根拠地に集結していた多数の基地航空隊機は殆ど活躍することができなかった。各基地から会戦宙域までの距離が大き過ぎ、航続距離的に戦力投入が困難だった為だ。
 ガトランティス戦役以前の地球防衛軍の戦術構想では、基地航空隊は『波動砲搭載戦艦群』『宙雷戦隊』に次ぐ第三の戦力の柱と捉えられていただけに、そのショックは非常に大きかった。土星圏に結集した地球防衛軍の航空隊総数は九〇〇機にも及んだが、その内の2/3以上が戦闘に参加できない状態――実質的に遊兵化されてしまったと言えば、そのショックの大きさも分るだろう。
 あるいは、土星宙域での決戦において第一航空艦隊が編成されず、当初の戦策通りに母艦航空隊と基地航空隊が共同し、基地航空隊の航続距離圏内で艦隊防空に徹していれば、空母の必要性がここまで叫ばれることはなかったかもしれない(尤もその場合、航空戦は圧倒的多数の戦力を有するガトランティス軍機動部隊の勝利に終わった可能性が高いが)。しかし、いつの時代も軍人とは何よりも実績を重んじる人々であったし、宇宙空間という広大・広漠に過ぎる戦場においては、拠点所属の航空隊が『戦場の選択』という戦術よりも戦略に近い領域で柔軟性に欠けるのは論理的にも自明であった。
 それ故に、いかなる宙域においても戦力展開・戦力投射可能な空母の必要性が改めて見直され、基地航空隊に代わる戦力の柱としての整備が急がれることになる(従来の母艦航空隊は基地航空隊の“補完戦力”という扱いであった)。その優先度は、規模の面はともかく戦艦部隊と全く同等とされており、その事実が地球防衛軍の空母に対する認識の変化を何よりも雄弁に物語っていた。
 しかし、フェーベ沖の栄光を担った五隻の宇宙空母は戦役中に悉く喪われており、地球防衛艦隊が有する唯一の空母は未成状態で放置されていたグローリアス只一隻であった。この完成を急ぐのは勿論だが、一隻では数量的な不足は明らかであり、新造艦の増強も必須であった。
 しかし、新造するにしても現状のアマギ級のままで良いのかという問題もあった。フェーベ沖で大戦果を挙げたアマギ級であったが、初の実戦参加で明らかになった欠陥や改善を要する事項も多数存在したからだ。

 (1)艦規模に比して飛行甲板・格納庫共に極めて狭小
 (2)後方への発艦は、発艦機の時間的・エネルギー的ロス大
 (3)損傷・メカトラブルを考慮し、エレベーターは二基以上要
 (4)弾薬庫容量(継戦能力)の不足
 (5)防空火力不足

 これらの戦訓は、全滅した一航艦の数少ない生き残り――ヤマトやシラネ、艦載機隊等――からの聴取によって得られたものであったとされる。
 (1)は、建造時から懸念されていた戦艦と空母のハイブリッドという存在故の搭載機数の少なさだけでなく、搭載に係る柔軟性の欠如についても強く指摘していた。
 フェーベ沖会戦において、一航艦空母群は露天繋止により搭載機数の水増しを行っていた。こうした行為は、航宙中の宇宙塵(デブリ)との接触による機体の損傷や人員の損害を考えれば、決して褒められた行為ではなかったが、フェーベ沖会戦のような短期間の星系内邀撃戦であれば、その確率は無視できる程度でしかなかった。寧ろ、搭載機数増大による瞬間的な戦力向上こそを重視すべきであり、本来“空母”という艦種はそうした柔軟性に富んだ存在の筈だった。
 しかし、アマギ級の設計において露天甲板は、あくまで“発艦甲板”としてのみの扱いであった為、艦幅からすればより広大な甲板を設置することも可能であったにも係らず、設計要求にあった二機同時発艦が可能な最小の面積しか有していなかったのである。

 (2)については、アマギ級設計時点で地球防衛軍が有する空母の建造・運用実績がヤマトしかなかったこと(特設艦は除く)が大きく影響していた。ヤマトに搭載された航空隊に比べて、アマギ級の航空隊は規模こそ大きくなったものの、基本的な運用思想はあくまで『防空(CSP)』であり、その点ではヤマトと大差なかった。
 故に、アマギ級の発艦システムはヤマトと同じく後方離脱方式とされ、発艦機は艦後方の宙域で一旦集合、編隊を組んだ上で防空配置に就く事とされた。この方式は艦近傍のみを作戦域とする防空任務であれば問題は少なく、寧ろ発艦と同時に敵砲火を浴びせられる可能性を最小にできるという点での優位性もあった。
 しかし、攻撃任務における後方への発艦は、一分一秒を争う航空戦において攻撃目標到達までの時間的ロスになるだけでなく、長距離を往復する攻撃機の推進剤ロスにも直結する。
 基本的に発生する事象は攻撃任務でも防空任務でも同じなのだが、投入される任務により各ファクターの優先順位が異なってくる為、メリットがデメリットに、デメリットがメリットに変化してしまうのである。
 とはいえ、計画時においてアマギ級が攻撃任務への投入を殆ど考慮していなかったことも忘れるべきではない。言うなればこの指摘は、地球防衛軍の空母運用思想の変化によって生じたものとも言えた。



 (3)は、フェーベ沖会戦で唯一ガトランティス側の航空攻撃で被弾したアマギ級四番艦レキシントンの戦訓に基づいていた。
 本会戦においてレキシントンは、ガトランティス攻撃機が放った対艦ミサイル一発を被弾した。被弾箇所は艦中央部であり、隠遁式パルスレーザー砲二基が破損したものの、戦艦譲りの強固なヴァイタルパート内に損害は無かった。しかし、被弾による衝撃で一基しかない搭載機昇降用エレベーターが故障してしまったのである。
 幸い、被弾が第一次攻撃隊発艦後であった為、レキシントンの格納庫内は故障機を除いて “空”の状態であり、帰還機の受け入れも他艦に分散して行われた。しかし、それが可能であったのは、第一次攻撃隊の損害が激しく、機数を大きく減らしていたからに過ぎない。
 結果的に大事には至らなかったものの(後述する弾薬不足の一因にはなったが)、被弾のタイミングによっては格納庫内の機体が全て無力化されていた可能性もあり、フェーベ沖での彼我の戦力差と戦闘経過を考えれば『幸運』の一言で済ませることもできなかった。

 (4)については、定数以上の機体を運用したこと、そして前述した通り、設計時に求められた同級の任務が“防空”であったことがここでも影響していた。アマギ級の弾薬庫は比較的小型の空対空兵装を主に搭載することを前提に設計されていた為、より大型の対艦攻撃兵装を中心に搭載した場合、搭載数量が大きく減少してしまうのである。
 事実、フェーベ沖会戦終了時点で、アマギ級各艦の艦載機用弾薬はほぼ払底しており、たとえ機体と搭乗員が確保できたとしても、それ以上の作戦行動は事実上不可能であった。

 (5)は同級の原設計艦であるボロディノ級主力戦艦でも指摘された問題であったが、“空母”であるアマギ級においては、その問題はより深刻であると捉えられていた。
 ボロディノ級の設計思想は『たとえ戦艦といえども、艦隊というシステムを担う一要素に過ぎない』という向きが強く、ある意味では自らの能力を極めて限定していた。極論、ボロディノ級の性能は波動砲投射とショックカノンによる砲戦に特化し、防空戦闘は艦隊を構成する他の中小型艦が担うものとされていた。言い換えればボロディノ級主力戦艦は、複数の艦で戦隊や艦隊を組んで初めて所要能力を発揮できる艦であると定義することができる。
 アマギ級宇宙空母も、艦体の半分以上を流用していることもあり、ボロディノ級の設計思想を色濃く受け継いでいた。しかし、“大艦巨砲主義”に染まった地球防衛艦隊では、戦艦に比べて戦力価値が低い空母に十分な護衛が付けられないのは明らかであり、事実、一航艦編成前に各巡航空母戦隊に附属していたのも、防空能力などほぼ皆無の旧式駆逐艦ばかりだった。
 幸い、フェーベ沖会戦の結果、空母に対する地球防衛艦隊の評価は大きく改まっていたが、ガトランティス戦役において大小問わず多数の艦艇を失った影響はあまりにも大きく、少なくとも当面は空母に満足のいく護衛戦力が付けられる見込みは乏しかった。

 地球防衛艦隊としては、既に建造がかなり進捗しているグローリアスはともかく、新規建造空母については以上の(1)~(5)の解消は必須であると主張していた。しかし、未だ空母という艦種の建造・運用実績に乏しいこともあって、短期間での新空母設計の取りまとめは困難とも考えられた。単純な設計作業のみならず、幾つかの技術的課題(前方発艦等)と専用装備の開発については一から検証を行わなければならなかったからである。
 そうした状況において白羽の矢が立てられたのがグローリアスだった。
 この未成艦に技術検証艦としての側面を持たせて完成させようというのがその骨子であり、艦政本部は既にほぼ完成している空母モジュールの大掛かりな改造(場合によっては新造)まで視野に入れていた。しかしこれは、一日でも早いグローリアスの戦力化と各種試験開始を求める地球防衛艦隊の強い反対に遭い、改造は最小限に留められることになる。
 最終的に、防衛艦隊と艦政本部の協議によってまとめられたグローリアスの改設計案は概ね以下のようなものであった。

 (1)飛行甲板(発艦甲板から改称)を現構造で可能な範囲で拡大。
  (之に合せ、発艦・着艦・駐機用スペースを其々設置)
 (2)従来の着艦口を閉鎖。不要となった旧着艦甲板は格納スペースに転用。
 (3)従来の昇降機を撤去。発艦機用・着艦機用に其々サイドエレベーターを新設。
 (4)近接防空用パルスレーザー砲塔を増設。

 項目としては多岐に及んでいるが、船殻の大掛かりな改造は慎重に避けられており、建造再開から三ヶ月以内の完成が目指された。
 後に『改アマギ級』若しくは『グローリアス級』と呼ばれることになる本艦の運用面での最大の変更点は発艦・着艦方法の変更だった。発艦は飛行甲板左舷側からの前方発艦方式とし、着艦は右舷側を使用した後方からのアプローチを基本としていた。発艦方法の変更は、前述した通り攻撃任務時の即応性向上を目指したものであり、本艦での運用と検証結果を踏まえ、新空母の発艦装備の最終調整が行われることになっていた。
 これに対し、着艦方法の変更は艦内格納庫の有効活用という側面が強かった。従来の直接格納庫に機体が着艦する方式――ダイレクト・イン方式――では、元々スペースに余裕の無い格納庫内に着艦・制動区画を設置しなければならず、機体格納の点では少なくないデッドスペースになっていた。これをグローリアスでは、露天の着艦甲板に着艦後、機体は専用エレベーターを用いて格納庫内に収納する方式――タッチ・アンド・イン方式――に変更することで、格納庫内から着艦・制動スペースを取り除いていた。
 またこれに伴い、発艦甲板の中央に設置されていたエレベーターを撤去し、新たに両舷に各一基のサイドエレベーターを新設することで、懸案だったエレベーター予備機をも確保している。
 以上により、グローリアスはオリジナルのアマギ級に比べて、コスモ・タイガーIIクラスの機体で六機の格納機数向上を達成していた。レイアウト的にはもう二機程度の格納機数向上も可能であったが、そのスペースはもう一つの懸案だった弾薬庫の拡張に用いられている。
 また、搭載機数の点では発艦甲板と着艦甲板の間(飛行甲板中央部)に駐機スポットを十分に確保したことで、フェーベ沖会戦時のような露天繋止にも無理なく対応できるようになった。竣工後のグローリアスの搭載機定数は、コスモ・タイガーⅡ及びその電子偵察型である“タイガー・アイ”の合計四二機(アマギ級は三六機)とされたが、更に六機程度を露天繋止の併用で運用することもできた。



 改設計後のグローリアスの完成は2202年5月であった。
 スケジュールを前倒しての完成は、建造に係った関係者の尽力は勿論だが、建造資材の割り当てを他艦よりも優先されたことが大きかった。事実、グローリアス完成を促進させる為に、建造中だったボロディノ級主力戦艦“プロヴァンス”用に準備されていたショックカノンや伝導管が転用されている。結果的にプロヴァンスの就役は大幅な遅延をきたしたが、その点を以ってしても、“空母”に対する地球防衛軍の評価の変化を窺い知ることができる。
 尚、建造凍結時にグローリアスが多くの艤装品を譲ったボロディノ級“ヴァンガード”は、ガトランティス戦役にて奮戦空しく喪われており、本来グローリアス用に準備されていた艤装品を取り戻す機会は永久に失われていた。
 翌月、地球防衛艦隊への引き渡しを慌ただしく終えたグローリアスは、殆ど日を置かずして実運用が開始された。就役にあたり、同艦の乗員にはアマギ級やボロディノ級の乗艦経験者が多く集められており、人員面からも早期戦力化が図られていた。搭載が予定された艦載機隊も、苦しい台所事情の中からヴェテランパイロットが部隊要所に充てられている(当時、地球防衛軍の熟練搭乗員は一航艦壊滅と共に払底していた)。
 こうした努力の全ては、次期空母検証艦としての活動を一日でも早く開始する為であった。
 この時期、既に次期空母(後の“キエフ級戦闘空母”)の建造作業は開始されており、グローリアスでの実証データがそのままリアルタイムで建造中のキエフ級の仕様に反映されるという非常に強引な建造態勢が採られていた。その為、出航中は勿論、根拠地停泊中も同艦には多数の造船官とメーカー技術者が乗艦し、各種試験とそのデータ収集に従事していた。
 技術検証の上では、生存しているアマギ級の乗艦経験者と元所属航空隊員を強引にかき集めたことが非常に有効だった。既に実艦全てが失われている以上、短かったアマギ級の就役期間内に培われた技術やノウハウは、“人”の経験や記憶の中にしか残存していなかったからである。
 極めて濃密な検証期間は半年にも及び、艦政本部と航空本部が用意した試験メニューの大半を消化し終えた時には、艦も乗員も疲労の極みに達していた。航空関係の艤装品の幾つかは耐用規定回数を超えるまで酷使されており、早くも大規模なオーバーホールの必要性が指摘されていた程だった。
 しかしその甲斐もあって、グローリアスでの試験・検証データの集積は充分な質と量が確保されており、それらを反映したキエフ級の初期ロット艦群は既に完成し、就役も間近に迫っていた。
 その結果を受け、グローリアスも一先ず“次期空母検証艦”としての使命を終えることになるのである。

 当初の予定では、検証艦としての運用試験終了後のグローリアスは、キエフ級が一定数揃うまでは第一線の主力空母として、そしてキエフ級が十分に普及して以降は練習空母に充てられることが予定されていた。
 建造年次的には未だ新鋭艦と言っても差支えのない彼女が、早々に練習艦化まで考慮されていたのには勿論訳がある――運用面での経済性の悪さだ。
 同級艦を持たないことに加えて、検証艦として装備された特殊な専用艤装品は多数に上り、更には発展型とも呼ぶべきキエフ級に比べれば低い艦載機運用能力は、長期的な費用対効果の面で、一線級空母として用いるには経済性が悪いと判断されたからである。また、今後の改装等によりキエフ級と装備品をできるだけ共通化したとしても、速力や艦載能力の違いを埋めるのは容易ではなく、現実的にキエフ級との統一行動には難があると判定されていた。
 これと似たような評価を受けた艦にガトランティス戦役以前の“ヤマト”がある。ヤマトも、ガミラス戦役後に新造された艦との規格・仕様・性能面での相違が大きく、その維持には膨大な運用コストを要すると認識されていた。改装により、可能な限り規格のフィッティングが為されていたものの、それも程度問題に過ぎないというのが実情だった。それ故、ガトランティス戦役が勃発せず、地球防衛艦隊の拡充が順調に進展すれば、遠からず記念艦として現役を退くことも予定されていた。
 しかし、ガトランティス戦役後の状況の変化がそうした予定を根底から覆した。深刻な大型艦艇不足という現実に加えて、“再び地球を救った”ことに対する褒章的意味合いや、再度の侵略に晒された連邦市民に対する精神安定剤としての役割を期待されたことから、ヤマトの当面の記念艦化は完全にキャンセルされている。
 だが、グローリアスにはそうした数値化できない役割や効果は期待できず、ヤマトのような“特例”が与えられる余地は少ないと考えられた。大型艦の不足が深刻な数年以内はともかく、ある程度の艦隊陣容が整う五年後以降の練習艦化は半ば以上確定事項だった。
 だが、そうした確定事項に思わぬところから待ったがかけられた。待ったをかけたのは――他ならぬ地球防衛艦隊司令部であった。



 この時期、地球防衛軍並びに地球防衛艦隊司令部は、単独運用可能な外洋大型艦艇を強く欲していた。
 ガトランティス戦役緒戦におけるテレザート星への調査派遣、2202年のイスカンダル事変時の救援派遣、いずれも当時の地球防衛艦隊においては長距離・単独航宙能力に秀でたヤマトにしか実施不可能な任務であった。もちろん、派遣に至る経緯(そもそもテレザートへの派遣は防衛軍が意図したものではなかった)や派遣に際してのヤマト幹部乗員の行動には数々の問題があり、実際に査問会も開かれている。しかしその査問会や防衛艦隊内の調査委員会においても、過程や渦中の問題はともかく、派遣そのものの妥当性は否定できないという判断が下されていた。
 ガミラス戦役以来、地球は短期間の内に複数の外宇宙勢力に遭遇し、イスカンダル王国を除く全ての勢力と交戦状態に陥っていた。それを思えば、今後も非常に短いスパンで外宇宙勢力との接触が発生する可能性や、同時多発的に複数の勢力との間で外交事案(紛争を含む)が発生する可能性すら真剣に考慮されなければならなかった。
 ガミラス戦役以前であれば、複数の外宇宙文明との接触が同時に発生するなどという想定は一笑に付されかねないものであったが、近年のあまりに苛酷な現実がそうした想定すら現実的なものとして肯定したのである。
 外宇宙勢力との同時多発的な接触を想定した場合、遠隔地へ迅速且つ単独で展開可能な艦船を複数有することは危機抑止・早期解決の上で必須と考えられた――仮にテレザートやイスカンダルのような事態が同時に発生したら――という訳だ。
 しかし、当時量産と配備が進んでいた地球防衛艦隊の艦艇は、ごく一部の例外を除き近傍迎撃型艦隊構成艦として機能と性能を限定した艦ばかりであり、高い汎用性を求められる単独任務に耐え得る艦は皆無であった。長期航宙能力にしても、太陽系内邀撃戦を第一義とした重武装化・重防御化の代償として、中型艦以上にすら限定的にしか付与されていないのが現実だった。また、過去のヤマトの戦訓から、あらゆる面で柔軟性が求められる長期の単独任務においては、まとまった数の航空機運用能力も必須と考えられていた。
 当時の地球でそうした要求に応え得る艦――長距離特務艦――は、実質的にヤマト一隻のみであり、仮にそうした周辺事態がヤマトの不在時(他任務中や長期入渠中)に発生した場合を思えば、ヤマトと同等の性能・機能を有する艦の増強は愁眉の急だった。その結果、運用における経済性の点でヤマトと似た“境遇”を持つグローリアスがその候補として挙げられたのである。その存在が特殊なのであれば、特殊なものとして徹底的に使い潰してしまえばよい――という判断だ。
 元々、地球防衛艦隊司令部は、本用途(長距離特務艦)に新鋭のキエフ級を充てたいという意向を持っていたとされる。キエフ級は艦載能力の向上を主目的として、オリジナルのボロディノ級やアマギ級に比べても飛躍的な大型化を果たしており、その余裕のある艦体に長期航宙に耐え得る給兵・給糧設備まで建造時から搭載していたからである(勿論、地球防衛艦隊が要求したからこそ搭載された装備であった)。
 だが、大型化に加えフェーベ沖の戦訓や様々な技術進歩まで取り込んだ同級の建造費用はアンドロメダ級戦略指揮戦艦並みに高騰し、グローリアスとは別の意味で、とても単独では前線に出せない高価で贅沢な艦になってしまっていた。



 これに対し、グローリアスは規模あたりの運用コストこそ大きいが(つまり割高だが)、キエフ級に比べて艦規模そのものが小さい為、絶対額としての運用コストはキエフ級より有利だった。またそのコストは、グローリアス以上に特殊仕様と専用艤装品の塊であるヤマトと比べても、充分に納得できるものだった。
 その結果、就役から一年も経ずしてグローリアスの長距離特務艦化を目的とした近代改装が決定された。改装は長期航宙能力の付与やキエフ級との艤装品共通化のみならず、艦政本部の強い意向で、当時計画中だった『ボロディノ級改善』のテストベッドとしての新装備搭載も盛り込まれている。
 この『ボロディノ級改善』の基本コンセプトは、ボロディノ級設計時と比べても飛躍的に進歩した最新の波動関連技術のフィードバックは勿論、各種装備品・機器の小型化によって艦内余剰空間を確保し、従来の地球艦艇に不足していた居住性、給兵・給糧能力を大幅に向上させようというものであった。その点で言えば、グローリアスの改装目的と合致している部分も多く、艦政本部から“相乗り”を求められた地球防衛艦隊司令部にしても渡りに船という感すらあった。寧ろ、そうした技術的進歩がなければ、リソース余裕の乏しさから、主砲戦能力や艦載能力を一部削減するといった決断を行わない限り、グローリアスに満足な長期航宙能力を付与することは困難と考えられていたからだ。
 一方、ボロディノ級改善を企図していた艦政本部も、就役済みのボロディノ級のいずれかを使用し、できるだけ早期に改善に向けた技術実証を行いたいと実戦部隊である地球防衛艦隊に予てより申し入れていた。彼らとて、量産性と早期就役を第一優先に建造されたボロディノ級主力戦艦が空間打撃戦能力はともかく、無限機関である波動エンジンを有しているにも係らず長期航宙能力が欠如しているなど、性能バランスに欠ける面があることは重々承知しており、その解消・改善をアップデートという形で実現したいと考えていたのだ。
 しかし、ガトランティス戦役後の深刻な大型艦不足が長期のドック入りを要する技術検証を実現困難なものにしていた。その為、そこに降って湧いたグローリアス改装計画への便乗は、艦政本部としても渡りに船だったのである。
 ある意味、地球防衛艦隊と艦政本部の利害が見事に一致したグローリアスの改装計画は速やかに実行に移された。だが、その完成は当初の予想を超えて大きく遅れることになる。
 新たなる外宇宙からの侵略――デザリアム戦役の勃発だ。



 開戦劈頭の電撃的な奇襲侵攻により、地球防衛軍の太陽系内防衛網は完全に瓦解、一週間と経たずして地球連邦政府はデザリアム帝国の軍門に下った。
 生まれ故郷である英国デヴォンポート宙軍工廠にて改装工事中だったグローリアスも進駐してきたデザリアム帝国軍に鹵獲されてしまう。当然、改装工事は完全に中断、長らく工廠内のドライドックに改装中の無力な姿を晒し続けることになった。
 2203年10月、デザリアム戦役は劇的な逆転で地球の勝利に終わり、停滞していたグローリアス改装工事もようやく再開の運びとなった。幸い、二重銀河からの侵略者たちはグローリアスに対して破壊や破棄などは行わず、技術調査を幾度か実施しただけだった。
 一説では、デザリアム帝国は地球に傀儡政権を樹立し、その後の再軍備まで計画していたとされる。その目的が、当初は未だ降伏をよしとしない地球防衛軍残党の討伐、そしてゆくゆくは、彼らの星間戦争の尖兵とすることであろうことは想像に難くない。
 だが、その結果として地球に残された軍事力は厳重な監視付ではあったが、ほぼそのまま保全されており、ガトランティス戦役後と比べれば遥かに良好な状態から地球軍事力再建を開始することができた。グローリアスの改装工事もその勢いに乗る形で急ピッチで進められ、2204年6月には再就役を果たしている。
 こうして、ようやく再就役に至ったグローリアスであったが、結果的にガトランティス・デザリアム両戦役において入渠したまま一切戦局に関与できなかった彼女に対し、防衛艦隊将兵は半ば疫病神に対するような悪名や悪評を奉っていた。
 『永遠の戦乙女』はともかく、『船渠の女帝』『長化粧の女王』、果ては『またかグローリアス、身支度の間に戦(いくさ)は終わった』等、浴びせられた異名や揶揄は枚挙に暇がない。後発のキエフ級戦闘空母群がデザリアム本星への遠征に参加し、艦隊航空戦力の中核を担う活躍を示したことも、グローリアスにこうした批判が浴びせられる一因になったと思われる。

 長期に渡り中断していた改装工事が再開されるにあたり、グローリアスの改装メニューには当初計画になかった新装備・新技術が幾つも追加されていた。その最大のものが波動機関の第三世代化――スーパーチャージャー搭載――だ。前年のヤマトの第二次近代改装時にプロトタイプ機関が実装され、デザリアム戦役においても、その性能と効果が高く評価された次世代の波動エンジンシステムである。
 グローリアスの初期の改装計画時にも一度は俎上に上がったものの、ヤマトでのプロタイプ実証結果の反映がスケジュール的に間に合わないとして断念された経緯があった。しかし、デザリアム戦役による大幅な建造遅延を奇禍として、改めて新システムの搭載が決定されたのである。
 グローリアスに搭載された第三世代波動エンジンは、ヤマトの搭載した試作型(プロトタイプ)に対して試験型(テストタイプ)として識別されている。ヤマトのような、完全な機関刷新による基本出力の大幅な向上や強化型波動砲(通称:新・波動砲)の装備といった野心的な性能はあえて狙わず、既存の第二世代高効率型波動エンジンへの予備炉心増設による連続ワープ機能と波動砲発射後の機能復旧の迅速化に重きを置いた堅実な設計でまとめられていた。
 第三世代化を果たした改装後のグローリアスの波動エンジンは、特に稼働率と経済性において高い評価を得ており、その経験と実績は後のボロディノ級やアルジェリー級、オマハ級等の近代改装時に活かされることになる。本改装により第三世代化を果たした波動エンジンは便宜上“増備型”と称された。
 これに対し、ローマ級主力戦艦やアムステルダム級戦闘巡洋艦等の次世代艦艇群が搭載した第三世代波動エンジンは、ヤマトやアリゾナ級の試作型をベースとした完全新作機関であった。開発系譜的には、ヤマトの“試作I型”、アリゾナ級の “試作II型”、日本国において試作I型をベースに限定量産されたユウバリ級護衛巡洋艦用の“先行量産型”、これらの技術を統合、更に改良・発展させた“正規量産型”となる。特に、波動砲関連設備は試作II型を踏襲しており、これは地球防衛艦隊及び艦政本部がアリゾナ級で確立された新型波動砲――拡大波動砲――の搭載に強く固執した結果であった。

 また機関の第三世代化と同様、ヤマトの第二次近代改装時に初めて試みられた主砲のカートリッジ化も、専用実包である“波動カートリッジ弾”の予想以上の戦術効果が評価された事で、グローリアス改装に織り込まれることが急遽決定した。当然、この決定がボロディノ級主砲への波動カートリッジ弾適用を睨んで布石であったことは言うまでもない。

 紆余曲折の結果、遂に再就役を果たしたグローリアスは改装前と比べ外観にこそ大きな変化はなかったが、その内側は様々な実証・近代化・改善・新規計画が入り混じった、まさに“鵺(ぬえ)”のような存在であったとされる。
 実際、彼女の艦内は改装前からのキエフ級用テストベッドとしての仕様に加え、新たにボロディノ級改善、ヤマト級近代改装のフィードバック、更には次世代新戦艦(後のローマ級主力戦艦)用の試験装備まで設置されており、装備の多彩さと先進性ではヤマト級にすら匹敵すると評された程だった。当然、それらの装備は先進性に見合った高性能を誇るが、その運用に熟練した乗員を要求するのもヤマトと同様であった。幸い、地球防衛艦隊もその点は十分に理解していた為、改装後のグローリアスは古参乗員がヤマト程でないにせよ他艦に優先して配属されている。



 2204年6月の再就役以降、グローリアスは地球防衛艦隊司令部の直轄艦として錬度の向上と新装備慣熟を目的としたシェイクダウンクルーズに努めた。地球防衛軍としては2205年後半を目処に地球初の本格的な長期外宇宙探査任務に本艦を投入する計画であったが、思わぬ事態により計画は画餅に帰してしまう。
 ガルマン・ガミラス帝国軍の放った戦略級惑星破壊ミサイル(プロトン・ミサイル)の太陽誤爆に端を発する所謂『太陽危機』の発生だ。
 人類滅亡と星系破滅を突如として突きつけられた格好となった地球連邦政府であったが、当初の危機感は決して大きくはなかった。むしろ、危機を予見し警告を発した地球連邦大学宇宙物理学部長サイモン教授を更迭するなど、その初動対応の拙さは後に大きな批判を呼ぶことになる。
 しかし、そんな政府内部にもサイモン教授の警告に強い危機感を抱く者が少数ながらも存在した。地球人類にとって幸運であったのは、その一人が地球防衛軍司令長官――藤堂平九郎――であったことだ。
 後方での指揮が大半とはいえ、三度に渡る星間戦争をしぶとく戦い抜いた藤堂の経験はサイモン教授の警告に強く反応しており、半ば独断で地球人類が移民可能な惑星の探査を決断するに至る。後に“第二の地球探し”と呼ばれる地球人類初の大規模外宇宙探索である。
 しかし、議会制民主政体を敷く地球連邦において、連邦大統領と議会の意向を無視して正式命令を下すことは防衛軍長官といえども不可能であった為、当初はあくまで練習航海の名目で探査艦を送り出すしかなかった。また、送り出せる艦も、子飼いとも言うべき防衛艦隊司令部直轄艦のみであり(勿論、山南修防衛艦隊司令長官との間で非公式の合意はできていた)、結果的に長距離・長期航宙能力を有するヤマトとグローリアスの二隻に探査特務艦として白羽の矢が立てられた。
 本任務に合せ、二隻には惑星探査任務を円滑に運ぶべく試製四式空間輸送機『コスモ・ハウンド』が新たに配備され、航空団編成にも変更が加えられている。これは、カテゴリー的には中型機となるコスモ・ハウンドの格納容積を確保する為で、グローリアスの場合は以下の編成に航空団が改編された。

 ○第六空母航空団編成(2205年2月時点)
  ・第二〇一戦闘攻撃飛行隊:F/A-1D『コスモ・タイガーII』:12機
  ・第二〇二戦闘攻撃飛行隊:F/A-1D『コスモ・タイガーII』:12機
  ・第八電子偵察飛行隊:R/E-2B『タイガー・アイ』:2機
  ・第八七輸送飛行隊/第二分遣隊:XC-4『コスモ・ハウンド』:4機
 
 惑星探査用の多目的輸送機として急遽配備が決定したコスモ・ハウンドは、元々はガトランティス戦役後の2202年に次世代多目的機として開発された機体であった。その開発コンセプトは極めて野心的なもので、ワープ機構を有する最小サイズの波動エンジンを装備した万能機として計画されていたのである。
 その開発背景に、フェーベやカッシーニで基地航空隊の過半が遊兵化された苦い戦訓があったのは言うまでもなく、基地から戦場が遠過ぎて到達困難なのであれば、ワープで一気に肉薄すれば良いという極めて直截的な解決手段として本機の開発が決定された。開発は、ウェポンベイに大量の対艦ミサイルを詰め込んだ攻撃機型に加えて、護衛機の役割を果たすガンシップ型、戦術輸送機型が平行して開発されていたという。
 実用化に成功すれば、エポックメイキングな機体となるのは確実であったが、本機最大のポイントである波動エンジンの小型化は困難極まりなく、結果的に2204年を待たずして開発中断が決定されている。
 だがそれも無理はなかった。2230年代においてですらフルスペックの波動エンジンの搭載には最低でも50メートル級の機体(もしくは艇)が必要というのが常識であり、それを30メートル級の機体で実現しようとした当時の目標が高すぎたのだ。
 尚、既知の存在として最小の波動エンジン搭載機はガトランティス帝国軍が運用した戦略偵察型デスバテーターであるが、“戦略偵察機”というカテゴリーが示すとおり、その配備機数は極めて少なく、逆に言えば、ガトランティスのような大帝国であっても、こうした高価すぎる機体を損耗率の高い攻撃機任務には適用できないことが見て取れる。



 波動エンジンの搭載はあえなく頓挫したもの、ワープデバイスを除いた機体は既に完成しており、皮肉にもその完成度は航空本部内でも高く評価されていた。結果、太陽危機勃発時に多目的運用が可能な艦載輸送機の必要が叫ばれた際、既存では条件に見合う機体が無かったこともあって、開発が中断していた本機に急遽白羽の矢が立てられたのである。
 ワープドライブ可能なフルスペックの波動エンジンを小型化する上で最大のネックとなるのは、空間から捕集したタキオン粒子を濃縮する濃縮機構であった。特に、ガミラシウム等の波動触媒を介しない地球製波動機関は所謂『高濃縮型』であり、その濃縮機構は特に堅牢且つ大掛かりな装置が必要で、2202年に開始されたコスモ・ハウンドの開発においても、本機構が機体内に収まり切らず、開発が頓挫したという経緯があった。
 しかし、濃縮機構を完全にオミットする代わりに、予め高濃縮されたタキオン粒子を充填したタキオン・タンクを機体に搭載すれば、過剰な程のタキオン粒子を一時に消費するワープドライブこそ不可能であるものの、通常飛行(航宙)には全く支障のない簡易波動エンジンが一先ず完成する。
 本エンジン最大の特徴は、コスモ・タイガーIIをはじめとする通常の航宙機用簡易波動エンジン――『タキオン・エンジン(別称:コスモ・エンジン)』――が低濃縮状態のタキオン粒子を燃料としているのに対し、高濃縮状態のタキオン粒子を燃料としている点で、機械的デリケートさこそあったものの、その出力重量比は桁違いに高かった。
 その結果、紆余曲折の末に本エンジンを搭載することになったコスモ・ハウンドは、非常に高い搭載能力と大航続力、大型機に似合わぬ良好な機動性能を有する万能機として完成を見たのである。特にその機動性能は瞠目すべきものがあり、ヤマト搭載機がガルマン・ガミラス帝国軍の主力戦闘機『ゼー・アドラーIII』の編隊に襲撃された際、無事に逃げおおせるどころか、数機のゼー・アドラーを返り討ちにしている。
 また、運用当初は不安のあった、取り回しの難しいピーキーな機関の信頼性についても、航空機関士を常に搭乗させる等の運用上の努力で解消が図られた。

 ワープ能力と無限の航続力の獲得こそ断念せざるを得なかったものの、艦載可能な中型輸送機としてコスモ・ハウンドは一六機が増加試作され、第二の地球探しに従事する大型艦に順次配備された(エンジン部前方の多数のスリットはオリジナル設計にあったタキオン粒子捕集口の名残で、将来的な機関換装も考慮してそのまま残されたという経緯がある)。
 ヤマトと共に増加試作機四機が配備されたグローリアスでは、重防御・大航続力・高機動性・大ペイロードと三拍子ならぬ四拍子揃ったコスモ・ハウンドの特性を最大限活かすべく、惑星探査航海中に積極的な試行錯誤が独自に行われた。
 グローリアスにとって本任務は初の単独・遠距離・長期航宙任務であり、幹部はもちろん末端の乗員に至るまで、自らの自衛戦闘能力に拭い切れない不安を抱えていたとされる。その不安の主たる原因は“ヤマトに比べれば――”という極めて漠然としたものであったが、グローリアス乗員はその不安を危機感に変え、新機材であるコスモ・ハウンドの積極的活用に取り組んでいったのである。
 その甲斐もあって、短期間のうちに四機のコスモ・ハウンドには様々な独自改造が施され、惑星探査の傍ら改造機の能力テストも休むことなく行われた。そして探査航海の中盤以降は、以下のヴァリエーションタイプでほぼ固定運用されることになる。

 一号機:早期警戒管制型(通称:ハウンド・リーダー)
 二号機及び三号機:爆撃機型(通称:ストライク・ハウンド)
 四号機:通常型(多目的/輸送型)

 早期警戒管制型とは、レドーム式の大出力コスモレーダーを機体上部に追加設置すると共に、戦闘管制官及び多数のオペレータの搭乗により航空隊管制機能を組み込んだ機体である。高濃縮タキオンを用いる簡易波動エンジンから生み出された大電力で稼動するコスモレーダーは艦艇顔負けの大出力を誇り、広域走査は勿論、早期警戒、航空管制に威力を発揮し、コスモ・タイガー隊を中心とする艦載機隊の戦力倍増要素としての活躍が期待された。
 これに対し、爆撃機型は本機のオリジナルプランに先祖返りした印象もあるが、その実態はより凶悪且つ凶暴化していた。本機の搭載する対艦攻撃兵装は既存の空対艦誘導弾ではなく、波動カートリッジ弾を改造した極めて特殊な航空爆弾――波動爆弾――だったからだ。
 当時は波動カートリッジ弾が実用化されて間もない時期であったが、その大威力には航空隊関係者も早くから注目しており、特に対艦攻撃力不足が深刻だった艦載機隊(コスモ・タイガーII隊)向けに波動カートリッジ弾頭搭載対艦誘導弾の開発が試みられていた。しかし、その実現には弾頭に最小臨界量を超える波動エネルギーの充填が必須であり、それをコスモ・タイガーIIで懸吊可能な誘導弾のサイズ・質量で実現するのは物理的に不可能であった。
 結果、コスモ・タイガーII用の弾頭開発は長期の停滞を余儀なくされていたが、グローリアス技術班ではそれを、コスモ・ハウンドの機体サイズと大ペイロードを活かして解決を図った。既存のグローリアス主砲用一六インチ波動カートリッジ弾に簡易な誘導・推進システムを組み合わせることで、“爆弾化”してしまったのである。
 あまりに巨大なサイズと質量故に、コスモ・タイガーIIには搭載できないこの特殊爆弾を、本機は最大四発搭載可能であり、二機分八発ともなれば、戦艦の波動カートリッジ弾一斉発分にも相当する。その威力は圧倒的で、ボラー連邦のいかなる大型戦艦をも単独で撃沈可能であるばかりか、密集した戦隊規模の艦隊でも丸ごと撃破可能と判断されていた。
 使用可能な機材が中型機以上に限られていたこと、これを継ぐ次世代弾頭が比較的早期に実用化されたことから、この“波動爆弾”は極めて短命な存在となった。しかし、波動エネルギーと暗黒銀河由来の物質(D物質)を融合反応させ、大威力を得ることに成功した次世代弾頭――波動融合弾頭――の配備まで、期間は短いながら波動爆弾が地球防衛軍艦載航空隊が使用可能な最強の対艦攻撃兵装であったことは間違いない。

 結果的に仕様として固定されることはなかったものの、グローリアスでは早期警戒型や攻撃機型以外にも、空中給油型(格納庫に増加燃料タンクを設置し、主翼の左右後端から伸ばしたブームで二機同時に空中給油が可能)やガンシップ型(機首及び機体側面に多数のパルスレーザー砲を設置)等も改造試作されており、それぞれ貴重な運用データを残している。
 こうした保有機材の独自改造が特例として認められていたのは、補給や補充に絶対的な制約のある外宇宙任務担当艦のみであり、真田技師長以下“地球防衛軍最凶”の名を欲しいままにしたヤマト技術班程ではないにせよ、グローリアス技術班も多数の装備改造実績を残した。



――後編2へ続く



二次創作でも殆ど顧みられることはなく、メカコレが再販されても大抵最後まで残るコスモ・ハウンドを大々的に取り上げたいと思った時点で、文字数オーバーが確定した感じですね(^_^;)
後編2もコスモ・ハウンドを活躍させる為だけに戦闘シーンを入れたような有様ですしw
相変わらず、燃える会話もなければ擬音もない(笑)無味乾燥な戦闘シーンしか書けませんが、一応は書き上がっていますので、年内に公開できるでしょう。
それと細かいところですが、前編の記事も少し手直ししています。
この宇宙空母の記事を書き始めた頃は、コスモ・タイガー等の艦載機のエンジンの原理をどうするかはっきり決めていなかったのですが、『地球防衛軍の航空機と空母機動部隊』を書いた時に一応取り決めましたので、それを反映させました。
前編の最初の方ですので、お時間のある方は再読いただけましたら幸いです。

はてさて、『宇宙戦艦ヤマト2202 愛の戦士たち』にはアンドロメダのバリエーションとして空母タイプが登場するみたいですが、主力戦艦ベースの空母はどうなりますかね?
『2』版の宇宙空母も『PS版』の戦闘空母もどちらも大好物なので、是非登場してほしいですねぇ~♪

『宇宙戦艦ヤマト2202 愛の戦士たち』第一章本予告が公開!!

$
0
0


そろそろかと思っていましたが、2202第一章本予告が本日公開されました(^o^)
2199と同じパターンなら、来年2月初旬くらいに冒頭〇分とかが公開されるのかもしれませんね。
では早速、15秒間の感想をツラツラ書いてみましょう。

・『だから、愛が必要だ』これって大帝の声?
・ゴーランド(ミサイル艦)、艦橋頂部にブリッジが一段積み増しされた感じですね。
 超大型ミサイルの真ん中あたりで上下を接続していた支柱(?)がなくなってます。
・デスバテーターの翼下から発射されたミサイルは『方舟』の時よりもかなり大型で形状も特徴的ですね。
 対地用のクラスター爆弾とかかな?(根拠はありません)
・金髪君・・・・・・クラウス・キーマンさんと仰いましたか・・・・・・。
・ガミラス大使館が地球じゃなく月面にあるのは安全確保の為とかかな?
・ゼルグート級が三隻とは豪勢ですな。しかしこのカラーリングというか模様というか、ガラというか・・・・・・。
 “方舟”の遺跡に描かれていた模様もこんなだったような・・・・・・魔除けか?w
 何にしても、プラモ作る人は大変だ(^▽^;)
 このゼルグート級、お名前は『オルトロス』じゃないでしょうか?w
・地球艦の方は、金剛改型はタイコンデロガ(TICONDEROGA)という艦名が読み取れますね。
 最も手前の艦も金剛改型かな?
 右側の村雨改型の艦名は『IROQU・・・』何だろ?『IROQUOIS(イロコイ)』?
・真田さんが叫ぶってよほどのことがあるんですね。
・7秒くらいの並進してくる二本のビームは、アンドロメダの連装波動砲?もしそうなら、この後『拡散』するのかな?
・雪が呆然と眺めているモニターに表示されているのは・・・・・・星に何かが伸びて・・・・・・白色彗星?
 確かに雪の左手の薬指には指輪が見えますね。
・波動砲口の上の幅が広くなったので、だいぶヤマトの『顔つき』が変わりましたw
 先日HPに公開された画像の通り、やっぱり艦橋のガラスは青いです。

公式HPの『CHARACTER』にガミラスの地球駐在武官たるクラウス・キーマンさんとガミラス地球大使のローレン・バレルさんの紹介が乗っていますね。
二人の特徴を見る限り、前回の30秒特報で芹沢さんと映っていたガミラス人はまた別の人のようです。
それにしても『キーマン』とはまぁ、随分とストレートなところから持ってこられましたね(苦笑)
私ら世代で『キーマン』といえば、首から下がサイボーグの人しか思い出せませんw
まさか地球とガミラスみたく、“白い帝国”と“黒い帝国”が同盟していて、キーマンさんは黒い帝国から送り込まれたスパイなんじゃないか?とか、次作で“黒い帝国”が登場するための布石なんじゃないか?とか、妄想が止まりませんwwwwwww
まぁ、さすがにそれはミスリードだと思いますけど、雪と××するシーンくらいは用意されているような(^_^;)

それと、何気に公式HPの『STORY』が更新されていますね。

▶第一話「西暦2202年・甦れ宇宙戦艦ヤマト」
あのイスカンダルへの大航海から3年。コスモリバースシステムによって蘇った地球は、急速に復興を遂げようとしていた。
一方、人類とガミラスの混成艦隊が、謎多きガトランティスの前衛部隊と武力衝突を繰り広げる。
その渦中に、元宇宙戦艦ヤマト乗組員・古代進の姿があった──

▶第二話「緊迫・月面大使館に潜行せよ」
最新鋭戦艦アンドロメダの観艦式が盛大に執り行われる。
新しく樹立された地球連邦政府は、軍備拡大路線を突き進んでいるのだった。
沖田艦長の命日に英雄の丘へと集う元ヤマト乗組員は、イスカンダルとの条約を反故にしてまで再軍備を進める地球の現状に、激しい違和感を覚えていた。

英雄の丘があるんだ!!(やった!!)
それと、観艦式が行われるという2202版アンドロメダですが、昨今は全長440メートルなんじゃないかと思っとりますw

ホビージャパン最新号に1/1000アンドロメダ2202の画像が掲載されています。

$
0
0


皆さま、メリークリスマス♪でございますw
発売されたばかりのホビージャパン(HOBBY JAPAN)2017年2月号に開発中の1/1000アンドロメダ2202のCGモデルが公開されました!!ヽ(*⌒∇^)ノヤッホーイ♪
さすがにその記事をそのまま載せる訳にはいかないので(※12月25日追記:電撃ホビーウェブさんでも記事が掲載されました。こちらでは画像も確認できます)言葉と感覚だけでお伝えしますと、全体の印象としては、旧バンダイキットに比べて艦首の前甲板(第一砲塔より前)がかなり長くなっている印象です。
対照的に艦尾部の長さは短め、ギッチリ主砲塔が詰め込まれている印象です。
ただ、実際の寸法は、艦首の第一砲塔と第二砲塔、艦尾の第三砲塔と第四砲塔のクリアランスは同じかもしれません。
主砲砲身はかなり長いです。
特に第四砲塔は左右旋回するとウィングと接触するのは確実に思えます。
プラモで再現されるかは分りませんが、作劇的にはウィングが可動するのかもしれませんね。
カラーリングは、波動砲後方のダクトの前縁(上下左右の計四ヶ所)がアイボリーで塗り分けられているので、準備稿のようです。
多分、そこも発売時には船体色(グレー)の決定稿なっていると思います。

あと、キットを保持する台座も非常に気になりました。
台座の左右に各二機(計四機)見えるのはシルエットとカラーリングからして確実にコスモタイガーⅡですね。
小さいので詳細までは読み取れませんが、デザインはオリジナル版と全く同じに見えます(PS版のようなステルスデザインも感じられません)。
ただ、あくまで開発中のものですから、過去の1/500ヤマトのCTⅡ等を流用したりしている可能性もありますが。
あと、台座にはブッシュボタンが三つと切り替えスイッチ一つがありまして、何らかのギミックが織り込まれるようです。
ちょうど、小林誠さんのツイートに該当コメントがありまして、エンジン始動と“拡散”波動砲の2ウェイで音と光のギミックがあるとのことでした。
そうすると、切り替えスイッチはの方はON/OFFでしょうね。

あと・・・・・・やはり気になるのは“拡散”波動砲とはっきり明言されている点で、やっぱり単なる波動砲ではなく拡散波動砲搭載艦として登場するのかもしれません。

ちなみに記事には全長や発売時期についての詳細記載はありませんでした。
ただ、CTⅡのサイズからするとかなり大柄で、やはり440メートルが正しいのかもしれませんね。

さてさて、そろそろサンタさんを御迎えする準備をしましょうか・・・・・・。

すみません、間に合いませんでしたm(__)m

$
0
0


すみません、御約束していたグローリアス後編の続き、間に合いませんでしたm(__)m
良いわけですが、12月20日に一度は完成したんですよ、でも一昨日になって急に内容を修正したくなって。。。。。。[岩蔭|]_・)ソォーッ
それでも、何とか明日中に仕上げようと昨日今日と頑張ったのですが、推敲も十分でないものを公開するのも抵抗がありまして、結論として年内の公開を見合わせることにしました。
もし楽しみにしていただいている方がいらっしゃいましたら、本当に申し訳ありませんm(__)m
来年1月、納得できる仕上がりになりましたら満を持して公開致しますので、どうか御容赦下さいm(__)m
年の最後に御約束を守ることができず、心苦しいことこの上ありませんが、どうか来年も宜しくお願い申し上げますm(__)m

来年はいよいよ『宇宙戦艦ヤマト2202 愛の戦士たち』の公開も始まりますね。
主力戦艦が登場するのは第二章だとか、パトロール艦が登場するのは全体を通じての中盤だとか、ムサシは途中で名前が変わるとか、アンドロメダの艦橋内のビジュアルとか、色々と噂も聞こえておりますが、2月の公開を楽しみに待ちたいと思います(^o^)
ちなみに、トップの画像のしゅんらんの全長は46センチでして、2202アンドロメダの全長が噂通り440メートルなら、こんなサイズ感になるのかもしれませんね。

ではでは、皆さま良い御年を御迎え下さい♪ヽ( ´ ▽ ` )ノ

コスモタイガーⅠの印象

$
0
0
新年あけましておめでとうございます。
本ブログも早いもので開設から6年目を迎えました。
その間には公私共に様々な変化があり、更新ペースは年々確実に低下してはおりますが、それでも何とか細く長く続けていく所存ですので、引き続き宜しく御願い申し上げますm(__)m

さて、『宇宙戦艦ヤマト2202 愛の戦士たち』も公開まで遂に2ヶ月を切りましたね。
私も昨年末に、なんばパークスシネマで前売り券を購入してきました。
ええ、もちろんいただきましたとも、オリジナル版『さらば宇宙戦艦ヤマト』をモチーフにした特典ポスター♪

当初は昨年末に配布される予定だったヤマトクルー会報誌は予定が多少遅延しているようです。
1月4日くらいからの発送ということなので、首都圏の早い方はもう受け取ってらっしゃるかもしれませんね。
私はまだですが、できればこの三連休中に届いて欲しいなぁ。

あと、既に2202公開予定の劇場では、2202第一章の30秒版PVが公開されていまして、ネットでも近日中・・・・・・と思っていたら、明日(1月6日)日テレ系テレビ番組でヤマトの最新情報が放映されるようです。
たぶん、ここでその30秒版PVも流れるでしょうし、新たなキャストの発表もあるようですよ。
最新情報の放映が予告されているのは、朝番組の『Oha!4 NEWS LIVE』と『ZIP!』とのことです。
う~~~ん、私の住んでる関西はちゃんと放送してくれるだろうか?(^_^;)


注)画像はコスモタイガーⅡのEXモデルです

さて、年明け早々、ネット上でコスモタイガーⅠの設定画を目にしました。
勝手にその画像を転載することもできないので、私が目にした上での印象を以下にまとめてみました。
あくまで『印象』ですから、全然間違ったことを書いている可能性もありますので、予め御了承下さい。

まずはカナードと前進翼、伝説の金田パースを彷彿とさせるちょっとお辞儀した機首、そしてガンダム世界のビームスマートガンみたいな長大で野太い二本のビームカノンが目を惹きますね。
そしてコスモゼロも裸足で逃げ出すくらいに巨大な下向き垂直尾翼。
対照的に上向きの二枚の尾翼は可愛らしいサイズ・・・・・・って、これを水平尾翼と見るか垂直尾翼と見るか悩ましい角度ですが・・・・・・うーん、機首にカナードがあるから、やっぱり垂直尾翼と考える方が妥当でしょうか。
あと、左右斜め下方を向く形で2枚の補助翼(?)を束ねたユニットが機体下部から生えてます(言葉で説明するのが難しいです^^;)。
これは・・・・・ウェポンラック兼用の補助翼ユニットとかかなぁ???

とにかく全部で何枚あるのか分らないくらい(笑)あっちこっちに大小の翼が突き出ていて、それらの上下に所狭しと並べられた多数の箱型ミサイルランチャーと長大なビームカノンからすると、この設定画は対艦攻撃兵装時のもので、プレーンでシンプルな空対空兵装のヴァリエーションも存在するんじゃないかと思ったり。
ただ、カナード以外の翼端には機動用と思しきノズルがそれぞれ設置されているので、こう見えても機動性は意外に高い・・・・・・という設定なのかもしれません。
てか、ノズル噴射に加えて翼そのものが可動することで(AMBACで)機体がクルクル回ったりしても面白いですね。

機動性といえば、双発のメインノズルは流行のベクタードノズルには見えない感じです。
あぁ・・・・・・でもロシア機みたいな感じでノズルが可動するという可能性もありますね。
ロシア機で思い出しましたが、機首からエンジンノズルにかけての機体背面のラインは、これ絶対ロシア人が設計したろ!?と訊ねたくなるくらい曲面が艶めかしいさですw
まさかこのエンジン、コスモゼロ用の主機(彗星五型二号)を双発で搭載していたりして。
その出力余裕を用いて巨大なビームカノンが運用可能になった――とか?(思いつき)
その場合、この機体はかなりの大型機ってことになりますがw

総じての印象は、機首形状と下向きの大型垂直尾翼、翼の上下にずらりと並べられた箱型のランチャー、これらは復活篇のコスモパルサーに繋がるデザインって感じです。

それにしても・・・・・・2199から2202に繋がるこの世界には、既にコスモファルコンとコスモゼロいう戦闘機が存在する訳ですが、コスモタイガーⅠのデザインを見る限り、それらからの派生的な繋がりみたいなものは、正直あまり感じ取れませんでした。
ここに新たにコスモタイガーⅡが加わる訳ですが、そのデザインがオリジナル版とそう違わない場合(Ⅰとは大きく異なる場合)、今度はⅠとⅡの関係性が気になってきますね。

相変わらず全く当たらない予想と取り留めのない印象や妄想ばかりのブログですが、今年もどうぞ宜しく御願い致しますm(__)m
遅れていますグローリアス後編の最終部分については今月中にはなんとか・・・・・・と思ってますので、もう暫く御猶予願いますm(__)m

『宇宙戦艦ヤマト2202 愛の戦士たち』30秒版本予告が公開!!

$
0
0
さて、本日(あ、もう昨日か)は朝から日テレ系の情報番組『ZIP!』で2202の情報発信があり、更に夜には30秒版PVの公開がありました♪
テレビの方はテレサ役に決定された神田沙也加さんが主のニュースでしたので、そちらは詳しい方に御説明をお願いするとして(笑)、ウチはいつも通りメカネタを中心に30秒版PVの雑感をダラダラと書いていきたいと思いますw



・メダルーサ級もばっちり登場するんですね。
 背景には細長い岩塊みたいなのが沢山見えます。
 ここが『第8ガミラシア』と呼ばれる宙域なのでしょうか。
・ゼルグート級の前の“盾”ですが、三枚で構成されてますね。
 この盾は、重力アンカーか何かで固定されているのかな?
・火焔直撃砲の威力は、盾がぶち抜かれた後のゼルグート級の吹き飛ばされ方からすると
 『方舟』の時よりも大幅にアップしているように思えます。
 既にガミラスは『方舟』の時に遭遇した火焔直撃砲のデータを持っているでしょうから
 それに対抗して持ち込んだ盾とゼルグート級の防御力は、データ上は十分抗堪し得るもの
 だったと思うんです。
 それが容易に“抜かれた”となると、火焔直撃砲の威力そのものが大幅にアップ
 しているんじゃないかと想像しました。
・撃沈されるキリシマ改型ですが艦名は『SUGARLOAF』。
 沖縄戦での『シュガーローフの戦い』からの命名かな?
・15秒PVにもあった蒼い二本のビーム光は、やっぱりアンドロメダの連装“拡散”波動砲
 だったみたいですね。
 以前、小林さんのツイートにも“拡散波動砲”とありましたし、本日届いたヤマトクルー会報誌
 にもそうあったのでほぼ間違いないと思います。
・佐渡先生のはんてん、良いですねぇ~♪
・島君、やっと生存を確認w
・月をバックに突っ込んでくるコスモタイガーⅡは合計6機。
 伝説の金田パースが復活ですねw
 デザインは殆ど全くオリジナル版コスモタイガーⅡのまま。
 機首(8門)はもちろん、主翼上(10門)の機銃数までそのまんまw
 分厚い胴体もステルス性の欠片もない円断面の機首もそのまんまww
 このデザインは・・・・・・技術的にはコスモファルコンより退化しているような?
 いやまぁ、菱形断面の形状ステルスなんて、23世紀には製造工程を複雑化させるだけで、
 性能上のメリットは無いと言われてしまえばそれまでだけど。
 せっかくPS版っていう良いお手本があるのになぁ・・・・・・。
・島と真田さんと古代が視ているのは、白色彗星のデータとかでしょうか。
・古代とキーマンが会話している場所はどこだろう?
 月に招待するって言うんだから、まだ月じゃないよね?
・『安全第一』と書かれた一〇〇式空偵と並航するコスモタイガーⅠ。
 多分この空偵が以前小林さんのツイートで見た『民間偽装機』なんだろうな。
 一方のコスモタイガーⅠですが、この重武装(大質量)でロールを打ったら、重力の小さい
 月面でも主翼や胴体が折れそうな気が(もちろん冗談ですw)
 よく見ると、ビームカノンの砲身には復活篇のコスモパルサー風の四文字の漢字が
 書かれてますね(何て書かれてるかはギリギリ読み取れませんでしたが)。
 また、画面が切り替わる直前、主翼上部の箱型ランチャーがパージされています。
 正面からに画面が切り替わった時には、コスモタイガーⅠはロール後だからか、背面飛行に
 なってますね。
 それなのに、コクピットだけは回転してないんだよなぁ。
 どうやら、コクピット部分だけ独立してグルグル回転できるみたいです。
 その後、二機の後方で次々に弾ける光球は、コスモタイガーⅠがパージしたランチャーから
 フレアか何かが放出されたのかも。
 となると、コスモタイガーⅠは空偵の離脱を援護しているのか?
 タイガーⅠに乗っているのは、月に単身赴任中の加藤だったりしてw
・サーベラーさんもお元気そうですね。
・凶悪そうなアンドロメダがラストカット。
 オリジナル版では艦橋砲だった部分の下側が仄かに光ってるんですけど、ここは第二艦橋に
 なったのかな。
 個人的には寧ろその方が好みなんですがw

僅か三十秒でも色々と見どころ満載のPVでした。
一昨日も記事にした新メカのコスモタイガーⅠですが、その後、より鮮明な画像を入手しました。
グラスカプセル状のキャノピーで、それが独立して回転するとは斬新ですね。
機体背面に前脚や主脚の扉があるので、着陸や駐機時には上下逆さまになるようです。
なるほど、それなら下向きの巨大な垂直尾翼も邪魔にならない。
なんでもこのコスモタイガーⅠは、武装・機体共に大きすぎて艦載機コンペでコスモタイガーⅡに敗れた機体という設定があるそうです。

あと、小林誠さん曰く、古代君が乗艦している『ゆうなぎ』ですが、公式HPの『駆逐艦』というのは間違いで、正しくは『金剛改型宇宙戦艦』なんだとか。
近々、公式HPに修正が入るのかもしれませんね。

まだ今日届いた会報誌のこととかも書きたいのですが、もう書き疲れてしまったので、今日はここまでにしたいと思いますm(__)m

あーーー、結局今日も皆さんからいただいたコメントへのレスも、ぐらっとさんへのメールの返事も書けなかった・・・・・・☆ヽ(o_ _)oポテッ

アンドロメダの波動砲(宇宙戦艦ヤマト2202)

$
0
0


さてさて、第一章の公開までいよいよ一ヶ月余りとなり、30秒版PVの公開や会報誌がワクワク感をいい感じで高めてくれていますね(^o^)
そんな週末の夜、外はこの冬最強の寒波だそうなのでコタツに入ってヌクヌクとしながら、あれこれ想像してみたいと思いますw

今日のお代は、PVでも豪快にぶっ放されているアンドロメダの波動砲についてです。
ラストカットの凶悪そうな姿に痺れるような思いをした方も多いと思います(^_^)

この波動砲、オリジナル版(旧作)と同じく“拡散”波動砲なのでしょうか?
アンドロメダの登場が予告されて以来、実はその点が最も気になっていました。
初めてアンドロメダのビジュアルが発表された際のキャプションには『波動砲』とありましたが、『拡散』という文字がどこにもなかったものですから。
ただ、昨今の小林誠さんのツイートや、最新の会報誌にははっきりと『拡散波動砲』という記述がありましたので、最早間違いないでしょう。

ここで気になる点は二つ。
一つは地球・イスカンダル和親条約の存在、そしてもう一つは『波動砲が宇宙を引き裂く(危険性がある)』点です。
条約については過去にも記事にしたことがあるので(三年以上前の記事の為、今読み返すと色々と“痛い”ですがw)、今回は二つ目の『宇宙を引き裂く』点に注目してみたいと思います。

2199世界の波動砲は、カラビ-ヤウ空間に折り畳まれている余剰次元を展開することでマイクロブラックホールを形成し、そのホーキング輻射が――と説明されている訳ですが、その使用には『宇宙が引き裂かれる』危険性があるとユリーシャ・イスカンダルが指摘しています。
その指摘に対して、真田さんも『気づかなかった』と吐露していますので、その指摘は的を射ており、何より重要なのは『真田が波動砲の使用は危険性をはらんでいる』と理解したことでしょう。

では、『宇宙が引き裂かれる』とはどんな状態なのでしょうか?
折り畳まれていた次元の展開がバランスを失って、膨大なエネルギーが発散されたりするのかな?と思ってみたり(多分間違ってるw)。
まぁ、居直ってしまいますが、私の物理や科学の知識では『宇宙が引き裂かれた』状態がどのようなものかははっきりとは分りませんが、とにかく空間環境に劇的な(致命的と言っても良いのかもしれません)影響を及ぼすのでしょう。

考え過ぎかもしれませんが、この波動砲の理論も当初は波動コアと同じく続編製作に対する歯止めとして決定されたんじゃないかなぁと思ったりもします。
ヤマト単独の発射でも宇宙を引き裂く危険性のある超兵器を、白色彗星相手に艦隊単位で一斉発射なんかした日には、太陽系そのものが吹き飛んでしまいそうですものね(^_^;)

さて、2202公式サイトのキャラ紹介によると、真田さんは『波動砲艦隊構想』を巡って古代と対立していたようです。
あくまで私の感覚ですが、古代が波動砲の使用に積極的になるとは思えないので、『波動砲艦隊』に対して反対の立場に立っていると思います。
それと対立した訳ですから、真田さんは『波動砲艦隊』を推進する立場に立っていると考えるのはそれほど飛躍した想像ではないでしょう。
でも、真田さんは2199年当時のヤマトの波動砲が『宇宙が引き裂いてしまう危険性がある』というユリーシャの指摘が正であると認めています。
そんな彼が『波動砲艦隊』を是とし、封印されたヤマトの波動砲からも砲栓を取り去って再就役させるのであれば、ユリーシャの指摘を解消する方策をちゃんと用意していると思うんです。
『拡散波動砲』もその一つ――宇宙を引き裂かない波動砲――なんじゃないかと。
いやー、原理とかは全く想像もつかいですけどねw
また、ヤマトの波動砲も『宇宙を引き裂かない』2199とは異なる波動砲(まさかの『新波動砲』か?w)になっていると思います。
考えようによっては、そうした新型波動砲が開発されたとすれば、地・イ和親条約には抵触しない『別の波動砲』として条約の抜け道としても利用できるかもしれませんね。

で・・・・・・最初はそこまで想像して納得したのですが、もう一個捻くれた想像が頭に浮かびました。

『俺たちは宇宙を引き裂いちゃうかもしれない超兵器をしこたま持ってるよ~♪』
『もし攻め込んできたら、これで太陽系ごと死なば諸共しちゃうからね~♪』
『そんなことされたら、侵略のコスパ的に合わないでしょ?だからウチは諦めて他に行っちゃいなよ』

――てな、完全抑止力艦隊ってのもアリかな?と。
もちろんこの場合の波動砲は『宇宙を引き裂く』可能性を有したままですし、地球市民はもちろん殆どの軍人に対しても満を持して建設された新艦隊が“ダイナミック自爆”艦隊である事は厳重に伏せる必要があるでしょう。
とはいえ、実際に全てを消し飛ばしてしまうような一斉射撃は最後の切り札で、数発程度はブラフを兼ねて普通に発射するでしょうけどね。
まぁ本当に思いつきのバカげた想像ですが、ガミラスやガトランティスに比べれば地球の国力なんて微々たるものでしょうから、そんな極論もあながち非現実的じゃないかもなぁ~と思ったりもしています。

何らオチのないダラダラグダグダな記事になってしまいましたが、そうした設定面をどのように構築されているのかも含めて、第一章の公開が今から待ち遠しいですね(^o^)

関係者試写会とか1/1000アンドロメダ2202とか

$
0
0


1月16日に、2月25日から公開予定の宇宙戦艦ヤマト2202第一章『嚆矢編』の関係者試写会が開催されたそうです。
その日の夜から翌日にかけて、ツイッターのTLがかなり賑っていましたが、参加された方々からの評価は上々のようですね。
皆さん、ネタバレは慎重に避けておられましたが、2月6日の一般試写会以降はネタバレの情報も漏れてくると思いますので、新鮮な気持ちで新作を楽しみたいという方は御注意いただいた方が良いと思います。
私自身、あれこれ事前に想像はしていても実際の物語は自分の目で確かめたいので、本ブログでの本編を視聴した上でのネタバレ感想は、コメント欄を含め3月4日(2月25日の公開一週間後)からとします。

ネタバレ開始は公開一週間後からというのは2199の時からのウチのパターンなので、古株のお客さんはよく御存知とは思いますが、最近では新しいお客さんも増えておられますので、念のため書きました。
どうか皆さま、ご協力をお願いしますm(__)m

さてさて、1/1000アンドロメダ2199(仮)も追加情報が出てきましたね。
未だ(仮)ながら、商品名は『AAA-1 アンドロメダ ムービーエフェクトVer.(仮)』、お値段は税込で\12.960.-。
発売予定は本年3月とのことで、思ったより早いっ!!

お値段的には大台越えとなりましたが、それでも1/1000ドメラーズⅢ世と同価格ですし、ドメラーズに比べれば少し小ぶり(444mm)とはいえ、電飾(LED)と効果音(SE)のギミック搭載であれば、許容範囲かと。
また、本キットは『ムービーエフェクトVer.』と名付けられていますので、場合によってはLEDとSEユニットをオミットした別バージョンが将来発売される可能性もあるかな、という気もします。
特に2202本編に登場するアンドロメダ型には別カラーリングの同型艦も存在するようですので、カラバリの通常版が発売される可能性もある・・・・・・かも(願望)
ま、その為にはまずこのバージョンのアンドロメダがポンポンと飛ぶように売れなければならないと思いますので、皆さん一家に一個の精神で買っちゃいましょうw
発売が三月からであれば、まもなく予約も開始されるんじゃないでしょうか。

あと、資料を見ると『リトラクタブル兵装は開閉選択式で再現』とあります。
万が一、ストーリーに係るネタバレだと困るので、念のため伏字にしますが――波動砲後方のダクト部(準備稿ではアイボリーに塗られていた箇所)が開閉するか、スライドするかして、何らかの武器が出てくるようです。
これは何だろう?画像を見てもはっきり分かりません。副砲?まさか・・・・・・物質転送機じゃないだろうな・・・・・・?
でもガミラスとは同盟を結んでいるし、この技術は既にガトランティスにも漏れた後(火焔直撃砲)なので、それも有りか?
――以上、伏字でお送りしましたw

ディスプレイ用の艦載機としては、これまでの予告通りコスモタイガーⅡが付属するようですね(写真では四機が確認できます)。
30秒PVでも往年と変わらない姿を(しかも金田パースで!)披露してくれたコスモタイガーⅡですが、ファルコンのような菱形断面ではなく通常の丸断面となっているのは、ファルコンが形状ステルスなのに対して、CTⅡはアクティブステルス故とのことです。
完全に想像ですけど、あの主翼付け根の黒い部分にアクティブステルスの秘密があったりするのかなぁ・・・・・・。
そういえば、2199のコスモゼロの設定にも当初、コスモファルコン編隊のステルス制御用アンテナを翼端と機首に装備しているというものがありました。
2199劇中で本設定の使用が明示されたことはありませんが(もしかすると、メ2号作戦時に使用されていたのかもしれませんが)、あるいは同様のアンテナをコスモ・タイガーⅡも機首や翼端に装備していたりのかもしれませんね。

そして更に、2202版の地球艦隊セットも同じ3月に発売されるそうです。
2199の時に発売された1/1000国連宇宙海軍 連合宇宙艦隊セットのカラーバリエーションのようで、ゆうなぎとゆうなぎカラーに準拠した村雨型(厳密には村雨改型かもしれませんが)と磯風型の三艦構成です。
村雨型については、艦底部の連装主砲はオミットしてるのかな?
艦名には『INTREPID』とありますが・・・・・・イントレピッド、艦長はハスミ大佐だったりして?w
磯風型は艦名はなく、『Torpedo boat』という表記です。
今のところは磯風型が2202に登場するかの情報はありませんが、伏撃が十八番の近海防御用高速雷撃艇としてでも再登場して欲しいですね。
こちらのお値段は、2199の時から変わらず3,240円とのことです。
Viewing all 276 articles
Browse latest View live


<script src="https://jsc.adskeeper.com/r/s/rssing.com.1596347.js" async> </script>